大阪大学附属図書館 研修会「写真フィルムの保存について
  ~あなたの図書館のマイクロフィルムは大丈夫?~」

日時:平成21年12月22日(火) 午後2時~4時
会場:大阪大学附属図書館総合図書館 図書館ホール 
対象:近畿地区国公私立大学図書館職員及び資料保存に興味のある方
募集人数:50名(参加費無料)

内容:写真フィルムの保存/資料のデジタル保存 ほか 
申込:次の(1)(2)(3)を明記の上、電子メールにてお申し込みください。
(1)資料保存研修会申込み (2)氏名 (3)所属 
申込先:大阪大学附属図書館 図書館企画課企画係 kikaku@library.osaka-u.ac.jp

締切:平成21年12月15日(火)午後5時(参加の可否はメールで回答)
詳細は以下をご参照ください。
http://www.library.osaka-u.ac.jp/news/news2009/20091222kensyu.htm

※すでに締切を過ぎていますが、少人数ならば対応可能とのことです。

(小林)

第129回記録管理学会例会(関西開催)

内容:
1.「設立75 周年を迎えた米国国立公文書館:その展示と活動をめぐって」
   講師:古賀崇氏(京都大学付属図書館研究開発室准教授)
2.「情報資産の利活用と保護について」
   講師:北村秀雄氏(富士ゼロックス株式会社ソリューション・サービス営業本部
   コンテンツマネジメント営業部業務ソリューションチームコンサルタント
3.「地域情報化をめぐる最新技術動向~クラウド・コンピューティングの可能性~」
   講師:野村靖仁氏(NPO 法人地域情報化推進機構副理事長)

日程:2009年12月19日(土)13:30~17:00(例会終了後は有志による懇親会を予定)

会場:富士ゼロックス株式会社(住友生命本町ビル2F 大会議室)
大阪府大阪市中央区安土町3丁目5番12号
地下鉄御堂筋線本町駅下車1番出口(右方向)エレベーターでB1F→2F
*住友生命本町ビルB1Fは素材屋、1階はJTBです。

主催:記録管理学会
後援:NPO法人地域情報化推進機構、KANSAI@CAN フォーラム、HRIT マネジメント・フォーラム

会費:関連団体会員1,000円、その他2,000円

締切:2010年12月16日(水)

連絡先: 参加ご希望の方は,お名前,所属機関,ご連絡先(住所・電話・FAX・E-mail)をご記載の上
下記までお知らせ下さい
関西担当石井幸雄;E-mail y-ishii@hritmf.com FAX 06-6582-0590

(小林)

全史料協関東部会12月定例研究会(第254回)

1.期日 2009年12月12日(土) 13:00〜16:55
2.会場 戸田市郷土博物館 講座室
     〒335-0021 埼玉県戸田市大字新曽1707番地 TEL 048-443-5600
     埼京線戸田駅(西口)より徒歩7分 戸田市立図書館と同じ建物
3.主催 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
4.講演 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
5.内容 司会:担当運営委員 高野弘之・鈴木教郎
   1)開催趣旨説明 13:10〜 運営委員:高野弘之(国立ハンセン病資料館)
   2)全史料協全国大会報告と意見交換
     報告1 千葉県文書館 尾崎 晃氏 13:15〜13:35
     報告2 茨城県立歴史館 富田 任氏 13:40〜14:00
     質疑応答 14:00〜14:30
     <休憩>
   3)戸田市郷土博物館のアーカイブ機能について 12:30〜15:20
      講師:戸田市郷土博物館 佐藤勝巳館長
   4)戸田市郷土博物館 施設見学 15:30〜16:15
   5)質疑応答 16:20〜16:50
   6)解散 16:55

※申し込み締め切りは12月09日(水)です。

全史料協関東部会事務局(長野県立歴史館内)
 〒387-0007 長野県千曲市屋代清水260-6
 TEL 026-274-3993 FAX 026-274-3996
 担当 児玉卓文 下 育郎
    kodama-takufumi-y@pref.nagano.jp
    shimo-ikuo-r@pref.nagano.jp

(小林)

ARMA東京支部の第92回定例会

参加には申し込みが必要です。
詳しくは、同支部のサイトの「イベント情報」をご参照ください。
http://www.arma-tokyo.org/index.htm

日時 2009年12月15日(火) 13:30~16:00
場所 帝国データバンク史料館
〒160-0003 東京都新宿区本塩町22-8
Tel 03-5919-9600
交通 JR中央線・総武線、地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅下車(防衛省前)
MAP http://www.tdb-muse.jp/information.html
プログラム
1. 講演:「ビジネス・アーカイブズの現況と課題」
講師:大谷 明史 氏(企業史料協議会理事)
2. 講演:「企業調査報告書とアーカイブズ」
講師:高津 隆 氏
3. 帝国データバンク史料館 見学
参加費 2,000円(会員)、3,000円(非会員)

(小林)

日本アーカイブズ学会2009年度第2回研究集会

【テーマ】帝国の拡大とアーカイブズ
【共催】日本アーカイブズ学会/科学研究費補助金基盤研究(A)
「旧日本植民地・占領地関係資料ならびに原爆関係資料のアーカイブズ学的研究」

【日時】2009年12月20日(日)
午前の部 10:00~12:00
午後の部 13:15~17:00

受付開始9時半/入場無料、直接会場にお越しください。

【会場】
立教大学太刀川記念館(池袋駅下車徒歩10分)

【プログラム】
午前の部
加藤聖文(国文学研究資料館)
「問題提起:帝国の支配構造とアーカイブズ制度─連関性と補完性の視座─」

鈴江英一(元国文学研究資料館)
「辺境に蓄積するアーカイブズ─内国植民地北海道の文書における国家と地方─」

高江洲昌哉(神奈川大学)
「対馬島庁設置の史料学的接近」

午後の部
東山京子(学習院大学大学院)
「台湾総督府文書のアーカイブズ学的研究─皇太子訪台関係文書を中心に─」

チェ・ウォンギュ(崔元圭)(釜山大学校)
「朝鮮総督府が作成した土地関係帳簿の類型と性格」

キム・ギョンナム(金慶南)(学習院大学)
「旧帝国と旧植民地記録の再認識」

学会ホームページ( http://www.jsas.info/ )のニュースにチラシ等が掲載されます。

(小林)

アート・ドキュメンテーション学会創立20周年記念第4回アート・ドキュメンテーション研究フォーラム

テーマ:日本のアート・ドキュメンテーション-20年の達成
MLA連携の現状,課題,そして将来 M(useum) , L(ibrary), A(rchives)

日時:2009.12.4(金)-12.5(土)
会場:東京国立博物館平成館大・小講堂
詳細はhttp://www.jads.org/news/2009/20/20091204.htmlを御覧ください。参加申し込みもそこからとなります。

(小林)

シンポジウム「市町村公文書の保存と活用
~“村の公文書”から生まれる新しい地域像~」

期日:平成21年11月29日(日)
会場:
【第1部】 神山町郷土資料館(名西郡神山町神領)
【第2部】 徳島県立図書館3階 集会室(文化の森総合公園)

【プログラム】
第1部 
 10:45~11:30  神山町郷土資料館見学 
(その後、文化の森総合公園 徳島県立図書館へ移動)

第2部
 シンポジウム
 13:30~  開会行事
 13;40~  基調講演Ⅰ
         「草の根文書館の意義について」
          講師:安藤 正人 氏(学習院大学大学院教授)
 14:20~  基調講演Ⅱ
         「役場文書は私たちに何を語りかけるのか」
          講師:加藤 聖文 氏(国文学研究資料館助教)
 15:00~  休憩
 15:10~  実践報告
         「神山町における資料保存運動について」
          報告者:稲飯 幸生 氏(神山町文化財保護審議会会長)
            大粟 玲造 氏(神山町文化財保護審議会元会長)
            中山  馨 氏(神山町文化財保護審議会元会長)  
 15:40~  パネルディスカッション
 16:40~  閉会行事

詳しい事はhttp://www.archiv.tokushima-ec.ed.jp/で御覧下さい。

(小林)

ケルン市歴史文書館研究会

参加には申し込みが必要です。
詳しくは、歴史資料ネットワークのブログをご参照ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/30201314.html

日時:2009年11月13日(金)17時30分~20時
場所:神戸大学文学部B棟152教室(視聴覚教室)
   (阪急電鉄「六甲」駅、JR「六甲道」駅、阪神電鉄「御影」駅から、神戸市
    バス36系統鶴甲団地行き乗車、「神大文・理・農学部前」下車)
主催:地域歴史資料学研究会(科学研究費・基盤研究(S)
   「大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築」
    研究代表者=奥村弘の研究グループ)
参加費無料

報告:
17時40分~18時
ヘルムート・へードル氏(グラーツ大学)
「ケルン市歴史文書館の被害と復興の現状について」(仮)
18時~18時40分
平松英人氏(ハレ大学)
「ケルン市歴史文書館倒壊と市民アーカイブ構想」
コメント:猪刈由紀氏(上智大学) 
コメント(20分)終了後、20時までをめどに討論
司会:奥村弘氏(神戸大学)

(小林)

開港150周年、みなとヨコハマのミュージアムを歩く

全日本博物館学会 2009年度 第3回研究会

開港150周年、みなとヨコハマのミュージアムを歩く
-港と船にまつわる3館の見学会―

横浜には、関内や山下公園周辺、みなとみらい21地区などに数多くのミュージアム
が点在しています。
今年は、横浜開港150周年にあたり、それを契機に、幾つかのミュージアムがリ
ニューアルされています。そこで、改めて横浜にゆかりの深い「港」や「船」をテ
ーマとしたミュージアムを訪ねて見たいと思います。
朝から夕方まで、夜の懇親会も含めて、秋の一日を横浜で過ごす充実の企画です。
この機会に、是非一度、開港150周年のヨコハマを訪ねてみませんか。

日時:2009年10月31日(土) 11:00~
参加費:入場料実費

見学会 1 11:00~13:00 集合:入口にて5分前迄
横浜みなと博物館(旧マリタイムミュージアム)
1989年の横浜博覧会に併せて開館したマリタイムミュージアムが、本年4月、横浜
開港150周年を契機に「横浜港」をテーマとした歴史博物館として生まれ変わりまし
た。その改装の趣旨を学ぶとともに、新しい展示を視察します。(併せて帆船日本
丸もご覧頂けます)http://www.nippon-maru.or.jp/
【交通】JR根岸線、横浜市営地下鉄線 「桜木町駅」下車 徒歩5分
みなとみらい線 「みなとみらい駅」または「馬車道駅」下車 徒歩5分

※見学会終了後、一旦解散。各自、昼食と自由見学。
(港や船のミュージアムとしては、下記のものがあります)
・海外移住資料館
・日本郵船歴史博物館
・横浜税関資料展示室 など。
また、赤レンガ倉庫等も楽しめます。

見学会 2 15:00~16:15 再集合:入口にて5分前迄
日本郵船氷川丸
横浜港のシンボルとして親しまれてきた氷川丸が、就航当時の内装復元等を中心と
した「横浜市指定有形文化財」として生まれかわりました。その改装コンセプトを学び
ながら、アールデコの船内を視察します。(日本郵船歴史博物館と併せてご覧にな
る方は、セット券500円がお徳です) http://www.nyk.com/rekishi/
【交通】みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口より徒歩3分

※見学終了の後、各自移動。徒歩10分

見学会 3 16:30~18:30 再集合:入口にて5分前迄
横浜人形の家
1986年開館の横浜人形の家は、2006年の改装を契機に運営が民間企業に委託されプ
ロデューサー:北原照久、館長:石坂浩二というユニークな運営形態で注目を集めてい
ます。文化施設と観光施設の両側面を持つ館の運営と展示を視察します。
http://www.museum.or.jp/yokohama-doll-museum/
【交通】みなとみらい線「元町・中華街駅」4番出口より徒歩2分
JR根岸線「石川町駅」元町口より徒歩13分

懇親会:横浜中華街にて 19:00~

※1、2、3、どの研究会からでも参加できます。途中でお帰りになっても結構で
す。

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参加御希望の方は、氏名、所属、連絡先、参加する施設名等を明記の上、下記の事
務局までお申し込み下さい。当日参加も勿論、大歓迎ですが、資料等準備の関係から
参加者概数を把握したいと願っております。当日、都合により不参加でも結構ですの
で、参加御希望の方は、できるだけ、事前にご連絡ください。

全日本博物館学会事務局 jimu@museology.jp
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
明治大学学芸員養成課程実習室内 TEL/FAX: 03-3296-4404

(小林)

シンポジウム:文化財・歴史資料の保全-災害時の取り組み・日常時の取り組み
~2004年水害・地震から5年~

2009年12月5日(土)13時~17時
新潟大学五十嵐キャンパス総合教育研究棟D棟大会議室

主催:新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野
共催:地域歴史資料学研究会(基盤研究(S)「大規模自然災害時の史料保全論を基
礎とした地域歴史資料学の構築」),新潟史学会,新潟歴史資料救済ネットワーク

 兵庫県の15年間の取り組みに学び、また、2004年の水害・地震以後、新潟県の組織・
個人は何をしてきたのかを明確にすることを通じて、これから何をするのか、何をし
なければならないのかを考える。


報告
中越沖地震と柏崎市立博物館の取り組み―被災館としての立場から―
                     三井田忠明(元柏崎市立博物館)
歴史資料ネットワークの15年 -被災歴史資料保全の「歴史」を考える
奥村 弘(神戸大学文学研究科)
風水害による水損歴史資料の保全活動    松下正和(神戸大学文学研究科)
災害時県立文書館の役割 本井晴信(新潟県立文書館)
新潟県立歴史博物館の5年間の取り組み  前嶋敏・田邊幹(新潟県立歴史博物館)
長岡市立中央図書館文書資料室の5年間の取り組み
 -「長岡市・文書資料室型」の成果と課題-
                  金垣孝二(長岡市立中央図書館文書資料室)
越佐歴史資料調査会と被災資料への対応   山本幸俊(越佐歴史資料調査会)


パネルディスカッション
パネラー
奥村弘・松下正和・前嶋敏・本井晴信・金垣孝二・山本幸俊
司会
矢田俊文(新潟大学災害復興科学センター・アーカイブズ分野)

17時30分~
懇親会 大学の近く

問合せ・連絡先
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2-8050 新潟大学人文学部 矢田俊文研究室
Tel・Fax:025-262-6542
e-mail:yata@human.niigata-u.ac.jp

11月26日(木)まで
懇親会も行いますので、こちらもご参加ください。

・ 参加申込書・
12月5日(土)
災害資料シンポジウムに参加する ( )
懇親会に参加する        ( )

(矢田)

埼玉県行政文書重要文化財指定記念特別展
「近代をひらく鉄道 記録が伝える近代 ―埼玉県行政文書という世界―」

会期:平成21年10月24日(土)~12月6日(日)
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日、国民の祝日
観覧料:無料
交通:JR浦和駅西口下車 徒歩12分または国際興業バス「県庁裏」下車すぐ
JR中浦和駅下車  徒歩15分または国際興業バス「県庁前」下車徒歩3分

開催の趣旨と構成
平成21(2009)年7月10日、明治初年以来約80年間に及ぶ県の行政文書(公文書)
が、学術上価値の高い歴史資料として国の重要文化財に指定されました。これまで歴
史資料部門の近代資料には、坂本龍馬、岩倉具視、大久保利通などの関係資料が指定
されてきましたが、今回の埼玉県行政文書の指定は、行政執行上の必要から作成され
る県庁の記録もこれらの資料と同様に、日本の近代史にとって重要かつ不可欠な存在
であることを示すものとなりました。今回、これを記念し、ひろく埼玉県行政文書を
ご紹介するため、この特別展を開催することといたしました。

さて、今回の指定では、1.年代・内容ともに偏りが少なく系統的に伝えられている
こと、2.埼玉県の基本政策や行政機構を知るうえでの基本資料であること、3.地
域社会が近代化する過程を具体的に伝え、近代史研究、地方行政史研究上重要である
こと、などが評価されました。この展示では、これらの特徴を大きく次の2つのパー
トによって紹介します。

Ⅰ 日本近代史のなかの行政文書
文明開化、秩父事件、太平洋戦争など、中学校で学ぶ日本近代史に則した展示で
す。誰もが知っている歴史的事件の地域的展開や県民生活への影響など、地域社会の
近代化を伝える行政文書をみていただきます。あわせて、実際にこれらの文書が学校
で活用されている成果として、埼玉大学教育学部附属中学校2年生の皆さんの研究報
告も展示します。

Ⅱ 鉄道が示す行政文書の拡がり
行政文書は社会の様々な分野にわたる拡がりをもっていますが、それは、学務部、
土木部といった行政分野別の「部」に分類整理することによって体系立てられていま
す。このコーナーでは、地域社会の近代化を象徴する事象のひとつである「鉄道」を
キーワードにして、それぞれの「部」から「鉄道」にちなんだ文書を取り上げること
により、その分類と全体としての拡がりをお伝えします。

また、行政文書の価値は同時代の民間文書とあわせての利用により一層高まるとい
えます。最後に、行政文書と並ぶ当館の基幹資料である「古文書」のうち、近代企業
文書(日本煉瓦製造株式会社文書)と組み合わせた展示コーナー(深谷・上敷免間専
用鉄道)も設けています。

「埼玉県行政文書」は、実際に手に取って地域の歴史や文化をひもといてこそ価値
のある文化財です。今回の特別展が、多くの方々にとって、その契機となれば幸いで
す。

館のHPに12pの図録をPDFでアップしています。
http://www.saimonjo.jp/01_top/Index.html
上記の情報も含め、詳しくはその図録を見ていただければと思います。

(太田)

情報組織化研究グループ2009年10月月例研究会

主催:日本図書館研究会情報組織化研究グループ
日時:10月17日(土)14時半~17時
会場:大阪市立浪速人権文化センター 5階集会室2
   大阪環状線芦原橋駅下車、南出口を出てすぐ。郵便局西隣です 
   大阪市浪速区浪速東1-9-20 http://www.ochra.or.jp/jinbun/naniwa/
テーマ:EAD,EAC,EAG,そしてDACS:アーカイブズ情報の共有・交換は実現するか
発表者:五島敏芳氏(京都大学総合博物館)、坂口貴弘氏(国文学研究資料館)
概要:日本の文書館世界では,1990年代以後,アーカイブズの記述の国際
   標準について活発に議論されてきた。しかし,それら国際標準を実
   現するためのデータ構造の標準やデータ内容の標準は,議論が進ん
   でいない。前者のデファクト標準の例に,EAD・EAC・EAGをあげる
   ことができ,アーカイブズの情報検索システムの背後で動く存在と
   して,じつは定着しつつある。後者は,アーカイブズのための目録
   規則とも言えようが,日本では適切に対応する存在がない。DACSは
   アメリカ国内標準で考察の好例である。これらの概要を紹介したい。
後援:記録管理学会、情報知識学会関西部会

その他情報:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/

(小林)

第10・11回駿河台大学行政文書管理セミナー『公文書管理の法制化と自治体対応-実践事例視察-』

駿河台大学文化情報学研究所が、セミナーを開催します。
参加対象者は「国の行政機関及び自治体関係者」で、参加申し込みが必要です。
詳しくは、同研究所のサイトをご参照ください。
http://www.surugadai.ac.jp/faculty/instcir/index2.htm

第10回 行政文書管理セミナー(北海道)

テーマ:『公文書管理の法制化と自治体対応-実践事例視察-』
開催日:2009年年11月12日(木)~13日(金)
会場:講演会場はニセコ町民センター,視察はニセコ町役場等

講演内容
11月12日(木) 13:00~17:00
ごあいさつ  13:00~13:15
「駿河台大学及びADMiCと公文書管理の改善」
原田三朗  (駿河台大学文化情報学研究所顧問・行政文書管理アカデミー
学長・駿河台大学名誉教授)
講演I  13:15~14:45
「公文書管理と自治体における対応」(仮題)
講師:植草泰彦  (内閣官房参事官補佐)
講演II  15:00~16:00
「文書管理の電子化システムを自主開発して」
講師:吉村伸朗  (ニセコ町総務課長)
講演III  16:00~17:00
「文書管理の条例化課題としての『管理原則』」
講師:廣田傳一郎  (駿河台大学大学院客員教授)
11月13日(金) 9:00~12:00
講演IV  9:00~10:30
「情報共有と自治体改革~ファイリング構築の目指すところ~」
講師:片山健也  (ニセコ町長(10月9日就任予定))
視察   10:45~12:00
ニセコ町役場

第11回 行政文書管理セミナー(九州)

テーマ:『公文書管理の法制化と自治体対応-実践事例視察-』
開催日:2009年年11月26日(木)~27日(金)
会場:27日午前まで佐賀県鹿島市役所・27日午後より佐賀県小城市役所

講演内容
11月26日(木) 13:00~17:00
ごあいさつ  13:00~13:30
「駿河台大学及びADMiCと公文書管理の改善」
原田三朗  (駿河台大学文化情報学研究所顧問・行政文書管理アカデミー
学長・駿河台大学名誉教授)
講演I  13:45~15:15
「公文書管理『新時代』の幕開け」(仮題)
講師:岡本信一  (内閣官房参事官)
講演II  15:30~17:00
「国際規範としてのMSR30200審議動向-ISO会議帰朝報告-」
講師:廣田傳一郎  (駿河台大学大学院客員教授)
11月27日(金) 9:00~16:30
ごあいさつ  9:00~9:15
桑原允彦  (鹿島市長)
講演III  9:15~10:45
「『維持管理十年原則』と自主管理実践-鹿島市を事例として-」
講師:中川 宏  (鹿島市総務課長)
視察I  10:45~11:45
鹿島市行政文書管理の現状
(総務班,福祉班,建設班の3班に分かれて視察)
(小城市役所に移動)
ごあいさつ  13:45~14:00
江里口秀次  (小城市長)
講演IV  14:00~15:30
「分庁舎方式における「AKF」導入と維持管理実践-小城市を事例と
して-」
講師:峯 良志  (小城市総務課長)
視察II  15:30~16:30
小城市行政文書管理の現状
(総務班,福祉班,建設班の3班に分かれて視察)
参加申し込み
・参加対象者は,国の行政機関及び自治体関係者とし,参加費は無料です。
・定員は80名。先着順で受付確認の返信メール又は返信FAXを差し上げます。
出席の際はそのコピーを持参,提示してください。締め切りの場合はその旨を
ご連絡します。

(小林)

公文書講演会「沖縄県の公文書管理:いま何をすべきか、何ができるか」

沖縄県庁で、講演会が開催されます。
詳しくは、沖縄県公文書館のサイトをご参照ください。
http://www.archives.pref.okinawa.jp/publication/2009/09/1030.html

主催:沖縄県公文書館指定管理者 財団法人沖縄県文化振興会
後援:沖縄県
日時:平成21年10月30日(金) 午後2時から午後4時30分まで
場所:沖縄県庁4階講堂(那覇市泉崎1丁目2番2号)
テーマ:「沖縄県の公文書管理:いま何をすべきか、何ができるか」

基調講演:後藤仁(神奈川大学法学部教授)
演題「公文書管理法と公文書管理条例」

パネルディスカッション パネリスト
山城正也(沖縄県総務部総務私学課主事)
富永一也(沖縄県公文書館指定管理者 (財)沖縄県文化振興会主幹)
後藤 仁(神奈川大学法学部教授)
コーディネーター 
豊見山和美(沖縄県公文書館指定管理者 (財)沖縄県文化振興会公文書主任専門員)

受講者:沖縄県職員、国・市町村文書担当職員、自治体史編さん担当職員、一般県民
受講料:無料

(小林)

eドキュメントJAPAN2009

日本画像情報マネジメント協会が、展示会を東京ビッグサイトで開催します。
以下のテーマのフォーラムの他、企業の出展や各種セミナーが催されます。
詳しくは専用サイトをご覧下さい。
サイトから事前申込ができます。
http://expo.nikkeibp.co.jp/e-doc/2009/

基調講演・特別セミナー
・JIIMAの変遷と新IT時代の統合文書情報マネジメント(ECM)の動向
・これからの電子政府・電子自治体~次世代電子行政・国民電子私書箱構想の展開~
・「公文書等の管理に関する法律」の制定と今後の展開
・第3回ベストプラクティス賞 受賞事例発表
・リスク管理を強化する文書/記録管理の実現
・公文書管理法について -新しい公文書管理の姿
・内部統制報告書に見る最近の企業病理と改善対策
・国立国会図書館 蔵書のデジタル化のご紹介

テーマセミナー
・文書情報管理士検定のレビューと更新制度、ナレッジ会員(個人会員)制度について
・建物価値を高めるドキュメント管理とは?-建築事業者と所有者のそれぞれの視点から-
・ECMオープン研究会 どうする企業の「記録管理」!! ECMの活用と実践
・国税関係帳簿書類における電子帳簿保存法に関する説明
・中野区役所におけるICTを活用した環境負荷低減への取り組み

ナレッジセミナー
・JPEG2000の現状と問題点、普及のための提言
・e-文書の法的証拠能力強化を具体化する電子化文書取扱ガイドライン紹介
・標準化活動報告( ISO 32000 Part2)-PDF、その新たなる旅立ち-
・自治体における文書法制改革(デジタル-マイクロ実践事例)
・JIIMAデジタル-マイクロ・アーカイブ作成規程(仮称)のご紹介
・診療録電子化に対する課題と取組み

(小林)

第14回ビジネスアーキビスト研修講座

企業史料協議会が、研修講座を開催します。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、同会のサイトをご参照ください。
http://www.baa.gr.jp/files/03.html#Anchor--63460

日時:2009年10月22日(木) 開講 (午後半日 全8回) 
(原則として毎週木曜日 午後1時30分から4時40分)
会場:
(入門コース) 厚生会館 6階会議室
 東京都千代田区平河町1-5-9 電話 03-3264-1241
 (交通)東京メトロ有楽町線「麹町駅」 下車 徒歩2分
     半蔵門線「半蔵門駅」下車 徒歩5分
(応用コース) 厚生会館、紙の博物館、たばこと塩の博物館
対象:文書管理、史資料・図書管理、社史編纂、ミュージアムなどの担当者
定員:
(入門コース)30名(先着順受付) 
(応用コース) 各開催日30名(会員優先、先着順受付) 
受講料:
(入門コース) 企業史料協議会会員12,000円 非会員15,000円
(応用コース) 企業史料協議会会員6,000円/日 非会員 7,500円/日
(全講座受講) 企業史料協議会会員41,000円 非会員 51,000円
申込締切:
(入門コース・全講座受講) 2009年10月16日(金)
(応用コース) 開講日1週間前
申込先:企業史料協議会 事務局

カリキュラム(入門コース)
2009年
10月22日(木) 会場: 厚生会館
1.  アーカイブズの意義とアーキビストの役割 I
2.  同 II
学習院大学大学院人文科学研究科教授 安藤 正人

10月29日(木) 会場: 厚生会館
1.  公文書館法制定後のアーカイブズ
国文学研究資料館アーカイブズ研究系教授 高橋実
2.  企業の活動と社会遺産としての企業史料
お茶の水女子大学文教育学部大学院担当教授 小風 秀雅

11月 5日(木) 会場: 厚生会館
1.  企業制度の発達と資料
麗澤大学副学長・経済学部教授 佐藤 政則
2.  レコードマネジメント:最新動向とその課題
日本レコードマネジメント(株)レコードマネジメント研究所長
小谷 允志
カリキュラム(応用コース)

11月13日(金) 会場: 厚生会館
1.  資料の収集・評価・選別
2.  資料の整理・管理と活用
麗澤大学副学長・経済学部教授 佐藤 政則

11月19日(木) 会場: たばこと塩の博物館
1.  社史概論:企業史料の活用
一橋大学大学院商学研究科教授 橘川 武郎
2.  企業ミュージアム:企画から設立。物資料の活用
たばこと塩の博物館学芸部長 半田 昌之

11月26日(木) 会場: 紙の博物館
1.  紙の話
紙の博物館学芸部長 辻本 直彦
2.  紙資料の保存環境と保存対策
東京藝術大学文化財保存学教授 稲葉 政満
12月 3日(木) 会場: 厚生会館
1.  著作権とは
銀座東法律事務所弁護士
2.  企業資料のデジタル化とは
野村総合研究所経営革新コンサルティング部部長 森沢伊智郎

12月10日(木) 会場: 厚生会館
1.  事例研究I 企業における資料管理
虎屋文庫研究主幹担当部長 青木 直己
2.  事例研究II 日本脚本アーカイブズ 立上げ~未来像
日本脚本アーカイブズ特別委員会委員長 香取 俊介

実施の段階でカリキュラムに一部変更があるかもしれませんので、予め
ご了承ください。

(小林)

歴史講座「中越大震災~史料保存の現場から」

新潟県長岡市の市立中央図書館文書資料室が、連続講座を開催します。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、同室のサイトをご参照ください。
http://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/monjo/index.htm

主催:長岡市立中央図書館文書資料室

第1回 10月20日(火)
中越大震災の記録と記憶
地震と図書館…中央図書館統括副主幹・廣田恭子
中越大震災と歴史資料の保存…文書資料室主事・田中洋史
美術センターで開催中の震災アーカイブ展「復興の軌跡」の展示解説

第2回 10月30日(金)
被災資料が人物・地域を語る
齋藤迪信資料の整理を担当して…文書資料室嘱託員・稲垣美知子
刈羽郡中里村桐沢青柳家文書の世界…文書資料室嘱託員・桜井奈穂子
目崎精松と斯道館…小野民裕氏

第3回 11月6日(金)
襖の下張り文書を読む
下張り文書の解体から学ぶこと~表具師の立場から~…表具師・後藤光晴氏
襖に秘められた地域の歴史…文書資料室嘱託員・小林良子

第4回 11月13日(金)
歴史資料所在確認調査の警鐘
歴史資料所在確認調査の意義…新潟県立文書館主任文書研究員・田辺芳春氏
寺泊地域の歴史資料所在確認調査…科学博物館文化財係主任・加藤由美子
関原地区の歴史資料の保存と活用…関原歴史研究会会長・林序ォ氏
歴史資料の「現地保存」と「現地活用」…文書資料室室長・金垣孝二

第5回 11月27日(金)
史料保存の未来
資料整理の楽しみ…十日町市古文書整理ボランティア代表・丸山克巳氏
長岡市資料整理ボランティア・木戸貞男氏
十日町市古文書整理ボランティアの活動と展望…十日町情報館業務係主査
 学芸員・高橋由美子氏

時間 午後1時30分~午後3時45分
会場 長岡市立中央図書館2階 講座室1・講堂
参加費 無料
定員 各回50人(先着)
申し込み 参加申込書(郵送・FAX可)か、電話・メールで文書資料室まで
締め切りは各回の開催日3日前までです。1回のみの参加もOKです。

(小林)

公文書管理研究講演会「公文書管理法の解説と今後の方向性」

日本経営協会が、講演会を開催します。
参加には申し込みが必要です。
詳しくは、同会のサイトの「新着情報」をご参照ください。
http://www.noma.or.jp/kentei/index.html

検定事務局企画/公文書管理研究講演会
日時 平成21年10月9日(金)13:30~17:00(3.5H)
会場 東京・中央大学駿河台記念館・285号室
東京都千代田区神田駿河台3-11-5 
TEL(03)3292-3111

プログラム
◎特別講演(13:30~15:00)
─制定された公文書管理法の解説と今後の方向性─
国立公文書館 館長 高山 正也氏
◎先進事例(15:10~16:10)
─神奈川県における公文書管理と中間保管庫─
神奈川県立公文書館 資料課長 石原 一則氏
◎新検定「公文書管理検定(マネジメント編)のご紹介」(16:20~17:00)
社団法人日本経営協会 検定事務局

対象
・官公庁・自治体・独立行政法人等の方々
・上記と取引のある民間企業の方々
・本会検定の受験企業・団体の方々

参加料/無料(定員100名:先着順)
ご注意
●参加のお取消しについては開催日3日前までにご連絡ください。
●多数の参加申込が予想されますので、勝手ながら定員オーバーの場合は、
お断りする場合があります。

(小林)

ARMA 東京支部設立20周年記念特別セミナー 「公文書管理法:運用面での課題と方策」

講 演:「公文書管理法:運用面での課題と方策」(逐次通訳付き)
講師:マイケル・ミラー博士
 元米国国立公文書館(NARA)ディレクター
 ロッキード・マーチン社 コンサルタント
 メリーランド大学情報学カレッジ 講師
日  時:2009年10月8日(木)  13:30~17:00
場  所:中央大学駿河台記念館 2階 281号室
     東京都千代田区神田駿河台3-11-5
     Tel. 03-3292-3111
    【MAP】http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
主  催:ARMA International 東京支部
後  援:記録管理学会
協  賛:日本アイ・ビー・エム株式会社
参 加 費:無料
締 切 日:10月5日(月) 定員:280名(先着順)
申込方法:申込書に必要事項をご記入の上、E-Mail:kotani@nrm.co.jpまたは
     FAX03-3258-8670 にてお申し込み下さい。

※詳しい事はhttp://www.arma-tokyo.org/event/ev0910-01.htmで御覧下さい。

(小林)

じんもんこん2009

開催日程:2009年12月18日(金),19日(土)
会場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス「エポック立命21」(滋賀県草津市野路東1-1-1)
主催:情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会
共催:文部科学省グローバルCOEプログラム・『日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点』(立命館大学)
   『歴史都市を守る「文化遺産防災学」推進拠点』(立命館大学)
後援:アート・ドキュメンテーション学会,記録管理学会,情報知識学会,情報メディア学会,
   全国歴史資料保存利用機関連絡協議会,電子情報通信学会,日本アーカイブズ学会,
   日本情報考古学会,日本図書館情報学会
   (依頼中を含む・50音順)

詳しい事はhttp://www.jinmoncom.jp/sympo2009/index.htmlを御覧下さい。

(小林)

エリック・ケテラール氏公開講演会

学習院大学大学院アーカイブズ学専攻講演会・入試説明会
  日時:2009年10月24日(土)
  会場:学習院大学南3号館201教室(山手線目白駅下車)
     入試説明会 13:30 ~ 14:30
     講演会   15:00 ~ 17:00
      講演者  エリック・ケテラール教授
            (アムステルダム大学名誉教授・元オランダ国立公文書館長)
      講演題目 「記録のパフォーマティヴ・パワー」(通訳付き)

(小林)

国際シンポジウム「文書館・博物館のこれからとアーキビスト・キュレイター養成」

東北大学で開催されます。
詳しくは、同大学のサイトをご参照ください。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/events09.html

日時:10月4日(日)9:30~16:40
内容:
○基調報告
安藤 正人氏
(学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻 教授)
インゲボルク・カーダー氏
(ミュンヘン大学附属石膏博物館 管理責任者)
キンバレー M. モーラ-氏
(スミソニアン機構自然史博物館 展示デザイナー)

○シンポジウム
知念 淳子氏
(スミソニアン機構自然史博物館 展示プロジェクトマネージャー)
小井川 百合子氏
(仙台市博物館 副館長)
加藤 昌宏氏
(秋田県公文書館 古文書班 学芸主事)
泉 武夫
(東北大学大学院文学研究科 教授)

○シンポジウム司会進行
大藤 修氏
(東北大学大学院文学研究科 教授・アーキビスト養成コース担当者)
阿子島 香氏
(東北大学大学院文学研究科 教授・キュレイター養成コース担当者)

場所:川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟 マルチメディアホール(2階)
主催:東北史学会・大学院GP「歴史資源アーカイブ国際高度学芸員養成計画」

(小林)

日本図書館研究会 情報組織化研究グループ10月月例研究会
EAD,EAC,EAG,そしてDACS

日時:2009年10月17日(土) 14:30〜17:00 
会場:大阪市立浪速人権文化センター 5階集会室2
   大阪市浪速区浪速東1-9-20 Tel:06-6568-0791
   大阪環状線芦原橋駅下車、南出口を出てすぐ。
   大阪駅→芦原橋:13分、天王寺駅→芦原橋:6分
発表者:五島敏芳氏(京都大学総合博物館)、坂口貴弘氏(国文学研究資料館)
テーマ:EAD,EAC,EAG,そしてDACS:アーカイブズ情報の共有・交換は実現するか
概要:日本の文書館世界では,1990年代以後,アーカイブズの記述の国際標準に
   ついて活発に議論されてきた。しかし,それら国際標準を実現するための
   データ構造の標準やデータ内容の標準は,議論が進んでいない。前者のデ
   ファクト標準の例に,EAD・EAC・EAGをあげることができ,アーカイブズ
   の情報検索システムの背後で動く存在として,じつは定着しつつある。後
   者は,アーカイブズのための目録規則とも言えようが,日本では適切に対
   応する存在がない。DACSはアメリカ国内標準で考察の好例である。これら
   の概要を紹介したい。
後援:記録管理学会、情報知識学会関西部会 

詳しいことはhttp://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/でご覧ください。

(小林)

ARMA 東京支部設立20周年記念特別セミナー
「公文書管理法:運用面での課題と方策」

講演:「公文書管理法:運用面での課題と方策」(逐次通訳付き)
講師:マイケル・ミラー博士
 元米国国立公文書館(NARA)ディレクター
 ロッキード・マーチン社 コンサルタント
 メリーランド大学情報学カレッジ 講師
日時:2009年10月8日(木)  13:30〜17:00
場所:中央大学駿河台記念館 2階 281号室
   東京都千代田区神田駿河台3−11−5
   Tel. 03−3292−3111
  【MAP】http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
主催:ARMA International 東京支部
後援:記録管理学会
協賛:日本アイ・ビー・エム株式会社
参加費:無料
締 切 日:10月5日(月) 定員:280名(先着順)
申込方法:申込書に必要事項をご記入の上、E-Mail:kotani@nrm.co.jp
     またはFAX 03-3258-8670 にてお申し込み下さい。

詳しいことはhttp://www.arma-tokyo.org/index.htmでご覧ください。

(小林)

文化財保存支援機構第20回月例交流会
修復の記録・アーカイブ化について考える
 〜作り手と使い手の視点から〜

講師:土屋 裕子 氏(東京国立博物館)
   大西 磨希子 氏(サイバー大学・国立情報学研究所)
日時:2008年10月4日(土) 午後1時〜午後3時30分
場所:浅草公会堂 (台東区浅草1-38-6)
参加費:会員・学生 2000円 非会員 3000円
人数:50人(先着順)

詳しくは、同機構のブログをご参照ください。
http://blog.canpan.info/jcpnpo/

(小林)

第4回アート・ドキュメンテーション研究フォーラム
アート・ドキュメンテーション学会創立20周年記念

日本のアート・ドキュメンテーション−20年の達成
MLA連携の現状,課題,そして将来
M(useum), L(ibrary), A(rchives)

2009.12.4(金)-12.5(土) 東京国立博物館平成館大・小講堂

主催:アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
共催:東京国立博物館

詳しいことはhttp://www.jads.org/news/2009/20/20091204.htmlでご覧ください。

(小林)

シンポジウム 地域資料の保存と活用を考える(第3回)
大阪の文書館をめぐる現状と地域資料保存・活用の課題

地域資料シンポ実行委員会では、2003年11月の第1回シンポジウム
以来、ネットワーク化を通じた資料活用の拡大を通じて地域資料の保
存を強める活動を進めてきました。
しかし、今年2月、大阪市の公文書館運営事業が「事業仕分け」の対
象となるなど、昨今の大阪における文書館をめぐる状況は厳しさを増し
ています。今回、こうした現状をふまえ、文書館事業の改善を後押しす
るとともに、公文書を含めた地域資料の活用拡大に向けて支援を強化
するため、第3回のシンポジウムを開催することになりました。
国レベルにおける公文書管理法の成立も視野に入れて、自治体の
文書館が、地域の多様な資料保存主体や市民・歴史研究者と連携し、
地域資料の活用拡大をはかることを通じて、資料保存・利用状況の改
善と地域史研究の発展に寄与する方策を探りたいと考えています。
皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

日時:2009年9月13日(日)13:00~16:45
場所:大阪社会福祉指導センター研修室2
(大阪市中央区中寺1-1-54、06-6762-9471)
(地下鉄谷町線「谷町六丁目」下車4番出口から徒歩5分)
内容:
■基調報告:地域資料シンポ実行委員会
大阪の文書館をめぐる現状とここに至った経緯を検討し、地域資料
シンポ実行委員会のこれまでの活動の到達点をふまえ、問題の打開
に向けて具体的な提言を行います

■メイン講演:小松芳郎さん(松本市文書館)
「自治体文書館の責務―公文書と地域資料を視野に―」
文書館をめぐる現状をどう打開するかをめぐり、国の動向も視野に
入れつつ、松本市での経験をふまえて自治体文書館が目ざすべき方
向性を提起していただきます

■パネルディスカッション
●地域の実践報告
高木秀彰さん(寒川町文書館)/谷合佳代子さん(エル・ライブラリー)
厳しい現状のなか草の根の地域資料保存・活用を進めている取り組
みを紹介し、その経験交流をはかり、大阪における課題と連携の可能
性を探ります

●質疑・討論
パネラー:小松芳郎さん・高木秀彰さん・谷合佳代子さん・
亀岡哲也さん(近江八幡市)
コーディネーター:佐賀朝(大阪歴科協)

資料代:300円(事前申し込み等は不要)

主催:地域資料シンポ実行委員会
(構成団体:あおぞら財団、大阪歴史科学協議会、大阪歴史学会、
NPO法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫、地域資料研究会、
歴史資料ネットワーク)*五十音順
後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会

◆地域資料シンポ実行委員会事務局
担当者:佐賀朝(地域資料研究会代表)
住所:〒594-1198 和泉市まなび野1-1 桃山学院大学
電話:0725-54-3131(代)内線3706
E-mail:a-saga※andrew.ac.jp(※を@に変えてください)

◆大阪歴史科学協議会事務局
住所:〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学大学院文学研究科塚田孝研究室気付
E-mail:osaka_rekkakyo※yahoo.co.jp(※を@に変えてください)

(小林)

日本アーカイブズ学会研究集会「公文書管理法と専門職問題」開催

日時:2009年10月3日(土) 13:30~17:00
会場:学習院大学北1号館201教室
テーマ:「公文書管理法と専門職問題」

個別報告:
・岡本信一(内閣官房公文書管理検討室)
 「公文書管理『新時代』における専門的人材の育成に向けて
   ~米国情報大学院(i School)が新しい時代を切り拓く~」
・安藤福平(広島県立文書館)
 「アーカイブズ業務と専門職-広島県立文書館20年の体験から」
・針谷武志(別府大学文学部)
 「公文書管理法の成立と文書館専門職養成の役割」

詳しいことはhttp://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=30をご覧ください。

(小林)

第3回資料保存シンポジウム

テーマ「資料保存を実践する―事例から学ぶ現場の知恵―」
情報保存研究会(JHK)(社)日本図書館協会共催

日時:2009年10月16日(金)10:00~17:30 
場所:江戸東京博物館1階ホール
参加費:無料(定員300名) 申込締切 10月9日(金)
 
プログラム
9:30~受付
10:00~10:10 JHK挨拶
10:10~11:10 特別講演「公文書管理法と公文書管理条例
         ―説明責任を全うするために―」
          神奈川大学 法学部教授 後藤 仁
11:10~12:00 特別講演「利用のための資料保存と市民協働
         ―小平市図書館と市史編さんでの実践」
          小平市企画政策部 市史編さん担当参事 蛭田廣一

          企業展示(12:00~13:30)

13:30~14:10 事例報告1「資料の救出から整理・保存・活用へ
           ―市民ボランティアとの協働の意義と展望―」
          十日町情報館 業務係主査 学芸員 髙橋由美子
14:10~14:50 事例報告2「風水害からの歴史資料救出と保全
           ―史料の『救命士』を目指して―」
          神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター
           学術推進研究員 河野未央

         企業展示(14:50~15:20)

15:20~16:00 事例報告3「共同保存図書館の実現に向けて
           ―多摩から提案する資料保存のしくみ」
          NPO法人共同保存図書館・多摩
            理事・事務局長 齊藤誠一
16:00~16:40 事例報告4「テレビ映像資産の継承
           ―NHKアーカイブスの現状と課題―」
          NHK川口アーカイブス 館長 小納谷雅明
16:40~16:50 日本図書館協会挨拶

企業展示(16:50~17:30)

後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会・国立大学図書館協会
   私立大学図書館協会・文化財保存修復学会・ARMA東京支部
   企業史料協議会・記録管理学会・全国大学史資料協議会
   日本アーカイブズ学会・専門図書館協議会
   アート・ドキュメンテーション学会(依頼中も含む)

お申し込みは、E-mailまたはFAXでお願いします。

1.お名前2.ご所属3.ご連絡先(E-mailアドレスまたはお電話番号)
をご記入の上、下記へお申し込みください。
E-mail:sympo@e-jhk.com (@は半角にしてください)
FAX:03-5976-5462

※詳しいことはhttp://www.e-jhk.com/html/symposium.htmlでご覧ください。  

(小林)

全史料協の第35回大会

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)が、2009年度の大会・研修
会を福島県で開催します。

参加申込締切は2009年9月30日です。非会員でも参加できます。
詳しくは、同会のサイトをご覧下さい。
http://www.jsai.jp/taikai/fukusima/index.html

テーマ:わたくしたちのアーカイブズ -公文書と地域資料-
期日:平成21年11月18日(水)~19日(木)
会場:
(1)総会・大会テーマ研究会・研修会
   福島県文化センター ・ 福島県歴史資料館
   〒960-8116 福島市春日町5-54 TEL024-534-9193
(2)交流会
   ホテル辰巳屋
    〒960-8031 福島市栄町5-1 TEL024-522-5111

日 程
第1日:11月18日(水)

受付  9:30~10:00

研修会
10:00~12:00 〈第1時限〉
 A アーカイブズ入門
   -私たちがすべきこと、私たちにできること-
    中島 康比古氏(独立行政法人国立公文書館)
 B 学校教育との連携による普及活動
    松本 一夫氏 (栃木県立文書館)
    嶋田 芳秀氏 (福井県文書館)
 C 福島県歴史資料館の施設と業務
    山内 幹夫氏 (福島県歴史資料館)

13:00~15:00 〈第2時限〉
 D 評価選別の基準とその適用
    太田 富康氏 (埼玉県立文書館)
 E 地域史料の保存・整理対策
    -新史料協編『古文書保存・整理の手引き』の紹介と解説-
    長谷川 伸氏(新潟市歴史博物館)

総会  15:15~16:45
交流会  18:30~20:30

第2日:11月19日(木)

受付 9:00~9:30
研修会
 9:30~12:00  大会テーマ研究会「全体会I」
  大会趣旨説明   大会企画委員会
 報告I 公文書管理法と国・地方の公文書管理(仮題)
     未 定(独立行政法人国立公文書館)
 報告II 公文書館機能の設置と課題
     -秋田県内市町村における公文書等保存状況調査結果から-
     煙山 英俊氏 (秋田県公文書館)
13:30~14:30  大会テーマ研究会「分科会」
 第1分科会 地方公文書館の未設置解消に向けて
        -全国的状況とその課題-
       富田 健司氏(栃木県芳賀町総合情報館)
 第2分科会 公害の経験を伝える資料館
        -西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)-
       林 美帆氏(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ))
14:45~15:45  大会テーマ研究会「全体会II」
 報告III 福島県内市町村における行政文書・自治体史関連資料の管理と保管
       小暮 伸之氏(福島県歴史資料館)
15:45~16:00  閉会行事

(小林)

ワークショップ「どう活用する女性アーカイブ-学ぶ、調べる、楽しむ」

国立女性教育会館で、標記のワークショップが行われます。
同館で開催される「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」
のプログラムの一つです。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
http://www.nwec.jp/jp/center/page09.html

交流推進委員:青木 玲子 独立行政法人国立女性教育会館客員研究員
施策説明者・事例提供者:
新井 浩文 埼玉県立文書館主任学芸員

研究発表者・事例提供者:
小出いずみ 渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター長
上村千賀子 独立行政法人国立女性教育会館客員研究員

日時:8月30日(日)9:00~11:00
場所:研修棟 101研修室

(小林)

特別セミナー「文化財デジタルアーカイブのための画像技術」

立命館大学で、標記のセミナーが開催されます。
参加申込は不要です。

詳しくは、主催者のサイトをご参照ください。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/2009/08/post-29.html

「文化財デジタルアーカイブのための画像技術 -最先端研究開発とアーカイブの現場から-」
日時:2009年8月24日(月) 9:30~12:00
場所:立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム
参加:無料(予約不要)

会場に来られない方も、インターネットでセミナーにご参加いただけます。

プログラム:
司会:八村 広三郎(立命館大学情報理工学部教授)
(1)9:30~9:35 開会のあいさつ 八村 広三郎
(2)9:35~10:15 井手 亜里(京都大学国際融合創造センター教授)
(3)10:15~10:45 橋本 勝(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
(4)10:45~11:15 赤間 亮(立命館大学文学部教授)
休憩 11:15~11:20
(5)11:20~12:00 ディスカッション パネリスト+司会
主催:文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・
ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)
企画:同・デジタルアーカイブ技術研究班

(小林)

全史料協関東部会9月定例研究会(第253回)

1.期日 2009年9月17日(木) 13:00〜17:00
2.会場 千葉県文書館 6階 多目的ホール
     〒260-0013 千葉市中央区4-15-7 TEL 043-227-7556
     モノレール県庁前駅(徒歩3分) JR本千葉駅(徒歩10分)
     京成千葉中央駅(徒歩10分) JR千葉駅(徒歩20分)
     JR千葉駅からバス利用の場合 駅前バス乗り場・2番から
     中央バスで、3・5番から小湊バスで、県庁前バス停下車徒歩3分
3.主催 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
4.講演 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
     全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会
5.内容
   問題提起 13:10〜13:40
     史料整理の現状と課題ー誰でもできる史料整理・保存の方法を
     提唱するー
      関東部会運営委員・新潟市歴史博物館 長谷川 伸氏
   報告1 13:40〜14:10
     NPOによる史料整理・保存活動の可能性について
      NPO歴史資料継承機構代表理事・日本学術振興会特別研究員
                        西村慎太郎氏
   報告2 14:10〜14:40
     自治体史編纂後の地域史料の保存・活用と人材育成
      全史料協近畿部会役員・奈良女子大非常勤講師 島津良子氏
   報告3 14:40〜15:10
     大学における地域史料を担う人材教育の現在
      國學院大学教授 根岸茂夫氏
     休憩 15:10〜15:40
       この間に千葉県立文書館展示観覧
           解説 千葉県文書館行政資料課副主幹 尾崎 晃氏
   総合討論 15:40〜16:50
         司会   埼玉県立文書館主任学芸員 新井浩文氏
         パネラー 西村氏、島津氏、根岸氏、長谷川氏

※申し込み締め切りは9月11日(金)です。

全史料協関東部会事務局(長野県立歴史館内)
 〒387-0007 長野県千曲市屋代清水260-6
 TEL 026-274-3993 FAX 026-274-3996
 担当 児玉卓文 下 育郎
    kodama-takufumi-y@pref.nagano.jp
    shimo-ikuo-r@pref.nagano.jp

(小林)

第7回 アーキビスト・カフェの開催

「ICA/SBL運営会議に参加して感じたこと・考えたこと:
アーカイブズの存在感、ベストプラクティス、コミュニケーション」

日時: 2009年8月22日(土)
 午後4時30分から6時30分(※開始時間が早いです!)
場所: 賀川豊彦記念・松沢資料館
        *来館のご案内URL: http://zaidan.unchusha.com/information.html
話題提供: 松崎裕子さん
(渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター,ICA/SBL運営委員)
参加費: 500円(会場費を含む)  定員30名
要申込み(8/18までにメールにて右記へ):asj※zj8.so-net.ne.jp
ASJ事務局まで※は半角のアットマークです)

◆第3回カフェでSAA大会の参加報告をいただいた松崎裕子さんから、今回は
今年6月、フィンランドで開催された国際アーカイブズ評議会(ICA)/ビジネス・
労働アーカイブズ部会(Section for Business and Labour Archives)
の運営会議とセミナー(‘Company archives inchange’)等について、
お話いただきます。
各国を代表するビジネスアーキビストたちのホットな話題を共有できる
チャンスです。

皆様のご参加をお待ちしています。
【参考】ビジネス・アーカイブズ通信 №15(2009年3月19日)
http://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20090319.html

※カフェの前に、同会場でASJの第1回 運営委員会を開催します(午後3時~)。
 活動にご賛同いただける皆さまは、是非、ご参加ください。

(細井)

水損史料修復ワークショップ開催(東京)

 現在、たび重なる災害から歴史資料(史料)をどのように守るかが、喫緊の
課題となっています。とりわけ、水害で泥のかぶった水損史料は、カビや泥
による見た目の汚さと臭いによって、地震による被災史料以上に早くゴミと
して廃棄されやすいことが知られています。
 しかし、史料が水損しても、真空凍結乾燥機(フリーズドライ)やペーパー
タオルなどの吸水紙により乾燥・修復が可能です。そこで、このたび、水害で
被災した史料の応急処置の方法について学ぶワークショップを開催したいと
存じます。同時に、このワークショップを通じて、史料保存の方法と意義を
考える機会にしていただきたく存じます。
 ワークショップでは、1995年の阪神・淡路大震災を契機に結成された、歴史
資料ネットワーク(史料ネット)の水損史料保全活動の概要を説明した後、和
紙で作成したサンプル史料を実際に水損させ、吸水紙を史料の間に挟み込み
吸水乾燥させる方法を実演します。その後、参加者のみなさんにこの方法を
体験していただきます。このノウハウを一人でも多くのかたがたに知ってい
ただき、地域の史料保全に役立てていただければ幸いです。歴史や史料に関
心のあるかたならどなたでも参加できます。みなさんの積極的なご参加をお
待ちしております。
 なお、実習をともないますので事前申し込み制とし、希望者多数の場合は
申し訳ございませんが先着40人とさせていただきます。お申し込みは、歴史
科学協議会事務局までメールか電話(下記参照)にてお願いします。

【日 時】
 2009年9月12日(土)(13:30開場)14:00~17:00

【会 場】
 早稲田大学早稲田キャンパス7号館319号教室(実習は321号教室に移動)

【講 師】
 松下 正和 氏 神戸大学大学院人文学研究科特命講師
 河野 未央 氏 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター研究員

【内 容】
 1.歴史資料ネットワークの活動概要
 2.水損史料の応急処置実習

【参加費】
 無 料

【主 催】
 歴史資料ネットワーク/東京歴史科学研究会/歴史科学協議会

【参加受付】
 歴史科学協議会事務局
  メールアドレス rekihyo@mx10.ttcn.ne.jp
  電話 03(3949)3749

(小林)

第4回映画の復元と保存に関するワークショップ

参加には申し込みが必要です。
詳しくは、映画保存協会のサイトをご参照ください。
http://www.filmpres.org/archives/554

企画:大阪芸術大学「玩具映画および映画復元・調査・研究プロジェクト(TOY FILM PROJECT)」
主催:「映画の復元と保存に関するワークショップ」運営委員会 / 京都府京都文化博物館、
   プラネット映画資料図書館、神戸映画資料館、大阪芸術大学、NPO法人映画保存協会、
   (株)IMAGICAウェスト
協力:東京国立近代美術館フィルムセンター、(社)日本映画テレビ技術協会京都支部、
   NPO法人京都映画倶楽部、角川映画株式会社、富士フイルム株式会社、報映産業株式会社、
   コダック株式会社

全日程:2008年8月29日(土)〜8月31日(月)

8月29日(土) 11:00〜 基礎編
場所:京都府京都文化博物館
内容:
 フィルムの基礎知識
 日本における映画保存
 上映・解説 ― 玩具映画に見る剣豪特集:中山安兵衛VS荒木又右衛門
 手回し映写機の実演と活弁
 京都文化博物館の見学(フィルム・資料保存庫ほか) 
 上映・解説 − 『茶釜音頭』と日本アニメーション特集

8月30日(日) 11:00〜 応用編
場所:京都府京都文化博物館
内容:
 撮影監督からの提言
 地域における映画復元の実例とその問題
 上映・解説 − 『黒手組助六』と『海浜の女王』
 感材メーカーから見たデジタル時代のアーカイヴ
 角川映画の映画保存の取り組み
 文化庁における近年の「映画・映像分野の振興」について
 上映・解説 − 『祇園小唄 絵日傘 舞ひの袖』

ディスカッション

懇親会

8月31日(月) 10:00〜 実習編
場所:IMAGICAウェスト
 ワークショップ初参加者を対象とする基礎コースと、既参加者を対象
 とする応用コースに分かれての実習となります。

受講料
全日程 一般 10,000円 学生 5,000円 
1日のみ 一般 3,000円 学生 1,500円 
2日間  一般 5,000円 学生 2,500円 
ワークショップ当日にお支払いください

各定員は京都文化博物館が60名、 IMAGICAウェストが24名です。
内容や講師に変更がある場合がございます。ご了承ください。

申し込み締め切り 2008年8月10日
申込多数の場合は選考とさせていただきます。受講証の発送をもって合否
発表といたしますのでご了承ください(受講証は8月20日までに発送)。

(小林)

文化財講習会「文化財としての行政文書の保存と活用」

 埼玉県立文書館収蔵の「埼玉県行政文書」が、国の重要文化財(歴史資料)に指定されました。
明治初年から昭和22年まで の11,259点という膨大な資料です。これを記念し、様々な角度 から行
政文書を考える講習会を開催します。
 どなたでも参加できます。全3日間の講習会ですが、1日だけの参加でもかまいません。興味の
あるテーマにあわせておいでください(参加費は1日でも同額ですが、テキストは全講義の資料を
収録しています)。

1 日 時:8月4日(火)~6日(木)全3日間 10時~15時(4日は9時45分から)
2 会 場:埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂
〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
東武野田線大宮公園駅下車 徒歩5分
(JR大宮駅で乗り換えて2駅目)
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/riyou.html#koutsu
3 共 催:埼玉県文化財保護協会、埼玉県教育委員会、埼玉県立文書館、
      埼玉県立歴史と民俗の博物館

4 講師とテーマ(演題は仮題):
8月4日(火)
    (1)文化財としてみる近代行政文書     文化庁美術学芸課文化財調査官 地主智彦氏
    (2)埼玉県行政文書の重要文化財指定    埼玉県立文書館公文書担当課長 太田富康氏
8月5日(水)
    (3)行政文書にみる鉄道史                 立教大学教授 老川慶喜氏
    (4)行政文書の保存と管理           埼玉県立文書館主任学芸員 新井浩文氏
8月6日(木)
    (5)埼玉県における市町村行政文書の保存と活用    白岡 町教育委員会 板垣時夫氏
    (5)アーカイブズとしての行政文書      国文学研究資料館主幹・教授 高橋 実氏

5 参加費:1,000円(資料代含む)

6 申込み:7月31日(必着)までに埼玉県文化財保護協会へ電話で申込。
    埼玉県文化財保護協会(埼玉県教育局生涯学習文化財課内)
         ℡ 048-830-6986 担当:兼子・野中・森内
         〒330-9301 さいたま市浦和区高砂3-15-1

(太田)

第32回行政管理講座 ─ 情報公開・個人情報保護制度と公文書管理 ─

財団法人行政管理研究センターが、標記の講座を開催します。
参加には申し込みが必要です。

詳しくは、同センターのサイトをご参照ください。
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~iam/index.html

日 時:平成21年7月23日(木)~24日(金)
場 所:アルカディア市ヶ谷
東京都千代田区九段北4丁目2番25 号
電話03-3261-9921
定 員:180 名
受 講 料:16,000 円 (テキスト代含む。)

プログラム
〈第1日〉7月23日(木)
オリエンテーション
13:00~14:50 公文書管理法の理念と実務
 内閣府大臣官房 公文書管理課長
 福井仁史氏

15:00~16:00 神奈川県の公文書管理制度について
 神奈川県公文書館 資料課長
 石原一則氏

〈第2日〉7月24日(金)
10:00~12:00 情報公開・個人情報保護の審査と答申
 内閣府情報公開個人情報保護審査会 事務局調査官
 田澤博司氏

13:20~15:20〔パネルディスカッション〕
 情報公開・個人情報保護制度と公文書管理
 〈司会・コーディネーター〉
  東京大学大学院教授 宇賀克也氏
〈パネリスト〉
 筑波大学法科大学院教授 藤原靜雄氏
 内閣官房公文書管理 担当者
 熊本県宇土市役所 文書管理担当者

15:20~16:00 質疑応答

(小林)

JBMIA文書管理システムセミナー2009
「文書管理が支える 経営力強化~IT経済政策の展開と今後の文書管理~」

社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会が、セミナーを開催します。

参加には申し込みが必要です。
詳しくは、同会のサイトの「What's New?」をご参照ください。
http://www.jbmia.or.jp/

主 催 社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)
ドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会
協 賛
ARMA International 東京支部
社団法人日本画像情報マネジメント協会
社団法人日本経営協会
タイムビジネス協議会
日 時 2009年7月24日(金)13:00~17:00
(受付開始 12:10)
会 場 飯田橋レインボービル7F 大会議室
東京都新宿区市谷船河原町11番地 TEL 03-3260-4791
アクセス
地下鉄:有楽町線/南北線/東西線/大江戸線
各線の飯田橋駅下車 神楽坂下B3出口から徒歩5分
JR:総武線飯田橋駅西口から徒歩5分
受講料 無料

講演テーマとスケジュール
13:00~13:05 ご挨拶
 社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会
  専務理事 中西 英夫

13:05~13:55 基調講演
ITによる構造改革と業務革新
 講師:経済産業省 商務情報政策局 情報政策課長
 鍜治 克彦 氏

14:00~14:50 特別講演
医療機関内におけるドキュメント管理・ワークフローの構築
 講師:財団法人津山慈風会 津山中央病院 副院長
 宮島 孝直 氏

15:05~15:55 テーマ1
法令・標準規格の動向からみた文書管理、記録管理システムの現状と展望
 講師:社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会DMS部会会員
 コダック株式会社 下嶋 秀樹

16:00~16:50 テーマ2
今見直していく 文書管理、記録管理のしくみ
 講師:社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会DMS部会 部会長
 株式会社 日立コンサルティング 伊藤 泰樹

(小林)

シンポジウム「市民社会の財産としての公文書・地域資料を考える」

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、シンポジウムを開催します。

参加申し込みは不要です。
詳しくは、全史料協のサイトをご参照ください。
http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/e20090623-02.html

日 時 平成21年7月26日(日) 13時~16時30分
場 所 京大会館 2階 大講演室
所在地:京都市左京区吉田河原町15-9
電 話:075-751-8311(代)
交 通:京都駅より市バスD2のりば(206)「京大正門前」下車 
徒歩10分
三条京阪より京都バス17番のりば出町柳経由系統「荒神橋」
下車 徒歩5分
京阪電車「神宮丸太町駅」下車 徒歩7分
テーマ 公開シンポジウム 市民社会の財産としての公文書・地域資料を考える

報告者
講演:「時を貫く記録の保存 日本の公文書館と公文書管理法制」
 高山正也氏(国立公文書館理事・慶応義塾大学名誉教授)
対談:「近畿の資料保存と活用を考える」
 高山正也氏 ・ 井口和起氏(京都府立総合資料館長・京都府立大学名誉教授)
報告:「全史料協近畿部会の歩み」
 烏野茂治氏(近江八幡市協働政策部地域文化課市史編纂室)
ディスカッション
 進行:藤吉圭二氏(高野山大学准教授) 福島幸宏氏(京都府立総合資料館)

(小林)

全史料協関東部会8月定例研究会(第252回)

1.日時:2009年8月7日(金) 13:00〜17:00(受付開始 12:30)
2.会場:松本大学 5号館 521教室
      〒390-1295 長野県松本市新村2095-1
       TEL:0263-48-7385
       http://www.matsumono-u.ac.jp/
     松本大学への交通案内
     JR松本駅から私鉄上高地線に乗り換え「北新・松本大学
     前駅下車(約10分)
     *お車で参加の方は駐車券(200円)が必要です。
3.テーマ 資料保存機関との連携
   報告1 13:00〜13:30
    「図書館における地域資料の活用、長野県の事例」
      長野県立歴史館 文献史料課 児玉卓文氏
   報告2 13:30〜15:30
    「地域資料の保存と利用をめぐる図書館・文書館の取り組み」
      小平市史編さん室 蛭田廣一氏
   質疑 15:45〜17:00
     司会 全史料協関東部会総会運営委員 所沢 潤氏

趣旨
  地域資料の保存をめぐって、これまで図書館や教育機関が果たしてきた
 役割は大きい。
  長野県内の図書館における地域資料の利用事例については、県史料協事
 務局の長野県立歴史館文献資料課の児玉氏から,図書館における地域資料
 保存と利用の現状については、小平市史編さん室の蛭田氏からご報告いた
 だき、相互の課題を検討する場としたい。
  今回は資料保存機関として、関連機関との連携の必要が改めて重要性を
 増す文書館と長野県内の図書館の関係者に声をかけ、情報交換を踏まえな
 がら連携の第一歩としてゆきたい。

追記
  研究会後、宿泊施設「ほりでいゆう」(安曇野市堀金)にて懇親会を設
  けます。
  宿泊を希望される方は準備の都合上、7月20日までにご返事を下さい。
  (宿泊施設申し込み先着10名まで、12,000円)

全史料協関東部会事務局(長野県立歴史館内)
 〒387-0007 長野県千曲市屋代清水260-6
 TEL 026-274-3993 FAX 026-274-3996
 担当 児玉卓文 下 育郎
    kodama-takufumi-y@pref.nagano.jp
    shimo-ikuo-r@pref.nagano.jp

(小林)

全史料協関東部会9月定例研究会(第253回)
シンポジウム「地域の史料保存と人材育成ーその現状と課題ー」

期日:2009年9月17日(木)
時間:13:00〜17:00
会場:千葉県文書館 6階多目的ホール
   〒260-0013 千葉市中央区中央4-15-7
   TEL 043-227-7555
内容:
  問題提起:史料整理の現状と課題ー誰でもできる史料整理・保存の
   方法を考える」
    関東部会運営委員・新潟市歴史博物館 長谷川 伸氏
  報告1:NPOによる史料整理・保存活動の可能性について
    NPO歴史資料継承機構代表理事・日本学術振興会特別研究員
                      西村慎太郎氏
  報告2:自治体史編纂後の地域史料の保存・活用と人材育成
    全史料協近畿部会役員・奈良女子大非常勤講師 島津良子氏
  報告3:大学における地域史料を担う人材教育の現在
    國學院大學教授 根岸茂夫氏
  総合討論
   司会:新井浩文氏(埼玉県立文書館)
   パネリスト:西村・島津・根岸・長谷川
開催趣旨
  古文書・公文書を問わず、史料整理・保存事業は、史料を保存し、
 公開活用し、後世に伝えるための最も基本的な事柄です。しかし、
 昨今の厳しい財政事情や市町村合併に伴う環境変化など、事業を遂行・
 継続のためには、様々な課題に直面しているのではないでしょうか。
 今回は、関東部会運営委員会企画として、史料整理・保存事業の根幹
 である「人」の問題をテーマにシンポジウムを行います。特に、専門
 的な知識を有する人材の確保についてと、地方における人材難の問題
 について、皆さんと解決の方法を考えていきたいと思います。

問い合わせ
全史料協関東部会事務局(長野県立歴史館内)
 〒387-0007 長野県千曲市屋代清水260-6
 TEL 026-274-3993 FAX 026-274-3996
 担当 児玉卓文 下 育郎
    kodama-takufumi-y@pref.nagano.jp
    shimo-ikuo-r@pref.nagano.jp

(小林)

ARMA東京支部総会併設セミナーのご案内(第91回定例会)

『時を貫く記録としての公文書管理の在り方』
 講師:内閣府内閣官房公文書管理検討室 参事官
 兼内閣府大臣官房公文書管理課 課長 福井仁史氏

日時:7月22日(水)  15:00−17:00
場所:中央大学駿河台記念館 2階 280号室
   〒100-0005 東京都千代田区神田駿河台3−11−5

参加費:1,000円
申込方法:メール又はFAXにて氏名、所属、連絡先等をご記入の上、ARMA
     東京支部までお申込み下さい。
    (お問合せ:Tel 03-3258-8677)
     E-Mail:kotani@nrm.co.jp FAX 03-3258-8670
締切日:2009年7月17日

詳細はhttp://www.arma-tokyo.org/index.htmでご覧ください。

(小林)

平成21年度全史料協関東部会総会及び講演会開催

日時:2009年7月17日(金)
   13:30〜16:30(13時受付開始)
会場:港区立勤労者福祉会館 1階 第1洋室
   〒108−0014 東京都港区芝5−1−18
   TEL 03-3455-6381
日程等:
 (1)総会 13:30〜14:45
 (2)講演 15:00〜16:30
    演題:「行政文書管理と記録保存ー公文書管理法と地方公共団体ー」
    講師:益田宏明氏(「行政文書管理」編集者)
申し込み:申込書に記入の上7月10日(金)までに関東部会事務局宛にFAX、
     またはEメールでお申し込み下さい。

      全史料協関東部会事務局(長野県立歴史館内)
       〒387-0007 長野県千曲市屋代清水260-6
       TEL 026-274-3993 FAX 026-274-3996
       担当 児玉卓文、下 育郎
          kodama-takufumi-y@pref.nagano.jp
          shimo-ikuo-r@pref.nagano.jp

(小林)

早稲田大学 大学史資料センター主催アーカイブズセミナー

日時:7月2日(木)17:30〜19:00
会場:早稲田大学 大隈会館(20号館)3階 301・301会議室

講演者
淺古弘氏(本学法務研究科教授)
「早稲田大学の文書管理体制とその問題点」
小川千代子氏(国際史料研究所)
「デジタル文書の管理・保存について」

詳しいことはhttp://www.waseda.jp/archives/event/event.htmlでご覧ください。

(小林)

アーカイブズカレッジ修了論文報告会のお知らせ(再掲)

日時:2009年7月21日(火) 18:00~20:00
場所:法政大学市ケ谷キャンパス 
    大学院棟402号室
 場所はこちらをご覧下さい。

発表予定者
 1、大石三紗子(2006年度修了)
   文書管理規程と文書館
   -神奈川県川崎市・藤沢市・寒川町を事例として-
 
 2、青木然 (2007年度修了)
   近代移行期における地方文書の変質
   -東金市菱沼の土屋家文書・菱沼区有文書を題材として-
 
 3、齋藤勉(2008年度終了)
   複合館の可能性
   ―八潮市立資料館と寒川文書館の例から―

※詳細が決まりましたので、再度掲載いたします。

(小林)

歴史資料ネットワークと宮城資料ネットのワークショップ・技術交流会

歴史資料ネットワーク(史料ネット)が下記のワークショップを開催します。

日時:2009年7月27日(月)14時~ 
場所:神戸市立六甲道勤労市民センター 会議室C
(〒657-0038 神戸市灘区深田町4丁目1番39号 メイン六甲Aビル4・5階、電話 078-841-1711)
アクセス:JR六甲道駅改札を南に出てすぐhttp://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/rokkoumichi/index.html
※会場が狭いので30人限定とします。

【ワークショップ・技術交流会】(参加無料、共催=大阪歴史科学協議会、大規模災害時の史料保全論科研)
「宮城資料ネットワークの被災史料保全方法」
・講演:佐藤大介氏(東北大学教育研究支援者・NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク事務局)
・実演:宮城資料ネットワークメンバー

〔お申し込み方法〕
史料ネット事務局まで、住所・氏名・電話番号ないしメールアドレスを明記の上、はがき・FAX・メールの
いずれかでお申し込みください。

◇◆申し込み・お問い合わせ◆◇
歴史資料ネットワーク 事務局
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター気付
TEL&FAX:078-803-5565(平日の午後1時から5時)
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/ (ホームページ)
http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/ (ブログ)
Mailto:s-net@lit.kobe-u.ac.jp

詳しい事は史料ネットのブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/27795324.htmlで御覧下さい。

(小林)

NEXT DOCUMENTソリューション2009 〜次世代の文書・記録管理を考える〜

期間中、以下のようなフォーラムやプレゼンテーションセミナーも行われます。
参加者は、原則として招待券持参者・事前登録者です。

詳しくは、専用サイトをご参照ください。
http://www.noma.or.jp/nds/

主催:社団法人日本経営協会
会期:2009年7月15日(水)〜17日(金) 3日間
開場時間:午前10時〜午後5時
会場:東京ビックサイト(東京国際展示場)東展示棟
     〒135-0063 東京都江東区有明3-21-1 TEL. 03-5530-1111(代)

    15日(水)
    ネクスト・ドキュメント/内部統制フォーラム
     「内部統制報告制度の導入後の状況について」
     「文書管理なくしてリスク管理なし〜文書管理の不備による経営リスク
    が拡大している」
     「企業ドキュメントプロセスを変革するDITA(ディータ)の実際」
     「XML最新動向〜財務データのXML化「XBRL」の広がり」

    出展者プレゼンテーションセミナー 
     「記録管理の最新動向」 記録管理学会
     「コンテンツ指向アプローチによるプロセス管理業務とコンテンツの
    「見える化」によるコスト削減追求」 日本アイ・ビー・エム(株)
     「ISO26000(社会的責任SR)制定化を睨んだ現実的な取組みに向けて」
    (株)イー・キュー・マネジメント技研
     「公文書等の記録管理を見据えたPDFの国際標準規格(ISO32000−1)の
    発行の意義と、Acrobat9によるISOが期待する高機能PDFのご紹介」
     アドビシステムズ(株)
     「新検定「公文書管理検定」のご紹介〜レコードマネジメントからアー
    カイブズへ」 (社)日本経営協会 検定事務局 

    16日(木)
    ネクスト・ドキュメント/内部統制フォーラム

     経済産業省の考えるCSR「CSRの最新動向」
     「「公文書管理」の新しい流れ〜レコードマネジメントからアーカイブズへ」
     JASAセッション第1部「企業活動における情報セキュリティ確保の重要性」

     JASAセッション第2部
     (1)「企業経営に活かす情報セキュリティ監査」
     (2)「情報セキュリティ確保のための監査人育成」

    出展者プレゼンテーションセミナー 
     「内部統制にみるオフィスセキュリティ」 (社)ニューオフィス推進協議会
     「ISO26000(社会的責任SR)制定化を睨んだ現実的な取組みに向けて」
    (株)イー・キュー・マネジメント技研
     「日本のアーカイブズ学研究と日本アーカイブズ学会」 日本アーカイブズ学会
     「情報と記録管理を取り巻く新しい潮流・課題、わが国の官・民の組織は
    どう対応すべきか?」 ARMA東京支部
     「新検定「公文書管理検定」のご紹介〜レコードマネジメントからアーカイブズへ」
    (社)日本経営協会 検定事務局 

    17日(金)
    ネクスト・ドキュメント/内部統制フォーラム
     「今見直していく文書管理、記録管理のしくみ」
     JSPA特別セッション第1部「社会的責任とは何か」
     JSPA特別セッション第2部「内部統制等を担保する情報セキュリティの実効性」
     JSPA特別セッション第3部「今の日本にインテリジェンスはない」

    出展者プレゼンテーションセミナー 
     「公文書等の記録管理を見据えたPDFの国際標準規格(ISO32000−1)の
    発行の意義と、Acrobat9によるISOが期待する高機能PDFのご紹介」
    アドビシステムズ(株)
     「業務の生産性向上、時間の無駄やコストを削減する新ビジネス文書活用」
    (株)ジャストシステム
     「『e文書Station』を利用した文書管理事例のご紹介」 日本ユニシス・ビジネス(株)
     「コンテンツ指向アプローチによるプロセス管理業務とコンテンツの「見える化」
    によるコスト削減追求」 日本アイ・ビー・エム(株)
     「新検定「公文書管理検定」のご紹介〜レコードマネジメントからアーカイブズへ」
    (社)日本経営協会 検定事務局

(小林)

第8回駿河台大学行政文書管理セミナー「公文書管理の法制化と自治体の対応」

東京と大阪で開催されます。

参加対象者は自治体関係者で、先着80名限定です。

詳しくは、主催者である行政文書管理改善機構のサイトの「新着情報」をご参照ください。
http://www.npo-bunshokanri.jp/index.html

開催日時及び会場
東京会場
 開催日時:平成21年7月3日(金)13:00〜17:00 (開場12:30)
 会場:全国町村会館 ホールA
     〒100-0014 千代田区永田町1-11-35 TEL.03-3581-0471(代表)
      http://www.zck.or.jp/kaikan/access/index.htm

大阪会場
 開催日時:平成21年7月10日(金)13:00〜17:00 (開場12:30)
 会場:大阪大学中之島センター10F 佐治敬三メモリアルホール
     〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 TEL.06-6444-2100
       http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

講演の内容
東京会場
統一テーマ:公文書管理の法制化と自治体の対応
       −公文書管理の法制化と電子文書管理−

講演内容:
司会 行政文書管理アカデミー教授 小島博之
ごあいさつ:駿河台大学文化情報学研究所長・教授 今村庸一

講演I :「一元的な電子文書管理システムの整備を巡って」)
    講師:千葉 博(総務省行政管理局行政情報システム企画課課長補佐)
講演II:「公文書管理の専門職とその専門性−資格認定と論文募集−」
    講師:原田三朗(行政文書管理アカデミー学長・駿河台大学名誉教授)
講演III:「公文書管理法は,自治体に何を求めるか−公文書管理法案を読み解く−」
    講師:廣田傳一郎(駿河台大学大学院客員教授・ISO日本委員)
講演IV:「文書管理は行政水準の指標−私とファイリング−」
    講師:増島俊之(元総務庁事務次官)

大阪会場
統一テーマ:公文書管理の法制化と自治体の対応
      −公文書管理の法制化と維持管理の実践事例報告−

講演内容:
司会 行政文書管理アカデミー教授 小島博之
ごあいさつ:駿河台大学文化情報学研究所長・教授 今村庸一

講演I :「公文書管理法は,自治体に何を求めるか−公文書管理法案を読み解く−」
    講師:廣田傳一郎(駿河台大学大学院客員教授・ISO日本委員)
講演II:「『維持管理十年原則』を完遂して −佐賀県鹿島市を事例として−」
    講師:川原逸生(佐賀県鹿島市総務課秘書係長)
講演III:「維持管理における専門職要員養成 −島根県雲南市を事例として− 」
    講師:山崎 修(島根県雲南市教育委員会生涯学習課主幹)
講演IV:「公文書管理の専門職とその専門性 −資格認定と論文募集−」
    講師:原田三朗(行政文書管理アカデミー学長・駿河台大学名誉教授)

対象及び参加費用:
 参加対象者は自治体関係者とし,先着80名様に限らせていただきます。
 なお,定員満了によりお断りする場合には,メール又はファックスにて,
 その旨のご通知を差し上げます。

参加費は無料です。

なお,参加者は,当日,申込のメール又はFAXのコピーを,各団体1枚あてで結構です
ので,ご持参下さい。

(小林)

公開シンポジウム「文化財と史料保存問題を考える」

参加申し込みは不要です。
詳しくは、主催者の日本学術会議のサイトをご参照ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html

1.主催:日本学術会議 史学委員会
     日本歴史学協会 史料保存利用特別委員会・文化財保護特別委員会
2.日時:平成21年 6月27日(土曜日)13:30〜17:30
3.場所:学習院大学南3号館201教室(豊島区目白1−5−1)
4.次第:
  報告者
   森田 晃一(地方史研究協議会、日本民族学会、日本史研究会、岐阜大学留学生センター教授)
   「岐阜県歴史資料館の現状と課題」(仮)
   谷口 榮 (葛飾区郷土と天文の博物館(学芸員))
   「文化財の保護と博物館・資料館」

(小林)

アーカイブズカレッジ修了論文報告会のお知らせ

日時:2009年7月21日(火) 18:00〜20:00
場所:東京周辺 (未定)

発表予定者
 1、大石三紗子(2006年度修了)
   文書管理規程と文書館
   −神奈川県川崎市・藤沢市・寒川町を事例として−
 
 2、青木然 (2007年度修了)
   近代移行期における地方文書の変質
   −東金市菱沼の土屋家文書・菱沼区有文書を題材として−
 
 3、齋藤勉(2008年度終了)
   複合館の可能性
   —八潮市立資料館と寒川文書館の例から—

※場所は法政大学に決まったようです。なお詳細はhttp://samidare.jp/archives/でご覧ください。

(小林)

公開シンポジウム 市民社会の財産としての公文書・地域資料を考える

1 趣 旨
 公文書管理法の成立を受けて、公文書や地域に残された歴史的な資料へのあらたな関心が高まっ
ている。この動向の特徴は、それらを市民社会の財産として捉えようとするものである。
 今回のシンポジウムでは、上記のような全国的動向を踏まえつつ、近畿における資料保存の課題
を考えるとともに、公文書・地域資料の保存と活用の意義を、広く一般市民・行政関係者などに認
知してもらうことをねらいとする。公文書・地域資料の活用は、地域独自の企画力の再構築やそれ
を通じた地域の活性化に直結するものだからである。 

2 シンポジウム詳細
    ア 日 時
        平成21年7月26日(日) 13:00〜16:30(12:30より受付開始)
     イ 場 所
        京大会館 2階 大講演室
       606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9
           京都駅より市バスD2のりば(206)「京大正門前」下車
           三条京阪より京都バス17番のりば出町柳経由系統「荒神橋」下車
           京阪電車「丸太町駅」下車徒歩7分15-9
     ウ 内 容
       13:00〜13:40 講 演「時を貫く記録の保存:日本の公文書館と公文書管理法制」
              高山正也氏(国立公文書館理事・慶應義塾大学名誉教授・図書館情報学)
       13:40〜14:50 対 談 「近畿の資料保存と活用を考える」
        高山正也氏
        井口和起氏(京都府立総合資料館長・京都府立大学名誉教授・歴史学)
              進行役(主催者から)
        14:50〜15:00 休 憩
       15:00〜15:45 報 告 「全史料協近畿部会の歩み」
        烏野茂治(近江八幡市協働政策部地域文化課市史編纂室)
       15:45〜16:30 ディスカッション
       [進行]藤吉圭二(高野山大学准教授)・福島幸宏(京都府立総合資料館)
   エ 参加費 無料(事前申し込み不要、定員は当日先着200名) 

3 主催・後援
   主催:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会
   後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会・国立公文書館・日本アーカイブズ学会・
        記録管理学会                    ※後援団体は申請中 

4 問い合わせ先
  奈良県立図書情報館 TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777
  630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地  zenshi@library.pref.nara.jp

(福島)

※ポスターはここからどうぞ。
(小林)

寒川文書館第1回ミニ展示「アーカイブズを考える日」開催

会期:平成21年6月2日(火曜)〜平成21年6月30日(火曜)
会場:4階エレベーターホール
テーマ:「アーカイブズを考える日−6月9日は国際アーカイブズの日−」
内容: 6月は2つの公文書館(アーカイブズ)の記念日があります。国内
   では昭和63年(1988)6月1日に公文書館法が施行され、世界でも6月
   9日が「国際アーカイブズの日」と定められました。これを期に、神
   奈川県内の公文書館や寒川文書館の役割についてあらためてご紹介し
   ます。
展示説明会:6月20日(土曜)午前10時30分、午後2時の2回
     (企画展「広報さむかわの60年」の説明会とあわせて行います)

http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html

(高木)

第6回アーキビスト・カフェの開催

主催:アーキビスト・サポート(ASJ)
日時:2009年6月20日(土)午後5時30分から7時30分
場所:賀川豊彦記念・松沢資料館
来館のご案内URL:http://zaidan.unchusha.com/information.html

内容:小平の歴史を拓く
   -ライブラリアン兼アーキビストとして市史編さんの扉を開く-

話題提供:蛭田廣一さん(小平市企画政策部市史編さん担当)

参加費 500円(会場費を含む) 定員30名

要申込み(6/16・火曜日までにメールにて下記へ)
asj※zj8.so-net.ne.jp ASJ事務局まで
(※は半角のアットマークです)

◆小平市図書館長として、図書館界における資料保存
運動を実践の場で、名実ともに牽引してこられた
蛭田(ひるた)さんが、昨年度から同市の市史編さん事業に
携わっておられます。
図書館のアーキビストとして「戦略的」に取り組ん
でこられた経験と、新たに取り組む「編さん」の
仕事についてお話を伺います。 乞うご期待。

◆参考図書:いずれも共著。日本図書館協会発行
・三多摩郷土資料研究会編
『地域資料入門』
・ 日本図書館協会資料保存委員会編集企画
『資料保存の調査と計画』

(小林)

国際アーカイブズの日記念公開講演会

埼玉県地域史料保存活用連絡協議会と埼玉県立文書館が講演会を開催します。
参加には申し込みが必要です。

日時:平成21年6月4日(木) 14時30分から16時30分まで
会場:彩の国ビジュアルプラザ映像ホール
   〒333-0844 川口市上青木3-12-63(SKIPシティ) Tel:048-265-2591

主催:埼玉県地域史料保存活用連絡協議会
   埼玉県立文書館
後援:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会

内容
(1)ミニ講座「お役所の文書が重要文化財になった!」
(2)講演「文化遺産としての記録映像~NHKアーカイブスがめざすもの~」
     講師 NHK川口アーカイブス館長 小納谷雅明氏

 講演会終了後、NHKアーカイブス2階の映像公開ライブラリーが見学できます。(午後5時30分まで)

定員・参加費:200名・無料
申込み:事前に電話で、埼玉県立文書館へ申し込んでください。

詳しくは、後援団体の全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)のサイトをご参照ください。
http://www.jsai.jp/ibbs/b20090509.html

(小林)

JIIMAセミナー 統合文書情報マネジメント(ECM)への進化

日本画像情報マネジメント協会が、セミナーを東京と大阪で開催します。
参加には申し込みが必要です。

東京:6月4日(木)
大阪:6月18日(木)

詳しくは、同会のサイトをご参照ください。
http://www.jiima.or.jp/seminar/seminar_200906.html

(小林)

自治体経営と文書管理 公文書活用講演会のご案内

■公文書管理法案が今国会に提出され、今、国レベルで文書管理が大きく動きつつあります。本講演
会では、答申が法案に反映した、内閣官房「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の委員を務
められた後藤仁先生が自治行政と文書管理の核心について広い視野と豊富なご経験に基づきながらお
話し下さいます。行政職員はもとよりー般の皆さんにとっても現代社会の局面を理解するための有効
な視点を得られる絶好の機会です。

日時 平成21年6月19日(金)14時15分から16時30分
会場 新潟県立文書館 ホール(無料・先書180名)
講師 後藤 仁氏(神奈川大学教授)
プロフィール
1940年東京生まれ。64年東京大学卒業後(株)博報堂入社。69年アメリカ・ミシガン大学に留学。
77年~98年神奈川県庁に勤務し長州県政に参画。知事政策補佐役、自治総合研修センター所長、県立
公文書館館長を歴任。95年~96年総理府行政改革委員 行政情報広報部会専門委員を務められ、98
年から神奈川大学法学部教授。08年2月~10月には内閣官房 公文書管理の在り方等に関する有識者
会議委員を務められる。

主催 新潟県歴史資料保存活用連絡協議会(新史料協)
共済 新潟県立文書館
申し込み・お問い合わせ先
新潟県歴史資料保存活用連絡協雑会(新史料協)事務局(新潟県立文書館内)
〒950-8602 新潟市中央区女池南3丁目1番2号
TEL O25-284-601 FAXO25-284-8737 担当:桑原

(矢田)

全日本博物館学会 2009年度 第1回研究会
人文系と自然系 双方の視点から「博物館資料保存論」を考える

昨年、半世紀ぶりに改訂された博物館法を受けて、今、学芸員の養成課程が
見直されてようとしています。既に原案が出来上がり、平成21年4月公布、
平成24年4月施行というスケジュールとなっています。大きな変更点は、大
学で取得する場合に必要な博物館に関する科目の単位数が、12単位から19単
位へと増加し、新しい科目が追加されることですが、そのひとつが「博物館
資料保存論」です。
既存の博物館資料論に加えて、敢えて「保存論」を独立した科目として設け
たことは、このたびの改訂の特色のひとつであり、関係各方面からの注目を
集めていますが、一口に、資料保存といっても、美術、歴史、自然、産業、
さらに生体資料など博物館の分野によって、その方法論は、大きく異なって
います。
このたびの研究会では、「博物館資料保存論」のあり方を考える第一歩とし
て、人文系、自然系それぞれの視点から、資料保存の考え方を論じて頂き、
その共通点や相違点を明らかにするとともに、学芸員養成という視点から浮
き彫りとなる課題や疑問点を参加者全体で共有していくことをねらいとしま
す。
併せて、このたびの会場である玉川大学が持つ教育博物館の見学会を実施い
たします。

日 時:5月23日(土) 13:00~(12:30受付開始)
会 場:玉川大学 8号館326番教室
〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
小田急小田原線「玉川学園前」駅下車 会場の校舎まで徒歩12分
 http://www.tamagawa.jp/
参加費:無料(非会員の方の参加も大歓迎です)
主 催:全日本博物館学会


■プログラム(予定)

13:00
開会 この研究会の趣旨説明

13:10
第一部、報告会:博物館における資料保存の現状と課題 (60分)
研究会のスタートとして、人文系、自然系それぞれの視点から、博物館にお
ける資料保存の現状と課題について論じて頂きます。
人文系の視点から:青木豊氏(國學院大學教授)
自然系の視点から:成島悦雄氏(東京都多摩動物公園 飼育展示課長)

14:10
休憩(20分)

14:30
第二部、座談会:博物館資料保存論のあり方 (90分)
学芸員養成課程でどう教えていくのかという視点も加えながら、博物館資料
保存論の課題や疑問点について議論を深めていただきます。
司会:高田浩二氏(マリンワールド海の中道館長)
学芸員養成課程の視点から:菅野和郎氏(玉川大学准教授)
事例報告者:青木豊氏(國學院大學教授)
事例報告者:成島悦雄氏(東京都多摩動物公園 飼育展示課長)

16:00
主催者挨拶、事務連絡等

16:10
休憩・移動(20分)

16:30
第三部、見学会:玉川大学教育博物館 (60分)
学芸員養成課程、とりわけ通信教育で全国的に有名な玉川大学の附属機関と

して設置され、学生の博物館実習にも活用されている教育博物館の見学会で
す。
通常、土曜日は、休館ですが、御好意により本研究会のために特別に開けて
頂きます。

17:30
終了

18:00
懇親会(会場付近にて、会費制で実施)

■申込み方法
会場準備の関係から、参加ご希望の方は、氏名、会員・非会員の別、懇親会
への出欠予定、連絡先(電話番号・FAX番号・メールアドレス等)を明記の
上、下記の事務局までメールでお申込みください。会員以外の方の参加も大
歓迎です。
連絡なしでの当日参加も、勿論、大歓迎ですが、資料準備等の関係から参加
者の概数をつかみたいと願っています。急用等により、申込みを頂きながら
参加できない方がいらしても結構ですので、是非、早めにご参加の意思のご
一報を頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願いします。
全日本博物館学会事務局(真坂) jimu@museology.jp
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学学芸員養成課程実習
室内 TEL/FAX: 03-3296-4404

新しい学芸員養成課程に興味をお持ちの方、是非、お集まり下さい



■玉川大学、玉川学園キャンパスへのアクセス

新宿より〔快速急行〕〔急行〕に乗車し、「新百合ヶ丘」にて〔各停〕〔準
急〕に乗り換え(約30分)
小田原より〔快速急行〕に乗車し、「町田」にて〔各停〕〔準急〕に乗り換
え(約60分)

横浜よりJR横浜線「町田」にて小田急線〔各停〕〔準急〕に乗り換え(約45
分)  八王子よりJR横浜線「町田」にて小田急線〔各停〕〔準急〕に乗り換
え(約40分)

東急田園都市線「青葉台」駅よりバス17分 「奈良北団地」停留所下車、徒
歩8分

(毛塚)

埼玉県地方史研究会第52回研究発表会

重要文化財に指定されることになった「埼玉県行政文書」(明治初年から昭和22年の
埼玉県庁の公文書)に関する報告と、明治初年の地域知識人による古文書等の調査・
保存活動に関する報告があります。両報告に関連する展示も開催中で、報告者が展示
解説を行います。
会員でなくても参加できます(参加費無料・事前申込不要)。

報  告 1 重田正夫(埼玉県立文書館専門員兼学芸員)
「皇国地誌編纂期の「好古家」たちの活動」
     2 太田富康(埼玉県立文書館公文書担当課長)
         「埼玉県行政文書-記録の近現代と重要文化財指定」
展示解説 1  テーマ展示「幕末・維新の「好古家」たち-比企・吉見の里から-」
         2 重文指定記念展示「重要文化財が記録する川越」
         展示及び重要文化財指定の概要は埼玉県立文書館のHPをご覧ください。
http://www.saimonjo.jp/01_top/Index.html
日  時 2009年5月23日(土)13:30から
場  所 埼玉県立文書館3階研修室 〒330-0063 さいたま市浦和区高砂4-3-18
アクセスは http://www.saimonjo.jp/05_access/access.html
問 合 せ  埼玉県地方史研究会 県立文書館内 ℡ 048-865-0112(担当 諸岡・太田)

(太田)

神奈川地域史研究会 2009年度総会・総会研究報告

総会研究報告:テーマ「神奈川の資料保存とネットワーク」
報告:石原一則「記憶と記録の交差路 -神奈川県立公文書館の現在-」
   中村修「藤沢市文書館の可能性と課題 -神奈川県軍事関係資料保存ネット
    ワークの形成にあたって-」

日時:2009年5月30日(土)
総会:12時30分~13時

総会研究報告:13時~16時30分
会場:関東学院大学関内メディアセンター 8F M801教室
   関東学院大学 KGU関内メディアセンター
   〒231-0011 横浜市中区太田町2-23  TEL/045-650-1131

最寄り駅:みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩5分
     みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩5分
     JR関内駅 北口より 徒歩5分
     地下鉄関内駅 1番出口より徒歩5分

*駐車場はありませんので、各交通機関をご利用ください。

参加無料

研究報告内容:
神奈川県立公文書館が設置されて16年、藤沢市文書館が開館してから35年目を迎えた今日、
国による公文書管理が検討されるなど、公文書館をとりまく環境は、変化してきています。

今回の総会では、公文書館の活動の柱である、公文書や資料の収集・保存・整理・廃棄・公開に
あたって、どのような問題が起こっているのかを、その現場から報告していただきます。

石原一則氏には、神奈川県立公文書館の設立の経緯と公文書や資料の収集・保存・公開の活動に
ついて、ハンセン病関係資料などの特定の公文書をとりあげて、その問題点を提示していただき、
中村修氏からは藤沢市文書館所蔵の近現代軍事関係資料に焦点を当てた資料の収集・調査・保存・
公開に関わる諸問題について、報告をしていただきます。

連絡先:
神奈川地域史研究会
関東学院大学経済学部 田中史夫研究室 TEL:045-786-7833

(中元)

全史料協近畿部会平成21年度(通算第17回)総会及び第101回例会のお知らせ

会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、第17回総会及び第101回例会を下記により開催しますので、
多数のご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

          記
1 平成21年度(通算第17回) 総会

(1) 日 時  平成21年5月21日(木)  午後1時~2時

(2) 場 所  奈良県立図書情報館 1階 交流ホール (裏面参照)

(3) 議 題  平成20年度事業、決算、監査報告
第9期(平成21・22年度)役員選出
平成21年度事業計画・予算案など

2 第101回例会

(1) 日 時  平成21年5月21日(木)  午後2時15分~5時

(2) 場 所  奈良県立図書情報館 1階 交流ホール

(3) テーマ  全史料協近畿部会の活動成果と今後の展望
-近畿部会例会100回を振り返って-

(4) 報告者
講演:安藤正人氏(学習院大学大学院教授)
「日本のアーカイブズ50年」
-山口県文書館から公文書管理法まで-
報告:和田義久(枚方市教育委員会)
「全史料協近畿部会のあゆみと、枚方市の史料保存と活用」
コメント:阿部安成(滋賀大学経済学部教授)
島津良子(奈良女子大学非常勤講師)

(5) 内 容
例会101回開催という近畿部会にとっての節目を迎えるにあたり、
近畿部会創立以来の歩みを振り返り、成果と課題をめぐって意見交
換を行います。また上記の成果と課題が、アーカイブズの世界の最
新動向との関係でどのように評価されうるのか、近畿部会が今後ど
のような方向へ進んでいくべきなのか、議論を深めたいと思います。


事務局:奈良県立図書情報館
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地
担当:鈴木
TEL 0742-34-2111 FAX 0742-34-2777

(小林)

記録管理学会設立20周年記念研究大会2009

参加申込締切は2009年5月22日です。

詳しくは、同会のサイトをご参照ください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/rmsj/katsudo/event/taikai/2009taikai.html

記録管理学会設立20周年記念研究大会2009
大会テーマ  公文書管理の新展開-ライフサイクルを通した公文書管理の構築に向けて 
期日:2009年5月29日(金)、30日(土)
会 場:農林水産省共済組合 南青山会館(東京 渋谷) 
 東京メトロ表参道駅下車 東京都港区南青山5-7-1
 TEL:03-3406-1365

特別講演:上川陽子氏(衆議院議員、初代公文書管理担当大臣)
~「これからの公文書管理の在り方と課題」 ~

参加費:
<会 員>: 4000円(事前振込)/5000円(当日払)
<非会員>: 5000円(事前振込)/6000円(当日払)
<学 生>: 1000円(会員、非会員,事前、当日いずれも)
懇親会費 :3000円

宿泊: 各自

プログラム
◆第1日: 5月29日(金)
13:00 受付開始
13:30 総会
      記録管理業務功労賞表彰
      (休憩30分)
16:00 記録管理学会設立20周年記念行事
16:30 特別講演 上川陽子氏(衆議院議員、初代公文書管理担当大臣)
 ~「これからの公文書管理の在り方と課題」~
18:00 終了
18:15 懇親会  会場:南青山会館3・4号会議室
20:00 解散

◆第2日: 5月30日 (土)
9:00 受付開始
9:20 開始挨拶
9:30 会員研究発表
9:30~10:00 「わが国の立法府における公文書管理の新展開」
 大蔵綾子(筑波大学大学院)
10:00~10:30 「明治初期における海外の記録管理情報-国立公文書館所蔵の各国記録法翻訳について」
 青木祐一(学習院大学大学院アーカイブズ学専攻)
10:30~10:45 休憩
10:45~11:15 「政府ウェブサイトコンテンツのアーカイブ的保存:日米比較」
 松崎裕子(渋沢栄一記念財団)
11:15~11:45 「文書管理における目的の検証-自治体の例規を中心に」 
 石井幸雄(ヒューリットマネジメントフォーラム)

11:45~13:15 (昼休み)

13:15~13:45 「企業の文書管理の実態(調査)と課題について」
 野村貴彦(ワンビシアーカイブズ)
13:45~14:15 「録音・映像資料の情報管理-図書館における録音・映像資料を中心に」  
 前川 淳(インフォコム)
14:15~14:45 「新検定「公文書管理検定」開発の背景とその内容」 
 富坂保行(日本経営協会)

14:45~14:55 休憩

14:55 講評
15:10 閉会

(小林)

平成21年度アーカイブズ・カレッジ

国文学研究資料館が、今年度のアーカイブズ・カレッジを開催します。
長期コースの受講申込締切は2009年5月15日です。
詳しくは、同館のサイトをご参照ください。
http://www.nijl.ac.jp/contents/events/index.html

期間
A.長期コース(東京会場)
前期:平成21年7月21日(火)〜平成21年8月14日(金)19日間
後期:平成21年8月31日(月)〜平成21年9月25日(金)17日間
 ただし、前期第4週及び後期第4週の「修了論文の指導と作成」は
 国文学研究資料館あるいは自宅又は職場で行うこととします。なお、
 長期コースは、前期・後期一括参加を基本としますが、最大3ヶ年
 に分割履修することが可能です。ただし、その場合初年度に必ず
 〈科目1〉アーカイブズ総論を選択の上、2科目以上履修するこ
 ととします。また、有職者に限り、開講科目のうち1科目(科目
 1〜6)のみの聴講が可能です(特別聴講と呼ぶ)。

B.短期コース(佐賀会場)
平成21年11月9日(月)〜平成21年11月20日(金)11日間
 ただし、第2週の「修了論文の指導と作成」は自宅又は職場で行
 うこととします。

会場
A.長期コース(東京会場)
 国文学研究資料館 東京都立川市緑町10-3 TEL(050)5533-2910
B.短期コース(佐賀会場)
 佐賀大学 佐賀県佐賀市本庄町1番地 TEL(0952)28-8378(地域
 学歴史文化研究センター)

申込資格
 次のいずれかに該当する方です。
(1)史料保存利用機関をはじめとして、官公署・大学・企業等の文
   書担当部局及び歴史編纂部局、又は記録史料を取り扱う必要の
   あるその他の機関に勤務し、記録史料の収集・整理・保存・利
   用等の業務に従事している者。
(2)大学院在学中又は大学卒業以上の学歴を有する人で、アーカイ
   ブズ学に強い関心を持つ者。

定員
 長期コース35名(特別聴講若干名を含む)、短期コース35名(いず
 れも定員を上回る応募があった場合は選考を行います)。
修了論文
 全科目修了後、長期コース研修生は400字詰30枚以上、短期コース
 研修生は400字詰10枚程度の修了論文を、定められた期日までに提
 出するものとします。

修了証書 
 全課程を修了し、修了論文の審査に合格した研修生に修了証書を
 授与します。

受講料 
 無料(ただし、テキスト代は受講者負担〔500円程度〕)。

申込方法
 申込書に必要事項を記入し、封筒に「アーカイブズ・カレッジ申
 込書」と朱書の上、長期コースについては平成21年5月15日(金)
 までに、短期コースについては平成21年7月3日(金)までに郵
 送すること(当日消印有効、ファックスは不可)。

(小林)

史料ネットシンポジウム「災害の記憶と伝承」

○主催:歴史資料ネットワーク
○開催趣旨:阪神・淡路大震災からはや14年が過ぎました。映像や写
      真など、被害の状況を伝える記録は数多く残っています
      が、それにまつわる記憶や体験は、次世代に継承されな
      ければ薄れていってしまいます。災害を経験していない
      人々に、その記憶を、いかに伝え、そして共有すること
      ができるのか。災害から私たちは何を学ぶことができる
      のか。
       地域における災害の経験の蓄積を、災害文化と呼ぶこ
      とがあります。歴史上の災害伝承や地域における記憶の
      あり方から、私たちの災害文化とは何であるかについて
      考えてみたいと思います。ふるってご参加下さい。
○期日:2009年4月25日(土)13:30〜
○会場:神戸市立新長田勤労市民センター別館 ピフレホール 会議室A
(JR・神戸市営地下鉄新長田駅前)

○内容:「伝承を防災に活かす−天竜川上流域災害教訓伝承手法について−」
笹本正治(信州大学教授)
「記憶の場所としての災害モニュメント—何が伝わり、何が伝わらないのか?—」
相澤亮太郎(神戸大学都市安全研究センター学術推進研究員)

◇◆申込み・お問い合わせ先◆◇
歴史資料ネットワーク事務局(担当:中野)
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター気付
FAX:078-803-5565
URL:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/
e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp

史料ネットブログの記事もごらんください。
http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/25619047.html

(小林)

日本図書館研究会第261回研究例会
図書館とアーカイブズをいかに「つなぐ」か−今後の研究と実践のために

研究例会は、日本図書館研究会の会員・非会員を問わず、どなたでも自由にご参加い
ただけます。事前の申込等も必要ありません。

日時:2009年4月14日(火)19:00〜21:00 
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第6研修室
   大阪駅前第2ビル5階
   電話: 06-6345-5000
発表者:古賀崇氏(京都大学附属図書館研究開発室)
テーマ:図書館とアーカイブズをいかに「つなぐ」か
     −今後の研究と実践のために 
要旨:ここ数年、日本国内においてアーカイブズ(文書館)や記録管理・文書管理をめ
   ぐる動向が活発となっている。具体的には、公文書管理の法制化や国立公文書館
   の機能強化を見据えた政府の有識者会議等の活動、大学や自治体などにおける文
   書館の新設、日本アーカイブズ学会の設立などが挙げられる。他方、図書館の領
   域における研究や実践の蓄積から、アーカイブズの関係者が学ぶべき点も多いよ
   うに思われる。本発表においては、図書館とアーカイブズの双方の領域で研究・
   教育に携わっている立場から、この双方の領域を今後いかに連携させていくか、
   論点の提示を試みたい。 

(小林)

第127回記録管理学会例会
「企業文化の継承−花王ミュージアムと映像資料」

 企業資料は実際にどのような目的で蓄積されるのか? 企業文化の発展
に寄与する記録の生成過程及び蓄積された記録の利用について、あらため
て考えたいと思います。
 今回は1890年の「花王石鹸」の発売以来受け継がれてきた企業文化を展
示した「花王ミュージアム」(2007年1月開設)、生活者コミュニケーシ
ョンセンターのエコーシステム、企業メッセージの伝達に大きな力を発揮
する映像資料等について、花王ミュージアム・資料室長の上田和夫氏から
お話を伺うことにしました。ぜひ皆様の参加をお待ちします。なおレコー
ド・マネジメント誌48号に大林英正様の「企業史料を考える」いう論文も
参考にして下さい。

第1部 花王ミュージアム見学
第2部 「企業文化の継承−花王ミュージアムと映像資料」
    花王(株)企業文化情報部花王ミュージアム・資料室長
                         上田和夫氏

日時:2009年4月17日(金)14:00〜19:00(受付 13:20)
集合:花王(株)ミュージアム
   墨田区文花2−1−3 TEL:03-5630-9004 http://www.tdb-muse.jp/
   交通:JR総武線亀戸駅から徒歩15分または都営バス日暮里行き「福
      神橋」下車、東武亀戸線「小村井」駅下車 徒歩8分

会費:懇親会参加者は2000円
申込:4月10日までに、例会担当委員黒済までE-mail、FAXで、お名前、
   所属機関、連絡先(TEL・FAX・E-mail)、懇親会出欠を記載し送付
   下さい。 E-mail:akurozm@amber.plala.or.jp
        FAX:03-3237-5091 TEL:03-3237-5316(会社直通)

(小林)

記録管理学会・企業史料協議会共催 特別講演会
「大恐慌の記録−統計と企業資料を探る」

 米国サプライム問題以降、世界経済は100年に一度という金融危機に直面
し、政府・企業そして一般市民まで巻き込んだ経済変調の状況にあります。何
が起こっているのか、これからどうなるのかは歴史の分析からしか学びようが
ありません。
 今回はこのような経済転換期をどのように捉えるかという問題を、近代日本
経済史研究の第一人者である武田晴人先生からお話を伺い、皆様と討論する場
を企業史料協議会と共同で企画しました。ぜひ皆様の御参加をお待ちしていま
す。

「大恐慌の記録−統計と企業資料を探る」
  講師:東京大学大学院経済学研究科教授 武田晴人氏

日時:平成21年3月27日(金) 15:00〜17:00(受付14:30)
場所:農水省共済組合 南青山会館 2F 3・4会議室
   港区南青山5−7−10 TEL:03-3400-5663
   交通:地下鉄銀座線、半蔵門線「表参道」B−3番出口
会費:2000円(非会員 3000円)
懇親会:有志で懇親会をする予定
申込:今回は会場の関係で最大70名までとさせていただきます。
   申込は、3月30日までに、記録管理学会関係者は、例会担当委員黒済
   まで  企業史料協議会関係者は、当該事務局まで
   E−mail、FAXで、お名前、所属機関、連絡先(住所・TEL・
   FAX・E−MAIL)、所属団体名を記載して送付下さい。
    E-mail:akurozm@amber.plala.or.jp
    FAX:03-3237-5091 TEL:02-3237-5316(会社直通)

(小林)

「水害から歴史資料・書籍・写真をまもる」フォーラム

 (大学コンソーシアムひょうご神戸 社会連携助成事業
  「水害で水損した歴史資料の保全・修復ができるボランティアの養成事業」)

主催:兵庫県内5大学文化財系連合(神戸大学・関西学院大学・甲南大学・神戸女子大学・大手前大学)
共催:大手前大学史学研究所オープン・リサーチ・センター

開催趣旨:
甚大な被害をもたらした平成7年1月の阪神・淡路大震災をはじめ、平成17年10月の台
風23号水害など、近年兵庫県ではいくつかの災害が発生しています。人的・物的被害
からいかに復興をすすめるかが喫緊の課題であることはいうまでもありませんが、一方
で多くの文化財が破損し、また被災した歴史資料が廃棄されていく現実を、文化財を研
究する者として見過ごすわけにはいきません。神戸では歴史資料ネットワークといった
ボランティア組織による救出活動がすすめられ、県内の大学・自治体・一般市民と協力
しながら水損史料の救出や保管をおこなっており、一定のノウハウが蓄積されつつあり
ます。

 私たち兵庫県内5大学文化財系連合では、水損史料の保全・修復に関する基礎を学
べるワークショップを市民や学生向けに開催し、知識の普及に尽力してきました。今回
はワークショップにあわせて全国各地の災害における取り組みの一端をご紹介し、標
記の問題についてみなさまと考える機会をもちたいと思います。

期日:平成21年3月29日(日)ワークショップ10:00~ フォーラム13:30~

会場:深江会館(神戸市東灘区深江本町)阪神深江駅 南東1分

内容:
【第1部】10:00~12:00 水損歴史資料ワークショップ
(水損史料の応急的救出法についての講義・実習)
【見学】 13:00~13:25 神戸深江生活文化史料館見学
【第2部】
  13:30~17:00 フォーラム 
         「水没した館蔵資料・書籍・写真の救出と保全―平成16年福井豪雨の教訓―」
  13:40-14:40 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館館長 水野和雄氏
  15:00-16:00 株式会社堀内カラーアーカイブサポートセンター所長 川瀬敏雄氏
  16:10-17:00 討論

◇◆申込み・お問い合わせ先◆◇
 大手前大学史学研究所連携担当(魚津さん)まで
 お名前、ご住所、電話番号、第1部・見学・第2部のいずれに参加希望かを明記の上、
 お申込み下さい。
 FAX 0798-32-5045 受付用E-mail oteshigaku@gmail.com 
 郵便 〒662-0965 西宮市郷免町8-17   
 ※しめきり:3月25日(火)
 ※第1部定員30名、第2部定員100名、先着順。併願可です。

(小林)

日本アーカイブズ学会2009年度大会

日 時:2009年4月25日(土)13:30-16:30
        4月26日(日)10:00-17:30

会 場:学習院大学(JR目白駅下車5分)
    http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html

参加費:会 員 1,000円(学生会員800円)
    非会員 1,500円(学生も)
*事前参加申し込みは不要です。


4月25日(土)13:30-16:30(受付開始13:00、会場:南3号館201)

 *総会 13:30-15:00

 *大会講演会 15:30-16:30
  菊池光興氏(国立公文書館、学習院大学客員教授)   
  「国民にひらかれた国立公文書館の構築 ―改革の軌跡と今後の展望―」

 *懇親会 17:00-19:00
 (会場:学習院大学輔仁会館 会費:3,000円予定)


4月26日(日)10:00-17:30(受付開始9:30、会場:北1号館201・401)

◎自由論題研究発表会
【会場:北1号館401教室】10:00-12:30
● 小林秀彦「ISO TC46/SC11Archives/Records Managementにおける
  記録管理標準の進行、特徴及び課題―マネジメントシステムとの連携、
  メタデータ活用が課題-」
● 當山日出夫「アーカイブズにおける文字と文字コード」
● 宇野淳子・田中秀典「音声の文字資料化における方法論とその問題点」
● 大蔵 綾子「わが国の立法府におけるアーカイブズの現状と課題
【会場:北1号館201教室】10:00-12:30
● 青木祐一「近世都市における文書管理と文書認識」
● 冨善一敏「日本近世文書主義社会の存立基盤について
   ―近世天草の筆者(ふでしゃ)についての一考察―」
● 山本 圭「現代民主主義理論とアーカイブズ―その接点をめぐる問い」
● 池永禎子「ミュージアム・アーカイブズの確立を目指して
   ―日本にあるべきミュージアム・アーカイブズ像の提案」

◎2009年度大会企画研究会 13:30-17:30
【会場:北1号館201教室】
 「Archives  Japan  50 -アーカイブズ学からの照射」
●太田富康(研究小委員、埼玉県立文書館)
     「文書館とアーカイブズの半世紀」
●山崎一郎(山口県文書館)
   「山口県文書館と50年」
●清水善仁(京都大学大学文書館) 
   「アーカイブズ編成・記述・検索論の50年(仮)」
●児玉優子(放送番組センター)
   「アーカイブズと動的映像アーカイブ ~近くて遠い隣人?~」
● 全体討論 

(小林)

 アーキビスト・サポートでは、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
キャリア支援SIGと共催で、下記催事を開催することとなりました。
第2部・司会進行は、アーキビスト・カフェでお馴染みのカフェ・マスターが
担当予定です。今回は昼間の開催で、お茶も自己調達ですが、第2部の雰囲気
は「アーキビスト・カフェ的」を目指す心づもりです。
 年度末でお忙しい時期とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。
 なお今回の参加お申し込みは、下記JADS-SIG事務局宛にお願いいたします。


 アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
 キャリア支援SIG 第1回公開研究会

 Museum Library Archives = MLA分野で働く現職者のキャリア形成・
キャリアチェンジを活動テーマの一つとするアート・ドキュメンテーション学
会(JADS)キャリア支援SIGでは、下記の要領で、第1回公開研究会を開催し
ます。
 なぜMLAへ就職したいのか。MLAと関わる専門職・専門家をめざすのか、
 研究者志望なのか。プロフェッショナル・スペシャリスト・エキスパート、
いずれをめざすのか。アーキビストのように、国外では専門職ポストも養成制
度も確立済みなのに、日本にはまだない専門職をめざす人のご参加もお待ちし
ています。

 日時:2009年3月28日(土)午後2時~4時半(受付開始1時半)
   *終了後、会場付近で懇親会開催予定(会費制)
 会場:日本図書館協会会館 2階研修室(中央区新川1-11-14)
   (http://www.jla.or.jp/kaikan.htm)
 参加費:無料
 参加申込:氏名・ご所属・緊急時の連絡先*・懇親会の出欠を明記の上、
  3月25日(水)までに、下記宛にお申し込みください。
  *荒天中止時の場合のみ使用。研究会終了後、情報は安全に処分します。
 メールアドレス:BXQ10030@nifty.com 本SIG事務局 毛塚宛
 Fax:047-318-5008 毛塚宛

【予定プログラム】
第1部 トークタイム
    話題提供者 けづかまり(アーキビスト・サポート)
    「アーキビストをめざして-プロフェッショナルへの挑戦」
 アーカイブズのアーキビストは、学芸員・司書とは異なり、国内での資格取得や
 養成制度が発展途上です。アーキビスト資格は、後発の強みを生かし、
 国際水準の大学院修士以上・プロフェッショナル資格としての実現を目標に
 準備が進行中です。アーキビストが担当するアーカイブズ資料のマネジメント
 やドキュメンテーション活動が、アート・ドキュメンテーションと重なる領域です。
  「現在もアーキビストをめざす途上」「留学経験・公文書館勤務経験なし」という
 話題提供者は、勤続年数19年のうち官民での非常勤歴17年。
 当日は、キャリア形成を思案中の方々に何らかのヒントを提供できるように、
 「支えになった助言」「選択時の最優先事項」「介護と育児」等を切り口にお話
 いただく予定です。

第2部 ディスカッションタイム
 第一部の話題を手がかりに、MLA関係の雇用をめぐる情報交換等について、
 ライブラリやミュージアム等と関わるご参加者からの声も交えながら行なう
 予定です。
 *ミュージアム関係者のゲストをお迎えすします

(小林)

全史料協近畿部会第100回例会

全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)の近畿部会が、例会を開催します。
詳しくは、全史料協のサイトをご参照ください。
http://www.jsai.jp/iinkai/kinki/index.html#20090227

1.日時:平成21年3月13日(金)午後2時30分から午後4時30分
2.場所:京都府立総合資料館 2階会議室
     京都市左京区下鴨半木町1-4
     連絡先:075-723-4834
3.テーマ:京都府の電子文書システムについて 
      報告者:原田智 氏(京都府政策企画部業務推進課)

(小林)

国文学研究資料館公開研究会
「国際標準(ISAD(G)2nd /ISAAR(CPF) 2nd /ISDF)による組織構造体と機能構造体としてのフォンドの
統一的把握- アーカイブズ・レコード・マネージメントにおけるアーカイバル・コントロール構築のため-」

主催:国文研 共同研究プロジェクト
    「アーカイブズ情報の資源化とネットワークの研究」
    (代表アーカイブズ研究系大友一雄)

日時:2009年3月7日(土)13:00〜17:00
報告:青山英幸「組織構造体と機能構造体としてのフォンド概念の成立背景とその構造」
   吉田千絵「レコード・マネージメントにおける国際標準の適用」
参加費:無料
会場:人間文化研究機構国文学研究資料館
     (東京都立川市緑町10−3)
     2F第1会議室
     国文研案内図(http://www.nijl.ac.jp/~koen/tizu.htm)

詳しくはhttp://www.nijl.ac.jp/contents/events/index.htmlをご覧ください。

(小林)

第6回企画展「広報さむかわの60年」

会期:3月8日(日)~8月30日(日)
会場:寒川文書館展示コーナー
展示説明会:3月14日(土)午前10時30分・午後2時
http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html#090116_02

なお、この準備のためのボランティアを募集中です。
http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html#090116_03

(高木)

寒川文書館主催 第2回資料保存活用講演会
 「図書館・文書館の底力―情報資源をみんなのために・未来のために―」
 日時:平成21年3月1日(日曜)
 会場:総合図書館・文書館 3階会議室
 講師:埼玉県戸田市立図書館・郷土博物館長 佐藤勝巳さん
 詳細
 http://www.lib-arc.samukawa.kanagawa.jp/bunsyo/contents/oshirase/oshirase.html#090116_01

(小林)

第5回アーキビスト・カフェのお知らせ

「アーキビストになりたくて...~オーストラリアから、岩下さんの体験~」

    * 日時2009年02月11日(水・祝)午後2時から4時
    * 場所賀川豊彦記念・松沢資料館(所在地等、下図参照)
    * 住所:東京都世田谷区上北沢3-8-19
    * TEL:03-3302-2855
    * 来館のご案内URL:http://zaidan.unchusha.com/information.html
    * 話題提供:岩下ゆうきさん(在オーストラリアのアーキビスト)
           +国内文書館関係者
    * 参加費500円 定員30名
    * 要申込み(2/6までにメールにて右記へ):asj ※ zj8.so-net.ne.jp
	(メールアドレスはすべて半角文字で、※はアットマークです)

日本の大学で記録管理やアーカイブズの勉強をしていた岩下さんが、オーストラリアのモナッシ
ュ大学修士課程へ留学したのは2006-2007年※。

卒業後、日本でアーカイブズ関連の仕事に就く願いは叶いませんでしたが、現在、オーストラリ
アにて、アーキビストとして働いておられます。

留学から就職まで、現在の仕事の内容も含め、貴重な体験談をお聞きします。

※「豪州・モナッシュ大学におけるレコードキーパー/アーキビスト教育」『レコード・マネジ
メント』№ 54

※「アーキビスト・カフェ」は講演会ではありません。話をしたい人、聞きたい人が集まって、
お茶でも飲みながら、自由に情報交換、意見交換を行う場所です(二次会あり?)。
話題提供者の立候補、リクエストも受け付けます。

全史料協関東部会2月定例研究会(第250回)
第14回全史料協研究・研修委員会、企業史料協議会合同研究会

1.日時:2009年2月17日(火) 13:30〜16:50(受付開始13:00)
2.場所:人間文化研究機構 国文学研究資料館
     〒190-0014 東京都立川市緑町10-3
     TEL:050-5533-2900(代表)
     多摩都市モノレール「高松」駅から徒歩7分
     http://www.nijl.ac.jp/~koen/tizu.htm
3.テーマ及び講師
  テーマ「アーキビスト教育のいまーこの1年の動きを踏まえてー」
  報告1「日本のアーカイブズ制度と大学院教育」
      高埜利彦氏(学習院大学文学部長・史学科教授)
  報告2「日本のアーカイブズ教育における大学共同利用機関の位置(仮)」
      渡辺浩一氏(人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブズ研究系・
       総合研究大学院大学文化科学研究科 教授)
4.内容
   平成20年は、国の公文書管理制度の改革や文書管理法(仮称)の立法化を
  目指すめまぐるしい動きの中で、文書管理の専門家(アーキビスト・レコー
  ドマネージャー)の配置や増員、養成体制等の話題が新聞等の誌上で頻繁に
  取りあげられ、また国内初のアーカイブズ学専攻の大学院教育課程がスター
  トした記念すべき年となりました。本研究会では最近の記録・文書管理をめ
  ぐる動向を踏まえながら、アーキビスト教育の最新動向についてご報告いた
  だき、社会と組織から必要とされるアーキビスト像や教育や研修・養成体制
  や資格制度のあり方等について、実務の現場からの多様な声を交換する場に
  したいと考えます。また移転・新設なった国文学研究資料館のバック・ヤー
  ド見学も行います。皆様のご参加をお待ちしております。
   なお本研究会は、全史料協関東部会第250回定例研究会、第14回全史料協
  研究・研修委員会・企業史料協議会合同研究会の企画の共通性から合同開催
  のはこびになりました。
5.プログラム(予定)
 13:30〜    開会
 13:40〜14:30 第1部 報告1
 14:30〜15:00     報告2
 15:10〜15:40 第2部 質疑・意見交換
 15:40〜16:40 第3部 見学会
 16:50     閉会
 *終了後、国文学研究資料館内にて懇親会を開催します(会費制)
6.主催
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
 全国令嗣史料保存利用機関連絡協議会研究・研修委員会
 企業史料協議会
 人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブズ研究系
7.申し込み
 参加ご希望の方は、2月12日(木)までにFAXまたはEメールにて
 お申し込み下さい。Eメールの場合は氏名、会員区分、所属機関または
 連絡先名,所属機関住所または連絡先住所,懇親会出席の有無を明記し
 てお送りください。
  なお参加費は無料、非会員もご参加できます(ただし懇親会は会費制)
8.連絡先
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 関東部会事務局(西・本城)
 〒105-0022 東京都港区海岸1−13−17(東京都公文書館内)
 TEL:03-5470-1333 FAX:03-3432-0458
 E-mail:Takahisa_Nishi@member.metro.tokyo.jp
     Yukiko_Honjou@member.metro.tokyo.jp

 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 研修研究委員会事務局(岡部・阿久津)
 〒371-0801 群馬県前橋市文京町3丁目27-26 (群馬県立文書館内)
 TEL:027-221-2346 FAX:027-221-1628 E-mail:a^satoru@pref.gunma.jp

(小林)

東京大学東洋文化研究所「アジア古籍保全講演会」開催

開催日:平成21年1月28日(水)
場所:東京大学本郷キャンパス・薬学系研究科総合研究棟2階講堂
参加申し込み:E-mailにて、氏名、連絡先を明記してお申し込みください。
※E-mailでの申し込みができない方は、FAXまたはハガキをご利用ください。
申し込み先:東京大学東洋文化研究所図書室
lib-info★ioc.u-tokyo.ac.jp
※メールアドレスの「★」は半角の「@」に置き換えてください。
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
FAX:(03)5841-5898
締切:平成21年1月23日(金)

時間     内容        担当
10:00-10:10  開会挨拶      関本照夫(東洋文化研究所所長)
10:10-11:00  災害と資料保存   内田俊秀(京都造形芸術大学芸術学部教授)
11:10-12:00  震災時の資料収集と情報発信
       −「震災文庫」の挑戦−
                 稲葉洋子(大阪大学附属図書館利用支援課長)
13:30-14:20  必要な、複合災害対応型の「資料保存」
       −インドネシア・スマトラ沖大津波災害事例から学ぶ−
                 坂本 勇(ペーパー・コンサバター/駿河台大学非常勤講師)
14:35-15:45  東洋文化研究所図書室の資料
        移転と保全活動  東洋文化研究所図書室
16:00-16:30  総合討論

(小林)

第4回アーキビスト・カフェのお知らせ

「戦後生まれ記録メディア物語その2~余は如何にしてデータベースを残せしか~」

    * 日時:2009年01月24日(土)午後5時30分から7時30分
    * 場所:賀川豊彦記念・松沢資料館(所在地等、下図参照)
    * 住所:東京都世田谷区上北沢3-8-19
    * TEL:03-3302-2855
    * 来館のご案内URL:http://zaidan.unchusha.com/information.html
    * 話題提供:小林年春さん(パソコン歴うん十年のライブラリアン)
           ほか会場参加者から
    * 参加費500円(第2部は別途カンパ徴収) 定員30名
    * 要申込み(1/20までにメールにて右記へ):asj ※ zj8.so-net.ne.jp
	(メールアドレスはすべて半角文字で、※はアットマークです)

次世代アーキビストに必要な作り手や時代知識を情報交換するシリーズ第2話。
インターネットがチマタに登場する以前、人文系のパソコンユーザーたちは資料のデータベース
化に勤(いそ)しみました。思えば、苦労してつくったあのデータは、どれだけ残っているので
しょうか。

パソコン歴うん十年の小林さんに、データベースソフトの歴史とともに、データを残し続けるた
めの知恵について話題提供をいただき、語り合います。

※「アーキビスト・カフェ」は講演会ではありません。話をしたい人、聞きたい人が集まって、
お茶でも飲みながら、自由に情報交換、意見交換を行う場所です(二次会あり?)。話題提供者
の立候補、リクエストも受け付けます。

【アーキビスト・サポートHP http://www.ne.jp/asahi/archivists/support/ 】

(小林)

「公文書管理・時を貫く記録の追求 講演会」の開催

主催/全国歴史資料保存利用機関連絡協議会資料保存委員会&香川県立文書館

【開催趣旨】
 民主主義の根幹は、国民が正確な情報(公文書等)にアクセスし、それに基
づく正確な判断を行い、主権を行使することです。公文書等が適正に作成され、
管理・保存されなければ、民主主義の根幹が揺るぎかねません。

 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)では、公文書等の散逸を
防止し、国民の共通の財産として後世に伝え、保存し利用に供することをこれ
まで主張してきました。平成16年1月には、「21世紀日本のアーカイブズに関す
る要望について」を政府に提出し、早期の文書管理に関する法の制定を求めて
きたところです。

 国においては、平成20年2月に「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」
を設置し、11月には最終報告『時を貫く記録としての公文書管理の在り方』が
内閣総理大臣に提出されました。

 このたび、「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の委員である後藤
仁氏に、公文書管理の基本問題、公文書管理法制定の意義や現在の進展状況な
どについてお話いただきます。

 加えて、香川県立文書館は平成6年3月の開館から15周年となります。これを
記念し、本講演会がさらなる発展の契機となるよう、全国の自治体における文
書館関係者ともどもに成功を期したいと思います。

1.日時:2009年2月16日(月)14:00〜17:00
2.ところ:香川県社会福祉総合センター(7F)
      760-0017 高松市番町一丁目10番35号
      TEL:087(835)3334
3.テーマ:動き出した「公文書管理法」
      〜過去・現在・未来を繋ぐ知的資源の管理〜
      講師:後藤仁
4.対象:全史料協会員、全国自治体公文書館(文書担当)等
     関係者、文書保存研究者等
5.参加費:無料
6.参加申込:電子メール、ファックス、あるいは電話で
         申し込んでください。
7.参加申込先:全史料協資料保存委員会事務局(香川県立文書館)
   761-0301 高松市林町2217-19
        TEL:087(868)7171 FAX:087(868)7198
        E-Mail:bunshokan@pref.kagawa.lg.jp

詳しいことは全史料協保存委員会のページでご覧ください。

(小林)

第7回 行政文書管理セミナー

駿河台大学文化情報学研究所は,行政文書管理に関する研究の一環として
毎年,自治体の文書管理担当者を対象とした「行政文書管理セミナー」を
開催し,その成果を広く全国の自治体に公表しています。本年度の第7回セ
ミナーは,行政文書管理学会と行政文書管理改善機構(NPO/ADMiC)の後
援で「行財政改革と文書管理」をテーマに開催ます。

1.日時:平成21年1月26日(月)13時~17時
   (受付開始 12時30分)
2.場所:全国町村会館第1会議室
   東京都千代田区永田町1-11-35
   TEL.03-3581-0471(代表)
3.申込み及び問合せ先:
   駿河台大学教務課文化情報学研究所係
   電話 042-972-1311  FAX 042-972-1179
   E-mail bunsho@surugadai.ac.jp 
4.申込方法:第7回行政文書管理セミナーの名称及び自治体名並びに参加者
 氏名を明記して(書式はありません)上記申込先へ郵送又はファックスし
 ていただくか,同内容をメールにてご送信ください。
5 対象及び参加費用:参加対象者は自治体関係者とし,先着150名様に限定。
 参加費は無料。参加者は,当日,申込文書またはメールのコピーを,各団
 体1枚あて持参してください。

6.講演の内容:
1.あいさつ
駿河台大学文化情報学研究所長・教授 今村庸一
2.講演I 「行政文書管理の法制化動向」
講師: 総務省行政管理局個人情報保護室・情報公開推進室・内閣官房公文書管
   理検討室 企画官 七條浩二
3.講演Ⅱ 第3回全国自治体アンケート「あるべき文書管理へ向けた改善」報告
講師:駿河台大学文化情報学研究所特別研究員 小島博之
4.講演Ⅲ 「文書管理の監査を巡る国際動向」
講師:駿河台大学大学院客員教授(ISO委員) 廣田傳一郎
5.あいさつ
駿河台大学大学院文化情報学専攻長・教授 小林侔史

(小林)

「第13回ビジネスアーキビスト研修講座」開催案内

日時:2009年1月15日(木) 開講 (午後半日 全8回)
   (原則として毎週木曜日 午後1時30分から4時40分)

会場:(入門コース) 厚生会館 6階会議室
    東京都千代田区平河町1-5-9 電話 03-3264-1241
    (交通)東京メトロ有楽町線「麹町駅」 下車 徒歩2分
        半蔵門線「半蔵門駅」下車 徒歩5分
   (応用コース) 厚生会館、渋沢史料館、帝国データバンク史料館、印刷博物館

定員:(入門コース) 主に初心者を対象  30名(先着順受付)
   (応用コース) 初心者から経験者も含むレベルアップコース
    各開催日  30名(会員優先、先着順受付)
    開催日単位で受講できます。

受講料:(入門コース) 企業史料協議会会員  12,000円
                  非会員  15,000円

    (応用コース) 企業史料協議会会員  6,000円/日
                  非会員  7,500円/日

申込締切:(入門コース) 2009年1月13日(月)
     (応用コース) 各開催日の1週間前

申込先:企業史料協議会 事務局

***   会員以外の方も参加できます  ***

詳細はhttp://www.baa.gr.jp/files/03.htmlで御覧ください。

(小林)

合同シンポジウム「テレビ文化は残せるか。」

 テレビ放送が生まれてから55年が過ぎました。この間、わたしたちは
テレビを通してさまざまなメッセージを受け取ってきました。しかしそれ
を振り返ってみようとすると、過去のテレビ映像をみることができる場所
と機会はごく限られていることに気付きます。テレビ番組やCMにからむ
権利が複雑であるために、「他者による利用を差し止めることができる者
が多くいることで資源が過少利用になっている状態」、すなわち「アンチ
・コモンズの悲劇」が起きているのです。その一方で、動画ダウンロード
サイトには、過去のテレビ番組やCMなどが大量にアップされていて、は
からずもテレビ映像の一大アーカイブスが、権利を持たない者の力で作ら
れている現状もあります。このシンポジウムでは、過去のテレビ映像をど
のようにしてアクセス可能な形で残すことができるのか、ひいてはこれか
らテレビ文化はどうなるのか、著作権・アーカイブス・コマーシャルをキ
ーワードに考えます。

テーマ:テレビ文化は残せるか。― 著作権・アーカイブス・コマーシャル ―
日 時 :2009年1月11日(日) 13:30~17:00(13:00開場)
会 場 :キャンパスプラザ京都 2階 第1会議室
    (〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る)
主 催 : 京都精華大学表現研究機構
     国際日本文化研究センター「文化の所有と拡散」研究会
参加無料(要申込)
参加を希望される方は住所、氏名、電話番号と[合同シンポジウム希望]と
ご記入の上、 12月20日(土)までにFAXもしくはe-mailでお申込みください。
定員は30名程度、先着順での受付となります。予めご了承ください。お申し
込みの結果は、事務局よりハガキにてご連絡いたします。
FAX:075-702-5263
e-mail:hyogen@kyoto-seika.ac.jp

詳細はhttp://www.kyoto-seika.ac.jp/hyogen/news/090111symposium.htmlで御覧ください。

(小林)

研究記録のアーカイブズ
 ―研究過程の検証と新たな情報資源化のために―

日時:2009年2月21日(土) 13:30~17:00(開場13:00)
会場:人間文化研究機構国文学研究資料館2F 大会議室
    (東京都立川市緑町10-3)
  ※当日の施設への入館は北側通用口のみとなります。
  ※アクセスマップ:http://www.nijl.ac.jp/~koen/tizu.htm
主催:日本アーカイブズ学会
    国文学研究資料館アーカイブズ研究系研究プロジェクト
*事前申込は不要です。資料代500円が必要です。

発表者と発表テーマ(発表順、敬称略)
 佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)
  「実証的社会科学研究とデータアーカイブの役割」
 高岩義信(筑波技術大学教授)
  「自然科学系分野の研究記録保存の課題(仮題)」
 高橋 実(国文学研究資料館アーカイブズ研究系主幹)
  「旧史料館レコーズの整理と公開について」

(小林)

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