公文書館推進議員懇談会の「緊急提言」が福田総理に提出
12月7日午前10時、総理官邸において、公文書館推進議員懇談会がまとめた
「この国の歩みを将来への資産とするために−緊急提言−」が福田総理に
提出されました。
詳しいことはhttp://www.archives.go.jp/でご覧ください。
(小林)
人と防災未来センター震災資料専門員募集
1 採用予定人員:若干名
2 職務内容:
・震災資料及び防災に関する書籍等の収集・整理
・震災資料及び防災に関する書籍等にかかる相談
・防災教育事業の企画・実施
・人と防災未来センターの研究部門・展示部門での震災資料の活用支援
3 応募資格:原則として、大学院修士課程修了または修了見込みの者
4 採用予定日:平成20年4月1日
5 採用条件:
(1)採用形態:財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の非常勤嘱託員
(2)任期:1年(ただし、3年を限度に更新する場合がある)
(3)勤務場所:神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(原則月曜日休館)
(4)給与、手当等:財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の定めるところによる。
給与月額は、178,000円程度を予定
(5)勤務日数、休日:原則として、週4日勤務で、週30時間以内
土曜日、日曜日、祝日の勤務を要する週がある
6 職務内容等:
次の書類((1)~(2))を封筒に「震災資料専門員応募書類同封」と朱書きし、
書留にて平成19年11月30日(金)(必着)までに、下記の提出先まで
郵送してください。
(1) 履歴書(別紙様式によること。写真貼付のこと)
(2) 研究業績一覧表及び主要論文1編〈本編と概要〉(修士論文可)
※提出書類、論文等は原則として返却いたしませんので、ご了承ください。
7 提出先、内容についての問い合わせ先:
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号 防災未来館6階
阪神・淡路大震災記念協会 人と防災未来センター普及事業部総務課 小堀
電話:078-262-5060 FAX:078-262-5082
なお、詳細はhttp://www.dri.ne.jp/news/news07/2007_application_guidebook.htmlを参照のこと。
(小林)
東京国立近代美術館フィルムセンター時間雇用職員(事務補佐員)公募
1.雇用予定期間 平成19年12月1日~平成20年3月31日(年度契約,最大5年まで更新することがある)
2.職名 事務補佐員(情報資料室)
3.職務内容 映画関連資料等の整理・データ入力等及びこれらに附帯する業務
4.採用人数 1人
5.応募資格 ・映画と映画保存活動に興味・関心があること
・パソコンでワード,エクセルが使用できること
・英語についての読解力又は日常英会話程度の学力があることが望ましい
6.勤務条件等
(1) 勤務日及び勤務時間
・週4日30時間(火曜日~土曜日の内)
・原則として10:00~18:45 8時間勤務を3日間
・原則として10:00~16:45 6時間勤務を1日間
*勤務日及び勤務時間については,協議のうえ変更する場合もあります。
・休憩時間 45分間
(2) 勤務場所・東京都中央区京橋3-7-6
(3)給与 ・時給約990円~1,200円
・通勤手当 有
(4)加入保険等
・健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険
7.選考方法
(1)第1次選考:書類審査
(2)第2次選考:面接試験/平成19年11月22日(木)に実施予定
8.応募書類
(1)履歴書(自筆・写真貼付)
※電話番号及びメールアドレスを必ず記入すること。備考欄又は余白に「フィルムセンター時間
雇用職員公募」と朱書記入すること。
※なお、応募していただいた履歴書等は一切返送いたしませんのでご了承願います。
また、履歴書等は今回の公募目的以外には使用せず、責任を持って廃棄いたします。
(2)合否結果返送用封筒(80円切手貼付済み・返信先住所氏名を記入済みのもの)
9.応募締切 平成19年11月12日(月)必着
10.送付及び問い合わせ先
〒102-0091
東京都千代田区北の丸公園3-1
東京国立近代美術館運営管理部人事担当係 落合・中川
電話03-3214-2583 (電話による問い合わせは祝日を除く月~金のみ)
E-mail jinji@momat.go.jp
(小林)
東京大学史料編纂所 学術創成特任研究員の募集
概要
平成19年度科学研究費補助金(学術創成研究費)「目録学の構築と古典学の再生
-天皇家・公家文庫の実態復元と伝統的知識体系の解明-」(研究代表者 東京
大学史料編纂所教授 田島公[課題番号:19GS0102])の研究課題遂行に伴い、禁
裏・公家文庫収蔵古典籍を中心としたデジタル画像内容目録の作成、日本古代
を中心とした古典籍・古文書等の目録学的研究及び本科研の研究組織の運営を
行える日本古代史専攻の若手研究者1名を募集。
機関・部署名:東京大学・史料編纂所
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
職種:学術創成特任研究員
勤務形態:週40時間(年度契約。平成22年3月31日まで更新可能)。給与は本
学規定による。
応募資格:次の各要件を満たす者。
(1)大学院博士後期課程(古代史専攻)単位取得以上の学歴を有する者。
(2)平成20年4月1日時点で40歳未満の者。
(3)日本古代を中心とした古典籍・古文書等の史料学的研究を行ったこ
とがあり、「目録学的研究」に理解がある者。コンピュータの操作
に堪能で、大型科研等の研究組織や大学・各種研究機関等が中心と
なった、本科研の研究課題に関連する大規模蔵書群の整理・目録作
成・研究に従事した経験など、禁裏・公家文庫に収蔵された古典籍
・古文書等の充分な調査歴・研究歴があることが望ましい。
募集期間:平成19年9月10日(月)~10月5日(木)必着
採用予定日:平成19年12月1日(応相談)
提出書類、送付先、問い合わせ先等の詳細はhttp://www.hi.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
でご覧ください。
(小林)
学習院大学大学院の入試情報
学習院大学大学院の「秋期入学試験、春期入学試験、博士後期課程」
が公表された。
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/adm/adm/graduate/jinbun3.html
で確認して欲しい。
(小林)
鈴江英一氏の北海道新聞への投稿
北海道新聞朝刊/「私の発言」欄/07.7.23掲載]
元国文学研究資料館
史料館長 鈴 江(すずえ) 英 一(えいいち)
公文書は国民・住民の財産
公文書は、役所の都合で作成・保存されるものではなく、国民の財産として管理され
なくてはならない。その認識なくして、どうして民主的な行政執行ができるだろう
か。そういう私の考えを、自治体の人たちに話していたところ、社会保険庁の公的年
金記録の不備があからさまになった。
記録不明の要因は、一九七九年の記録の電算化、オンライン化にあったという。カ
タカナを漢字に変換する際、システムに問題があったのを放置してきたためとのこと
である。社会保険庁当局の怠慢は批判されて当然であろう。しかし、それを私たちが
あげつらい、社会保険庁を解体することで問題が解決するのか、疑問が尽きない。
問題の根底には、年金のみならず、年金記録もまた国民の財産であるとの認識が欠
けていたことにあるのではないか。台帳八十三万件が違法に廃棄されていたという事
実が、何よりの証拠である。
記録の廃棄や喪失がなぜ起こったか、徹底検証しなければならない。その原因と経
過を明らかにするため、そして過誤を繰り返さないためにもまた、記録(公文書)が必
要なのだ。そもそも公的年金システムを構築する際の記録が適切に保存されているの
であろうか。心もとない。
いま道内でも北海道立文書館に続き、札幌市が公文書館の設置を計画していると聞
く。道や市の公文書が、私たちの権利や自治体行政の足取りを明らかにできるような
形で保存されることを期待したい。
公文書は、国民・住民の財産であることを、私たちははっきりと認識し主張すべき
である。それなしに、行政に民主的な執行を求めても、絵に描いたもちにすぎないと
自覚したい。(札幌)
(鈴江)
学習院大学大学院人文科学研究科でアーカイブズ学専攻を新設
学習院大学大学院人文科学研究科ではアーカイブズ学専攻を新設する。
現在の所は、申請中だ。これについては
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/top/course_2008/index.htmlで読める。
また、このための説明会が下記の要領で行われる。
2007年8月4日(土)14時~16時
於 学習院大学西2号館
美術史学専攻…西2号館5階504号室
アーカイブズ学専攻…西2号館5階505号室
身体表象文化学専攻…西2号館5階506号室
【問い合わせ先】
〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
TEL:03-3986-0221 FAX:03-5992-9245
学習院大学文学部長室
これについてはhttp://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/top/news/20070711_11.htmlで見ることができる。
(小林)
アーカイブズ関係機関協議会設立
2007年5月23日にアーカイブズ関係機関協議会が設立されました。
参加しているのは
ARMAInternational 東京支部
企業史料協議会
記録管理学会
独立行政法人国立公文書館
日本アーカイブズ学会
社団法人日本画像情報マネジメント協会(JIIMA)
日本歴史学協会国立公文書館特別委員会
(オブザーバー)全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
事務局(国立公文書館)
です。
この日の会合の様子は、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会のトップページの
「お知らせ」からのリンクで見ることができます。
(小林)
独立行政法人国立女性教育会館 アルバイト(女性アーカイブ担当)募集
募集人員:2名程度
応募資格:司書有資格者でパソコンの操作ができること。(NACSIS-CAT入力務経験あれば尚可)
業務内容:女性アーカイブ構築のための文書史料等の受入・整理業務等
期間:平成19年5月(勤務可能な日)~平成20年2月28日(場合によっては延長あり)
勤務日等:月~金曜日(30時間/週程度、応相談)
勤務地:当会館
給与等:時給900円程度、交通費支給
応募方法:履歴書(写真貼付のこと)、職務経歴書を当館情報課まで送付してください。送付に
当たっては、封筒の表面に「図書業務応募」と朱書きしてください。
応募締切:平成19年5月20日(日)(郵送の場合、当日の消印まで受領します)
詳しくは日本図書館協会の求人情報http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm#nwecでご覧く~ださい。
(小林)
特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構
特定非営利活動法人日本デジタル・アーキビスト資格認定機構がホームページを
立ち上げました。http://www.gakujoken.jp/nintei_kikou/でご覧ください。
(小林)
SP盤をデジタルアーカイブ化して公開へ、NHKやレコ協らが協議会設立
歴史的音盤アーカイブ推進協議会
(Historical Records Archive Promotion Conference:HiRAC)の設立が
発表されました。SP盤の音源をデジタル化し、2011年公開をめざしています。
詳しいことはInternet Watchのページhttp://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/04/27/15588.htmlでご覧下さい。
(小林)
小川千代子さんからの情報提供
(1)ご承知のとおり、2006年度は、紙バージョンをお休みしましたが、PDFバージョンで
DJIレポートは結構ちゃんと発行する事が出来ました。
国際資料研究所:http://www.geocities.jp/kjnbh220 に、66号から69号までを掲載してあります。
(2)2005年度と2006年度、NIRA総合研究開発機構により研究が進められてきました
「公文書管理法(仮称)研究会」の成果報告書が、『政策提言 公文書管理の法整備に向けて』
(総合研究開発機構・高橋滋共編)として、商事法務から出版されました。
2月26日ごろから店頭に出るということです。ISBN978-4-7857-1397-3 定価本体4200円(税別)です。
(3)催事案内ですが、5月11日、東京大学山上会館で、日米アーカイブセミナー公開フォーラムを企画
しています。国際資料研究所も協力団体のひとつで、主催は同セミナー実行委員会とSAA米国アーキ
ビスト協会、それに横断的アーカイブズ論研究会の3者です。
これに先立ち5月9日、10日は日米それぞれから専門家10名程度が参集し、膝を交えてじっく
りと集中的な情報交換と討議を行い、11日のセミナーに備えます。
今のところは、このイベントの後援団体のひとつである全史料協のホームページに案内が掲載され
ています。http://www.jsai.jp/file/20070209.pdf
3月にはいれば、詳細なご案内をお届けできると思います。
(4)アーカイブズ関係機関協議会(仮称)発足に向けての調整会議、という小さい記事が、月刊IM
2007.3月号25頁に掲載されています。1月23日、国立公文書館で関係団体の事前調整会
議が開催されたとの事で、「今後、アーカイブズ関係機関・学会・団体が相互に連携、協力して情
報交換や活動を行うことを目的に事前の意見交換が行われた」「参加団体はJIIMA(日本画像情報
マネジメント協会)のほか、国立公文書館、日本アーカイブズ学会、企業資料協議会、記録管理学
会など」。
(5)4月20日ごろに、DJIレポートNo.70 (紙バージョン)を発行します。これまでの読者の方に
お届けします。お楽しみに。
(小川)
学習院大学 人文科学研究科「史料管理学」授業開講のご案内(一般・社会人受講可)
学習院大学で学部卒業以上の人を対象に「史料管理学」に関する授業を開講します。
以下はその概略です。
【開講日時・講師・講義内容】
「史料管理学特殊研究」
担当者:青山 英幸 講師 集中講義
「史料管理学特殊研究」
担当者:保阪 裕興 講師 毎週水曜6時限 (18:00~19:30)
「史料管理学演習」
担当者:舟橋 明宏 講師 毎週火曜6時限 (18:00~19:30)
※いずれの科目も、1科目につき4単位になります。
通年授業期間 前期:4月12日(水)~7月10日(月)
後期:9月25日(火)~1月20日(土)
詳しいことは学習院大学文学部のお知らせをご覧ください。
(小林)
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