DJIレポートNo.73号 20080131
発行:国際資料研究所

DJI調査報告
フランス語圏国際機構のアーカイブズと記録管理     小川千代子 p.1
第40回ICA円卓会議決議(ケベック)              p.2
アーカイブ4年を迎えて                小川千代子 p.3
やぶにらみ文献紹介                        p.4
アーキビストの消息                        p.5
国際資料研究所の主な活動                     p.5

(小林)

論座 2008年2月号
2008年2月1日発行
朝日新聞社

特集 「残す」ということ~アーカイブズの哲学~

世界に誇れる公文書制度の整備を           菊池光興 p.109-114
なぜわたしたちは「記録」にこだわるのか マイケル・J・カーツ p.115-121
                       聞き手=大島隆
「歴史」の再構成とアーカイブズ            川島真 p.122-127
(小林)
災害と資料 第2号
総88頁 A4版
2008年3月
新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野

目次
神戸大学附属図書館「震災文庫」の取り組み  
田原勝典・岡風呂賢

長岡市立中央図書館文書資料室の震災資料の保存と活用の取り組み 
星 純子

『新潟県中越大震災文献速報』の作成と課題―新潟県立図書館の取り組みー 
               
野澤篤史

震災民具救済の実例及び反省と今後の課題 
野堀正雄

新潟歴史資料救済ネットワーク事務局の事前準備
 ―刈羽村民俗資料収納庫からの民具救出活動の場合―
笹川真理子

旧山古志村救済文書資料の概要  
原 直史

公文書等にみる災害と復興―新潟県立文書館所蔵文書の活用を通じて―
尾崎法子

新潟地震(1964年)に関する新潟市所蔵資料の活用について
 ―インターネットによる公開事例の紹介―
今野 誠

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第81号
 2008.2.29発行(季刊)

第33回茨城大会特集号
■大会テーマ、大会日程                p.2
■開会行事
 会長挨拶                  荻布孝 p.4
 開催県あいさつ              稲葉節生 p.5
 来賓挨拶                 高山正也 p.6
■総会                    三田修 p.8
■大会テーマ研究会
 趣旨説明                 新井浩文 p.9
 全体会I  報告I  「日本のアーカイブズとその未来」
                      松岡資明 p.11
      報告II 「茨城県立歴史館における公文書
           保存の現状      塩澤俊之 p.14
 分科会  第1 「『みんなが足を運びたくなる
          文書館』をめざして-寒川文書館
          この一年」       高木秀彰 p.21
      第2 「次世代の考えるアーカイブズ像
          -自治体アーカイブズ設置に見る
           諸課題とその周辺-」 富田健司 p.26
      第3 「JIA-KIT 建築アーカイブズの設立
          の意義と未来       竺覚暁 p.33
 全体会II                      p.41
■閉会行事 「期待をもって奈良県に託す」  児玉卓文 p.46
■大会を終えて                富田任 p.47

■参加報告 第40回ICA円卓会議@カナダ・ケベック
 -アーカイブ、多様性、グローバリゼーション 多様性
  保存のための協力           小川千代子 p.49
■投稿1 どうなるアーカイブズ研究系?どうする
  アーカイブズ研究-国文学研究資料館近況報告抄
                      五島敏芳 p.53
■投稿2 政府の緊急課題となった国の公文書管理
  の動き                 小松芳郎 p.54
■会員動向、編集後記                 p.56
===================

 全史料協事務局
  〒558-0054 大阪市住吉区帝塚山東2-1-44 大阪府公文書館
  Tel:06-6675-5511, FAX:06-6675-5552

 編集・出版委員会
  〒680-0017 鳥取市尚徳町101 鳥取県立公文書館
  Tel:0857-26-8160, FAX:0857-22-3977

全史料協ホームページ:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsai2/

(小林)

史料ネット News Letter 第52号 2008年2月29日(金)
編集・発行:歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学文学部内 史料ネット
 TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時~5時)
URL:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/
e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp

巻頭言
歴史的事件としての阪神淡路大震災            奥村弘… 2

特集1
神戸開港140周年記念兵庫区歴史講演会
 「激変する港~近世の兵庫津・近代の兵庫港」         … 3
神戸開港140周年記念兵庫区歴史講演会を聞いて…………東芙美子… 4

特集2
第3回水損歴史資料修復ワークショップ………………………川内篤史… 5
ワークショップの感想………………………………………………………… 5

特集3
平野歴史クラブ第27回歴史講演会
 「戦国時代の兵庫をめぐって」…………………………………………… 7

史料ネット ニュースレター
発行:年4回 年間購読料:1000円

史料ネット郵便振替口座
名義:歴史資料ネットワーク
口座番号:00930-1-53945

歴史資料ネットワーク会費
個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円
サポーター 1口3000円以上
ニュースレターのみ購読 1000円

(小林)

歴史学研究 838号  2008年3月号
編集:歴史学研究会 刊行:青木書店

小特集 指定管理者制度と歴史学

小特集にあたって………………………………………………歴史学研究会編集委員会(1)

論文
博物館の「危機」と歴史展示……………………………………………… 金子淳(7)
 −懐かし系/ロマン系展示から見る歴史系博物館の課題−
美術館と指定管理者制度………………………………………………… 上村清雄(14)
 −その問題点と意義づけと−
文化財行政・歴史系博物館と歴史学のこれから…………………………赤澤春彦(19)
批判と反省
「指定管理者制度」を読む…………………………………………………石居人也(30)
 −博物館に「制度」は何をもたらすのか−
時評
韓国地方自治体における博物館行政の現在……………………………小川原宏幸(39)

(小林)

 書 名:記録と史料 第18号
 編 集:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会編集・出版委員会
 発 行:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
 発行年:2008年3月31日
     B5判 135p ISSN 0917-2343
目次

■研究
 日本におけるアーカイブズのオンライン総合目録
  構築にむけて                 五島敏芳 p.1-17

■特集1:ICA/SPA京都会議−概要と意義、参加記    p.18-30
 ICA/SPA運営委員会全史料協交流レセプション
  ー開催実行委員会事務局の報告         数野文明
 ICA/SPAとの交流レセプション参加記     藤隆宏
 ICA/SPA交流レセプションに参加して
  ーメキシコのアーカイブズと公文書管理     村井友子
 2007年ICA/SPA運営委員会・全史料協
  交流レセプションに参加して          野村晃子

■特集2:シンポジウム 未来への遺産−重要文化財
  「京都府行政文書」の保存と活用             p.31-40
 シンポジウムの概要と意義
  −科研費研究の紹介も含めて−         福島幸宏
 シンポジウム参加記               柴田知彰
 近現代史研究と近代行政文書の公開方法の課題
  −文書館への期待と要望−           竹永三男

■世界の窓
 わたしと米国公文書館             青木冨貴子 p.41-44

■アーカイブズ・ネットワークー南から北からー
 市民運動の結実−小山市文書館の開館       平田輝明 p.45-49
 磐田市歴史文書館の開館について         佐藤喜好 p.49-53
 分子科学研究所・史料編纂室の現状        木村克美 p.53-55
 核融合科学研究所核融合アーカイブズ室      木村一枝 p.56-60
 地方史研究協議会シンポジウム
  「歴史資料保存利用運動のなかの公文書館法
   −その理念と現実−」            平野明夫 p.60-61

■書評と紹介                        p.62-72
 小川千代子+阿部純、大川内隆朗・鈴木香織・研谷紀夫/著
  『アーカイブを学ぶ−東京大学大学院講義録
    「アーカイブの世界」−』       加藤 James
 高山正也/編『公文書ルネッサンス−新たな
  公文書館像を求めて−』            宮田克也
 木下敏之/著『日本を二流IT国家にしない
  ための十四ヵ条』               藤吉圭二
 鈴江英一/著『開拓史文書の森へ−近代史料の
  発生、様式、機能−』             佐藤宥紹

■資料ふぁいる
 全史料協第33回(茨城)大会・研修会の記録         p.73-107

■会員刊行物情報                      p.108-120

■全史料協この一年                     p.121-125

■全史料協会則                       p.126-133

■会誌投稿規定・執筆要領                  p.134-135

編集後記

---------------------------------
 本書は非会員にも有償頒布しています。
 全史料協の出版物に関する問合せ先は、全史料協編集・出版委員会事務局まで

問合せ:全史料協編集・出版委員会事務局
 〒680-0017 鳥取県鳥取市尚徳町101 鳥取県立公文書館内
        TEL.0857-6675-5552 FAX 06-6675-5552

(小林)

広島大学文書館紀要 第10号 2008年3月31日発行

論文
 国立大学に建学の精神はあるのか
  −広島大学、大阪大学の場合−              菅真城 p.1
 三原女子高等師範学校と女子学生の帰属意識の
  形成                    田中卓也 p.23
 中央教育審議会と教科書問題ー「教科書制度の
  改革に関する答申」の形成過程を中心にー   石田雅春 p.41
史料紹介
 森戸辰男関係文書の中の日本国憲法(2)
  ー芦田小委員会と森戸辰男ー         小池聖一 p.61
記録
 広島大学文書館企画展示2007
  「梶山季之資料展 君は梶山季之を知ってい
  るか!」の記録              小宮山道夫 p.99

彙報                           p.127
 業務日誌
 受贈刊行物一覧
 広島大学文書館規則
 広島大学文書館利用内規
 広島大学文書館運営委員会委員名簿
 広島大学文書館顧問名簿
 広島大学文書館員名簿
 広島大学文書館客員研究員名簿
 広島大学文書館調査員名簿
 広島大学50年史編集員会要項
 広島大学50年史編集員会委員名簿
 『広島大学文書館紀要』編集要項
 編集後記

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報
<アーキビスト> 第69号 2008.3.31発行

目次
-----
「国立ハンセン病資料館をめぐる現況」の
 実施報告                  高野弘之 p.1-4
[第33回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
 全国大会]研修参加記           山本あづさ p.5-8
『地域資料に関する調査研究報告書』によせて  新井浩文 p.8-9
アフター5ミーティング個人会員参加記     相京眞澄 p.10-11
アフター5ミーティング開催報告        毛塚万里 p.11-12
資料保存セミナー「アーカイブズを未来に
 −デジタルアーカイブの光と影」参加記     伊藤然 p.12-13
非終身雇用者・一般職こそ「資格」が必要    毛塚万里 p.14-15
新設館の紹介 長野市公文書館              p.15
「アーキビスト」執筆規程                p.17-18
編集後記                        p.18

編集・発行者
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会(担当:西貴久)
  〒105-0022 東京都港区海岸1−13−17 東京都公文書館内
  電話:03-5470-1333 FAX:03-3432-0458

(小林)

DJIレポートNo.74号 20080510
発行:国際資料研究所

今年のアーカイブイベント                     p.1
DJIの視点
 アーカイブ・レスキューを考える
 −文書管理法(仮称)制定に向けて−         小川千代子 p.2
世界アーカイブ宣言草案・訳              小川千代子 p.3
やぶにらみ文献紹介                        p.4
アーキビストの消息                        p.5
国際資料研究所の主な活動                     p.5
巻末随想 文書管理法と文書局                   p.5

(小林)

史料ネット News Letter 第53号 2008年5月13日(火)
編集・発行:歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1−1 神戸大学文学部内 史料ネット
 TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時〜5時)
URL:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/
e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp

巻頭言
震災記憶の風化と歴史資料ネットワークの責務      板垣貴志… 2

特集1
第三回地域史卒論報告会
 趣旨と概要                         … 3
 報告者の感想………………花尻千秋/梶岡一路/井上誉/中村昌民… 4

特集2
人と防災未来センターリニューアル展示見学
 会・シンポジウム「大規模震災と歴史資料」
  概要……………………………………………………………板垣貴志… 8
  感想アンケートまとめ…………………………………………………… 9

告知
2008年度講演会・見学会のご案内………………………………………12

史料ネット ニュースレター
発行:年4回 年間購読料:1000円

史料ネット郵便振替口座
名義:歴史資料ネットワーク
口座番号:00930−1−53945

歴史資料ネットワーク会費
個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円
サポーター 1口3000円以上
ニュースレターのみ購読 1000円

(小林)

レコード・マネジメント No.55 2008.05.30
発行:記録管理学会

編集者への手紙
●「どんな勉強をしたら、アーキビストになれますか?」  中島康比古 p.3-12

論文
●わが国の公立学校における制度としての文書管理の
 現状と課題                       大蔵綾子 p.13-35

研究ノート
●医療の質を高める記録管理−診療情報と医学情報の活用   田引淳子 p.36-47

記録管理学会・ARMA東京支部合同特別セミナー
●文書管理のための法整備について:「公文書管理法
 研究会」要綱案の紹介                   高橋滋 p.48-61
●大阪市公文書管理条例の策定と課題            橋本浩典 p.62-72
●パネルディスカッション「公文書管理の法整備に向けて」
               高橋滋・橋本浩典・小谷允志・松岡資明 p.73-88
 『公文書管理の法整備に向けて』の記録の掲載にあたって 編集委員会 p.89

動向
●専門職の資格認定制度はどうあるべきか:諸外国の
 動向に学ぶ                       坂口貴弘 p.90-110

書評
●御厨貴編『オーラル・ヒストリー入門』          仲本和彦 p.111-114

文献紹介
●大濱徹也著『アーカイブズへの眼−記録の管理と
 保存の哲学−』                    佐藤正三郎 p.115-117

●記録管理学会へのお誘い
●投稿規定・執筆要領・56号以降の原稿募集について

(小林)

京都大学大学文書館だより 第14号
発行:2008年4月30日 京都大学大学文書館

高エネルギー加速器研究機構(KEK)史料室   関本美和子 p.2
「大学所蔵の歴史的公文書の評価・選別についての
 基礎的研究」研究会に参加して           藤隆宏 p.4
日誌                            p.6
大学文書館の動き:
 第三高等学校における「学徒出陣」について調査を
  行いました                       p.7
百周年時計台記念館歴史展示室内「企画展示室」
 のご利用案内                       p.7
様々な「京大事件」                川西秀哉 p.8

京都大学大学文書館 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel.075-753-2651  Fax.075-753-2025
E-mail:archiv52@mail.adm.kyoto-u.ac.jp  http://kua1.archives.kyoto-u.ac.jp/ja/

(小林)

アーカイブズへの眼:記録の管理と保存の哲学
大濱徹也著

定価: 本体2200円+税
刀水書房 2007年12月刊
ISBN978-4-88708-371-4
A5 220頁

【主要目次】
I.国家を問い質す場 
  第1章 日本の公文書館―現在、問わるべき課題をめぐり―
  第2章 公文書館の責務と使命
  第3章 情報保存の現在―明日への扉―
II.土地の貌たる器
  第1章 貌としてのアーカイブズが問われること
  第2章 記録を残す営み
  第3章 現在社会と公文書館
  第4章 証として記録―知の遺産を生かすために―
  第5章 地方文書館の保存と使命
III.インテリジェンスの府として
  第1章 企業アーカイブズの世界
  第2章 大学アーカイブズが問われること
  第3章 アーカイブズ、図書館、博物館
おわりに―アーカイブズが地に根ざすために―

(小林)

史料ネット News Letter 第54号 2008年6月27日(金)
編集・発行:歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町11 神戸大学文学部内 史料ネット
 TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時~5時)
URL:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/
e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp

巻頭言
ネット企画の充実と岩手・宮城内陸地震での
保全活動                        奥村弘… 2

特集
2008年度総会・講演会開催される……………………………………… 3
講演会「草の根史料館の編んだ地域史~『本庄村史』
 編纂を終えて~……………………………………………………………… 4

緊急特集
宮城・岩手内陸地震発生!!!……………………………………………… 5

宮城史料ネットニュース 第53号………………………………………… 6
宮城史料ネットニュース 第54号………………………………………… 7

カンパのお願い………………………………………………………………… 8
  感想アンケートまとめ…………………………………………………… 9

告知
2008年度講演会・見学会のご案内………………………………………12

史料ネット ニュースレター
発行:年4回 年間購読料:1000円

史料ネット郵便振替口座
名義:歴史資料ネットワーク
口座番号:00930-1-53945

歴史資料ネットワーク会費
個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円
サポーター 1口3000円以上
ニュースレターのみ購読 1000円

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第82号
 2008.6.24発行(季刊)

■「文書管理法(仮称)制定に向けての要望について」
 上川陽子公文書管理担当大臣宛に提出しました 村田茂 p.1
■文書管理法(仮称)
 文書管理法(仮称)に向けた
  全史料協の活動            小川千代子 p.2
 公文書館制度の確立に「効く」
  文書管理法を             豊見山和美 p.2
■機構改革
 組織・業務改善計画/個別具体化計画の
  進捗状況            総務委員会 長沢 p.4
■EASTICA(国際文書館評議会東アジア地域支部
 第8回総会およびセミナー、公開
  シンポジウム参加報告          柴田知彰 p.9
■史料保存セミナー
 アーカイブズを未来に~デジタルアーカイブ
  の光と影                     p.12
■史料保存セミナー参加報告
 デジタルデータの可能性          柳衛悠平 p.15
■緊急報告
 中越大地震、中越沖地震-2度の震災を
  かえりみて-              本井晴信 p.16
■記録管理学会/ARMA日本支部/全史料協共催
 特別講演会「文書管理法(仮称)の制定に向けて」
  に寄せて-自治体・専門職・民間文書-  太田富康 p.18

■委員会レター                    p.19
■会員動向、編集後記                 p.24
===================

 全史料協事務局
  〒558-0054 大阪市住吉区帝塚山東2-1-44 大阪府公文書館
  Tel:06-6675-5511, FAX:06-6675-5552

 編集・出版委員会
  〒680-0017 鳥取市尚徳町101 鳥取県立公文書館
  Tel:0857-26-8160, FAX:0857-22-3977

全史料協ホームページ:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsai2/

(小林)

専門図書館229号(2008年5月)
発行:専門図書館協議会

特集:アーカイブズとアーキビスト

アーカイブズの世界から専門図書館を考える      高山正也 p.1-5
科学技術研究とアーカイビング           小川千代子 p.6-13
“記録を守り 記憶を伝える”—学習院大学
 大学院人文科学研究科「アーカイブズ学専攻」の
 新設—                      安藤正人 p.14-20
建築アーカイヴスの確立へ向けて〜JIA−KIT建築
アーカイヴスとKIT建築アーカイヴス研究所の試み〜
                           竺覚曉 p.21-26
神奈川県の文書管理と公文書館制度          石原一則 p.27-32
帝国データバンク史料館とアーカイブズ
 —資料の収集保管と公開展示—            高津隆 p.33-39
企業史料情報の資源化と企業アーカイブズ支援
 —財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報
 センターにおける取り組み—            松崎裕子 p.40-44

(小林)

藩の文書管理(史料叢書第10巻)
人間文化研究機構 国文学研究資料館・編
2008年3月刊
定価8400円(本体8000円+税)
上製本・ケース入り・A5版
ISBN978-4-626-01718-5

文書管理史研究は、当該文書群の作成・利用・管理システム、保存形態、
保存空間などを歴史的に明らかにしようとするものであり、近年では、文
書管理史の研究から当該組織体の組織論や事務処理システム論などにも広
がりをみせるようになってきた。日本近世の藩などの組織体で、発生・蓄
積する文書群の内部構造を明らかにすることは、それに含まれる文書を十
全に理解するためには不可欠であり、文書を作成、管理、保存してきた組
織の歴史を明らかにすることにもつながる。

本書には、熊本藩と松代藩の文書管理に関する史料と松代藩の支配替えや
廃藩置県にともなう明治初年の文書引き渡しに関する史料を収録する。熊
本藩・松代藩においても藩政文書の管理・保存に関する規定や方法、ある
いは実態について明示した史料はほとんど見当たらず、本書に収録された
ような文書の管理・保存台帳などに記載されている文書管理・保存に関す
る注記文言、いわば文書管理・保存の痕跡を丁寧に読み取って、そこから
文書管理・保存の実態を復元していかなくてはならない。そういう意味で
は、本書は藩政文書の実態を知り得る参考の書であるとともに、文書管理
史研究に寄与することを意図するものである。

〔史料目次〕

【1】熊本藩の文書管理

1.天保四年五月 御刑法方諸帳目録
2.文政八年七月 御蔵二階六番入目録
3.文政八年ヒ月 御蔵三拾二番入目録
4.年欠 御蔵入目録
5.文政八年七月 杉之文庫入目録
6.文政八年七月 杉之小箱入目録
7.文政九年八月 坤御櫓入目録根帳

【2】松代藩の文書管理

8.文政三年四月 日記并諸帳面入注文 乾
9.文政三年四月 日記并諸帳面入注文 坤
10.年欠 日記并諸帳面入注文

【3】松代藩の文書引渡

11.明治三年六月 御預所村々伊那県管轄替引渡書類控
12.年欠 廃県統合引渡伺指令留
13.明治四年八月・九月 地方諸書物引渡目録

(小林)

藩政アーカイブズの研究
-近世における文書管理と保存-

国文学研究資料館(アーカイブズ研究系)編
2008年3月刊
A5判・340頁・上製本・カバー装
ISBN978-4-87294-497-6 C3021 \6900E
6900円 (税別)

【主要目次】

序 章 藩政文書管理史研究の現状と収録論文の概要───高橋実
    藩政文書管理史研究の位置と役割/
    収録論文の概要と位置づけ/研究文献一覧
第1章 松代藩における文書の管理と伝来───原田和彦
    「吉文書」と真田家文書/「吉文書」の成立/真田家文書について
第2章 萩藩における文書管理と記録作成───山崎一郎
    各役所における文書管理・記録作成の具体像/
    藩全体からみた文書管理・記録作成の特徴/役人の文書保存意識
第3章 対馬藩の文書管理の変遷───東昇
    -御内書・老中奉書を中心に-
    年寄中御預長持の成立と管理 17世紀後半~18世紀/
    御内書・老中奉書管理の転換 19世紀
第4章 近世地方行政における藩庁部局の稟議制と農村社会───吉村豊雄
    -熊本藩民政・地方行政担当部局の行政処理と文書管理-
    藩庁部局帳簿における稟議制の確立と高度化過程/
    文書管理の転回/関係文書の系統的集積と文書管理/
    巨大事業の行政処理と文書管理
第5章 熊本藩の文書管理の特質───高橋実
    藩庁各部局での文書記録の作成と管理・保存/
    諸帳方の設置とその役割
第6章 鹿児島藩記録所と文書管理───林匡
    -文書集積・保管・整理・編纂と支配-
    記録奉行と記録所/文書の記録・保管と記録所/
    島津氏家譜編纂・由緒調査と記録所
第7章 村方文書管理史研究の現状と課題───冨善一敏

(小林)

「アーカイブズ資料の展示に関するガイドライン」

国立公文書館は、国際公文書館会議(ICA)温帯気候における史料保存
に関する委員会「アーカイブズ資料の展示に関するガイドライン」
の日本語訳を公開しました。
http://www.archives.go.jp/law/pdf/tenji.pdf
英語原文は、ICAのホームページのリソースセンターで読むことがで
きます。
http://www.ica.org/sites/default/files/Quidelines.pdf

(中島)

DJIレポートNo.75+76号 20080930
発行:国際資料研究所

9月4日、福田首相有識者会議に出席                 p.1
有識者会議中間報告公表                      p.2
合併号のお知らせ                         p.2
DJIの視点
 国家事業として取り組むべき公文書管理
 −有識者会議中間報告への国際資料研究所意見−    小川千代子 p.3
有識者会議中間報告への国際資料研究所意見書(全文)  小川千代子 p.4-5
【報告】ICA大会@クアラルンプール               p.6
研究発表 国際機関におけるアーカイブと
 レコード・マネジメントの考え方                 p.7
【解説】「ICA戦略方針2008-2018」の採択と
 新事務局体制への期待                      p.7
やぶにらみ文献紹介                        p.8-9
アーキビストの消息                        p.10
国際資料研究所の主な活動                     p.10
巻末随想
1.中間報告への意見書(8月)                  p.11
2.首相の辞任(9月)                      p.11
3.福田辞任報道の「品格」(9月)                p.11

(小林)

世界のアーキビスト−各国アーカイブズ団体の活動−
岩田書院ブックレット アーカイブズ系10

全国歴史資料利用保存機関連絡協議会(全史料協)編
小川千代子訳

ISBN978-4-87294-519-5 C1321
2008年6月刊・A5判・112頁(英文46頁)・並製本
1400円(税別)

【主要目次】
1:アメリカのアーキビスト団体  Huskamp Peterson
2:オーストラリアのアーキビスト協会  Colleen McEwen
3:イギリスとアイルランドのアーキビスト協会  Patricia Sleeman
4:スイスのアーカイブ教育  Didier Grange
5:メキシコのアーキビスト協会  Laura Gabriela Salazar
6:スペインのカタルニア・アーキビスト協会  Joan Boadas i Raset
7:イスラエルのアーカイブ協会  Michal Henkin
8:フランスの公共アーカイブ  Henri Zuber
9:スウェーデンのアーキビスト協会  Berndt Fredriksson
10:カナダのアーカイブ協会団体  Shelley Sweeney
11:オランダのアーキビスト協会  Fred.J.W. van Kan
12:ブルンディの司書・アーキビスト・ドキュメンタリスト協会  Jean Paul Ndaysaba
13:歴史資料を守るために:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会の紹介  小川千代子
14:2007年ICA/SPA運営委員会の開催と同レセプションにおける提言
資料 世界のアーキビスト団体比較表
2007年ICA/SPA京都会議交流レセプションあいさつ

(小林)

アーカイブへのアクセス 日本の経験、アメリカの経験
 日米アーカイブセミナー2007の記録
日外選書Fontana
小川千代子/編 小出いずみ/編

出版社名:日外アソシエーツ
出版年月:2008年9月
ISBNコード:978-4-8169-2136-0
      (4-8169-2136-2)
税込価格:3,990円
頁数・縦サイズ:287,25P 21cm

[目次]
第1章 アーカイブと公共性
第2章 アクセスの枠組み
第3章 アーカイブの設置
第4章 アーカイブ資料の共有化
第5章 アーカイブ資料の保存
第6章 アーカイブのアクセス—利用者の経験
第7章 日米をつなぐアーカイブ
第8章 国際関係の中のアーカイブ
第9章 歴史をつむぎ、歴史をつくるアーカイブ

(小林)

今、なぜ記録管理なのか=記録管理のパラダイムシフト
 コンプライアンスと説明責任のために
日外選書Fontana
小谷允志/著

出版社名:日外アソシエーツ
出版年月:2008年9月
ISBNコード:978-4-8169-2137-7
      (4-8169-2137-0)
税込価格:3,675円
頁数・縦サイズ:251P 21cm

[目次]
今、なぜ記録管理なのか—序に代えて
第1章 日本の文書管理の問題点
第2章 記録管理のパラダイムシフト
第3章 説明責任と文書管理—情報公開法制を中心に
第4章 記録管理の目的
第5章 国際標準に則った記録管理プログラム
第6章 電子文書管理の課題
第7章 内部統制のための記録管理
第8章 対談—文書、コンプライアンス、リスクマネジメント、ディスクロージャー
第9章 情報セキュリティと記録管理
第10章 文書管理の専門職

(小林)

史料ネット News Letter 第55号 2008年10月10日(金)
編集・発行:歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町11 神戸大学文学部内 史料ネット
 TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時~5時)
URL:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/
e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp

巻頭言
「学びの場」としての史料ネット             奥村弘… 2

特集
「四川大震災と文化財保全」………………………………………………… 3
 四川大震災に関する文化財の被害及び現地の
  とりくみについて……………………………………………脇山佳奈… 3
 四川大震災からみた文化財保全や史料について……………高橋淳夫… 5

空襲の記憶:未来への語り−記念講演会「神戸空襲
 と『火垂るの墓』参加記−…………………………………長 志珠江… 6
「漉きばめ」による史料修復研修を受講して…………………河野未央… 8

田尻早苗家文書仮整理作業について…………………………………………11
 田尻早苗家文書仮整理合宿に参加して………………………川内淳史…11
 田尻早苗家文書仮整理合宿に参加して………………………森脇崇文…[12]

史料ネット ニュースレター
発行:年4回 年間購読料:1000円

史料ネット郵便振替口座
名義:歴史資料ネットワーク
口座番号:00930-1-53945

歴史資料ネットワーク会費
個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円
サポーター 1口3000円以上
ニュースレターのみ購読 1000円

(小林)

「情報の科学と技術」
Vol. 58 (2008), No.11
発行:情報科学技術協会

特集=「図書館員のための文書管理」
特集「図書館員のための文書管理」の編集にあたって ………534
レコードキーピングとアーカイブズ
 -現代の記録管理を考える-       安藤正人………535
図書館と公文書館の相互協力
 -寒川町の場合-            高木秀彰………542
大学文書館のサービス戦略         小池聖一………548
図書館における電子化時代の文書管理    研谷紀夫………554
内部統制時代の文書管理について      牧野二郎………560
『バイタルレコードマネジメント』のススメ 石井幸雄………565

(小林)

京都大学大学文書館だより 第15号
発行:2008年10月31日 京都大学大学文書館

アーカイヴズのない国立大学は消滅統合へ
 ー晩冬のフィンランド訪問ー           平井孝典 p.2
新しい所蔵検索システムの紹介           清水善仁 p.4
日誌                            p.8
大学文書館の動き:
 『戦後学生運動関係資料』Ⅰ、『戦後学生運動関係
資料』Ⅱ、『第三高等学校関係資料』の公開を開始しまし    p.9
47人か53人か54人か
 ー京大一期生の数ー                西山伸 p.8

京都大学大学文書館 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel.075-753-2651  Fax.075-753-2025
E-mail:archiv52@mail.adm.kyoto-u.ac.jp  http://kua1.archives.kyoto-u.ac.jp/ja/

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第83号
 2008.10.20発行(季刊)

■第2回役員会
 兵庫県で開催。奈良大会に向けた最終審議   富田仁 p.1
■第34回全国(奈良)大会
 「わたくしたちのアーカイブス」への接近  児玉卓文 p.3
■文書管理法(仮称)
 「時を貫く記録としての公文書管理の在り方」
  に対する意見書の提出ー全資料協の果たす
  べき役割ー               小松芳郎 p.4
■機構改革
 総論:大詰めを迎えた個別具体化計画     長沢洋 p.6
■機構改革
 各論:何を伝えていくのか
 ー委員会からのメッセージー             p.7
■アーカイブ基礎セミナー
 「ゼロからの資料保存」をテーマに開催   田村彰紀 p.14
■資料保存利用問題シンポジウム
 共催実施で“公文書館法”の20年を振り返る 直井康幸 p.20
■ICA2008年クアラルンプール大会
 参加報告:クアラルンプール大会の概要  佐々木和子 p.20
■ICA2008年クアラルンプール大会
 参加報告:筆者らのセッションを中心に    古賀崇 p.22
■緊急報告
 岩手・宮城内陸地震と歴史資料の保全活動   平川新 p.23

■会員動向、編集・出版委員会よりのお知らせ、編集後記 p.24
===================

 全史料協事務局
  〒558-0054 大阪市住吉区帝塚山東2-1-44 大阪府公文書館
  Tel:06-6675-5511, FAX:06-6675-5552

 編集・出版委員会
  〒680-0017 鳥取市尚徳町101 鳥取県立公文書館
  Tel:0857-26-8160, FAX:0857-22-3977

全史料協ホームページ:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsai2/

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報
<アーキビスト> 第70号 2008.10.30発行

目次
-----
行政文書から歴史資料へ−四代目栃木県庁舎
 建設関連文書の収集と保存−         上野修一 p.1-2
「地域資料とは何か−国立国会図書館調査に
 基づいて−」(根本氏講演)参加記      福田仁史 p.2-3
「文書保存の新たな段階
 −長野県内の動向−」参加記         昇 浩章 p.3-5
自覚したこと−発表者から−          坂口正彦 p.5-6
誰でもできる地域史料の保存・整理をめざして
 −新史料協『古文書保存・整理の手引き』
 の紹介                   長谷川伸 p.6-8
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
 関東部会平成20年度総会                p.8-10
編集後記                        p.10

編集・発行者
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会(担当:西貴久)
  〒105-0022 東京都港区海岸1−13−17 東京都公文書館内
  電話:03-5470-1333 FAX:03-3432-0458

(小林)

アーカイブズ学研究 第8号 2008年3月
編集・発行 日本アーカイブズ学会

論考
接収日本企業史料の試験的整理と史料構造の分析 秋山淳子 p.2
映画関連企業資料の現状と問題点        加藤厚子 p.21
「自己点検・評価」・「教育研究」と大学
 アーカイブズ                 菅真城 p.40
段階的整理におけるコストパフォーマンス
 −アメリカの手引書類の分析から−      坂口貴弘 p.60

動向
変わらないこと、変わってはならないこと
 −国際文書館会議東アジア地域支部
 (EASTICA)セミナー・シンポジウ
  ムに参加して              柳沢芙美子 p.82

書評
『アーカイブを学ぶ−東京大学大学院
 講義録「アーカイブの世界」−』       針谷武志 p.104

学会活動記録        日本アーカイブズ学会事務局 p.93

会告<ニュース>国際アーカイブズ評議会(ICA)
 への加盟                       p.95
『アーカイブズ学研究』投稿のお誘い/投稿規程
 執筆要領                       p.96
編集後記                        p.103

(小林)

アーカイブズ学研究 第9号 2008年11月
編集・発行 日本アーカイブズ学会

特集 2008年度大会
講演
歴史研究とアーカイブズ            石井米雄 p.2

企画研究会:アーキビスト資格制度の構築に向けて
開催趣旨                   保坂裕興 p.10
アーキビスト資格論議の歩みと資格制度提言    高橋実 p.12
日本における養成課程と資格制度の提案
 −国内外の蓄積から学ぶこと−        森本祥子 p.35
2008年度大会シンポジウムでの討議のまとめ    古賀崇 p.55

論文
地域史料としての台紙写真に関する一考察
 写真史料学の構築に向けて          尾崎泰宏 p.60

動向
報告:国際社会学機構第38回世界会議      藤吉圭二 p.84

書評
『明日の図書館情報学を拓く−アーカイブズと
 図書館経営:高山正也先生退職記念論文集』 中野美智子 p.92
『藩政アーカイブズの研究−近世における
 文書管理と保存−』              定兼学 p.98

会告                          p.104
投稿規程                        p.108
編集後記                        p.111

(小林)

別冊『環』15 図書館・アーカイブズとは何か

菊大並製 320ページ
ISBN-13: 9784894346529
刊行日: 2008/11
定価: 3,465円

目次

〈鼎談〉図書館・アーカイブズとは何か――書物への愛と知の継承
   粕谷一希(評論家)+菊池光興(国立公文書館館長)
   +長尾 真(国立国会図書館館長)
   (司会)春山明哲・髙山正也

■図書館・アーカイブズとは何か
日本における文書の保存と管理
 ――現状のアーカイブズと図書館で、未来が拓けるか 髙山正也
日本の知識情報管理はなぜ貧困か
 ――図書館・文書館の意義 根本 彰
アーカイブズの原理と哲学
 ――日本の公文書館をめぐり 大濱徹也
個人文書の収集・保存・公開について 伊藤 隆
アジアにおける史料の共有
 ――アジア歴史資料センターの七年 石井米雄
データベースの思想 山﨑久道
デジタル世界における図書館とアーカイブズ 杉本重雄
〈コラム〉電子アーカイブズの危機 山下貞麿
     未来に生かす放送アーカイブ――記録と記憶を残す 扇谷勉

■「知の装置」の現在――法と政策
地方自治体の経営と図書館 南 学
公共図書館の経営――知識世界の公共性を試す 柳与志夫
文字・活字文化と図書館 肥田美代子
日本の図書館にかかわる法制度の構造と課題 山本順一
立法調査機関・議院法制局の改革と国会図書館 小林 正
機関リポジトリの現在 竹内比呂也
インターネット社会とレファレンス・サービスの将来 田村俊作
ARGの十年――図書館・アーカイブズとの関わりのなかで 岡本 真

■歴史の中の書物と資料と人物と
ライブラリアンシップとはなにか
 ――図書館史に見る国民意識と文化変容についての覚書 春山明哲
明治・大正期の「帝国図書館」素描 高梨 章
日米関係史の中の図書館
 ――アメリカにおける日本語図書館の形成史から 和田敦彦
印刷文化と図書館 樺山紘一
「全体知」への夢
 ――フランス『百科全書』とその周辺 鷲見洋一
〈コラム〉図書館学先駆者ガブリエル・ノーデの時代と思想 藤野幸雄

■図書館・アーカイブズの現場から
◎アーカイブズ
外務省外交史料館 柳下宙子
沖縄県公文書館――民主主義の礎石 仲本和彦
京都府立総合資料館――近代行政文書研究のセンターとして 福島幸宏
栃木県芳賀町総合情報館 富田健司
国立女性教育会館女性アーカイブセンター 江川和子
NHKアーカイブス 江藤巌二
フジテレビのアーカイブズ 小山孝一
脚本アーカイブズ 香取俊介
慶應義塾大学アート・センター
 ――ジェネティック・アーカイヴ・エンジン――アートの視点から 前田富士男
身装(身体と装い)文化アーカイブズ 高橋晴子
京都国際マンガミュージアム――マンガを収蔵することの逆説 吉村和真
東京電力 電気の史料館 小坂 肇
渋沢栄一関係資料の二十一世紀 小出いずみ

◎都道府県立図書館
新潟県立図書館――『新潟県中越大震災文献速報』の作成 野澤篤史
大阪府立中之島図書館――ビジネス支援サービス 前田香代子
奈良県立図書情報館――公文書・古文書の保存、閲覧、データベース化 富山久代
鳥取県立図書館――模索・実験・悩み 森本良和
岡山県立図書館――デジタル岡山大百科 森山光良

◎市町村立図書館
函館市中央図書館――地方公共図書館からの情報発信に向けて 奥野進
矢祭もったいない図書館――開館の経緯 佐川粂雄
草津町立図書館 中沢孝之
神戸市立中央図書館――阪神・淡路大震災関連資料(1・17文庫) 三好正一
長崎市立図書館 小川俊彦
伊万里市民図書館――伊万里からの報告 犬塚まゆみ

◎大学図書館
東北芸術工科大学東北文化研究センター 赤坂憲雄
国際基督教大学図書館――リベラルアーツの基盤として 畠山珠美
拓殖大学図書館――旧外地関係資料 竹内正二

◎専門・小規模図書館
ギャラリー册――「KOUGEI」と書物と 奥野憲一
日本貿易振興機構アジア経済研究所図書館
 ――開発途上国学術ポータル構築に向けて 村井友子
日本原子力研究開発機構図書館 中嶋英充

(小林)

2007年の文献  2006年の文献  2005年の文献  2004年の文献  2003年の文献  2002年の文献  2001年の文献  2000年の文献  1999年の文献  1998年の文献   1997年の文献

戻る