DJIレポートNo.84 発行:国際資料研究所 ■アーカイブ七年を迎えて DJI記事年表…………………1 ■DJIの視点・アーカイブ6年、日本のアーカイブとアーキビスト…2 ■DJIの視点・変わるICA円卓会議CITRA…2 ■アーキビストの散歩道 ふくしま歴史資料保存ネットワーク……3 ■アーキビストの災害情報・栃木県庁河合庁舎火災………………4 ■アーキビストの散歩道 ・文化アーカイブズ活性化シンポジウム…5 ■文献紹介■千代子のあしあと……………………………………6 ■DJIの活動■巻末随想●ハッカー?●大丈夫?大学アーカイブ、他…7 DJI総目次1~84:www.djichiiyoko.com
「レコード・マネジメント」No.59 2011.02.28 発行:記録管理学会 講演録 情報リテラシー教育私論 山﨑久道 p.3-12 研究ノート 公設試験研究機関の依頼試験業務における文書管理について 山田一徳 p.13-29 動向 公文書管理法の施行に向けての動向 〜施行令・行政文書管理ガイドライン案とパブリックコメ ントについて 村岡正司 p.30-41 文献紹介 松岡資明著『日本の公文書ー開かれたアーカイブズが社会 システムを変える』 小谷允志 p.42-43 書評 水谷長志編『MLA連携の現状・課題・将来』 寺澤正直 p.44-46 大林賢太郎著『写真保存の実務』 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会編『劣化する 戦後写真 写真の資料化と保存活用』 東 龍治 p.47-50 記録管理学会へのお誘い 『レコード・マネジメント』投稿規定 『レコード・マネジメント』執筆要領 (小林)
DJIレポートNo.85 20110331 【おもな内容 】 今回は10頁あります。http://www.djichiiyoko.com 東日本大震災お見舞い 記録・メルトモ速報採録 視点・ウィキリ—クスととアーカイブ ICA人権とアーカイブワーキンググループのニュースレター紹介 ブログ・首相官邸、外交文書修復を動画で配信! 「災害」情報・政権交代とブラジル国立公文書館 アーキビストの散歩道(1)ツィッタ—?(2)facebook? 文献紹介/あしあと 活動/巻末随想 (小川)
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報 <アーキビスト> 第75号 2011.03.31発行 目次 ----- 第258回定例研究会「まだまだ危ない地域の公文書」報告 地域の過疎化と資料保存の課題 山本幸俊 p.1-4 秋田県における市町村公文書等保存調査状況 から見た課題 煙山英俊 p.5-9 第258回定例研究会参加記 地域の「公文書を全史料協で検討する 意義にふれる 宇野淳子 p.10-11 第256回定例研究会参加記 第256回定例研究会参加記 香林 勉 p.12-13 第256回定例研究会参加記 筒井弥生 p.13-15 第259回定例研究会報告 全史料協京都大会とアーカイブズ界の今後 福島幸宏 p.16-20 第259回定例研究会参加記 全史料協関東部会参加報告 関口真規子 p.20-21 “わたくしたちのアーカイブズ”の未来像 清水善仁 p.22-24 平成23年 3月11日からの地震被害によせて p.24 編集後記 p.24 編集・発行者 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会(担当:児玉卓文) 〒387-0008 長野県千曲市屋代清水260?6 長野県立歴史館内 電話:026-274-3993(直) FAX:026-274-3996/3990 (小林)
ジュリスト 2011年4月1日号(No.1419) 2011年03月25日 発売 定価 1,450円(本体 1,381円) 【特集】動き始めた公文書管理法制 〔鼎談〕公文書管理法制をめぐって 宇賀克也(司会)岡本信一 山崎日出男……4 公文書管理法全面施行の意義と課題 宇賀克也……26 公文書等の管理に関する法律施行令について 植草泰彦 大磯 一……36 行政文書の管理に関するガイドラインについて 小野隆之 騠石浩平……43 特定歴史公文書等の保存,利用及び廃棄に関する ガイドラインについて 植草泰彦……50 公文書管理法の施行と国立公文書館の取組 田中駒子……57 外交記録の公開に向けた外交史料館の取組 高橋和宏……64 http://www.yuhikaku.co.jp/jurist/detail/018348 (小林)
時を貫く記録の保存−日本の公文書館と公文書管理法− 岩田書院ブックレット アーカイブズ系A16 全史料協近畿部会編 2011年3月刊 A5判・92頁・並製本 ISBN978-4-87294-679-6 C1321 1400円 (税別) 【主要目次】 [講演] 時を貫く記録の保存 −日本の公文書館と公文書管理法制− (国立公文書館館長)高山 正也 [対談] 国立公文書館と自治体公文書館 −公文書と地域資料− 高山 正也 (京都府立総合資料館館長)井口 和起 [報告] 全史料協近畿部会の歩み 烏野 茂治 [パネルディスカッション] 高山・井口・烏野 司会:藤吉圭二・福島幸宏 http://www.iwata-shoin.co.jp/ (小林)
アーカイブズ学研究 第14号 2010年3月 編集・発行 日本アーカイブズ学会 特集 2010年度第1回研究集会 <教育研究機関におけるアーカイブズ活動を考える> 論文 大学共同利用機関におけるアーカイブズの現状 と課題−高エネルギー加速器研究機構を 中心に− 関本美知子 p.3 東京女子高等師範学校卒業生を対象とした オーラルヒストリー−大学史史料館の可能性 和田華子 芹澤良子 p.18 論文 アーカイブズにおけるアウトリーチ活動 −大学アーカイブズを中心として− 清水善仁 p.36 動向 日本アーカイブズ学会研究集会「アーカイブズ の構造を読み解く−編成・記述論の現在」参加記 山崎一郎 p.56 書評 『逐条解説公文書等の管理に関する法律』 『Q&A公文書管理法』 『逐条解説公文書管理法』 清水惠修 p.62 『劣化する戦後写真 写真の資料化と保存活動』 荒木臣紀 p.71 学会活動記録 p.76 投稿規程・執筆要領 p.78 日本アーカイブズ学会会則 p.80 『アーカイブズ学研究』への広告募集 p.84 『アーカイブズ学研究』購入方法 p.84 編集後記 p.84 アーカイブズ学研究 第13号 2010年11月 編集・発行 日本アーカイブズ学会 発売:岩田書院 特集 日本アーカイブズ学会2010年度大会 講演 時を貫く記録としての公文書管理の在り方 −今、国家事業として取り組む− 上川陽子 p.2 <企画研究会:公文書管理法がもたらすアーカイブズ学の課題 −“レコードスケジュール”を中心に−> 記録の評価選別とレコード・スケジュール 石原一則 p.16 韓国公共機関におけるレコードスケジュールの 構成と記録管理基準開発方法の理解 任眞嬉(崔誠姫・訳) p.31 動向 専門図書館におけるアーカイブズ学の流入と展開 −専門図書館協議会での言説を中心に− 水谷長志 p.54 韓国・国際アーカイブズ文化展覧会(IACE)に参加して −EASTICAセミナー・IACE国際セミナーの模様を中心に− 古賀崇 p.60 書評 国文学研究資料館編『アーカイブズ情報の共有化に向けて』 中村崇高 p.68 会告 p.74 投稿規程・執筆要領 p.75 日本アーカイブズ学会会則 p.77 『アーカイブズ学研究』への広告募集 p.81 『アーカイブズ学研究』購入方法 p.82 編集後記 p.82 アーカイブズ学研究 第12号(2010年3月) 特集1 2008年度 第2回研究集会 〈研究記録のアーカイブズ−研究過程の検証と新たな情報資源化のために−〉 SSJデータアーカイブの現状と課題 −社会調査・データアーカイブ研究センターの活動− 佐藤博樹 p.3 自然科学の研究アーカイブズ −研究記録と説明責任− 高岩義信 p.11 研究集会参加記 大石三紗子 p.30 特集2 2009年度 第1回研究集会 〈公文書管理法と専門職問題〉 公文書管理『新時代』における専門的人材の育成に向けて −米国情報大学院(iSchool)が新しい時代を切り拓く− 岡本信一 p.37 アーカイブズ業務と専門職 −広島県立文書館20年の体験から− 安藤福平 p.49 公文書管理法の成立と文書館専門職養成の役割 針谷武志 p.61 研究集会参加記 宇野淳子 p.74 (小林)
『アーカイブズが社会を変える 公文書管理法と情報革命』 松岡資明(まつおかただあき)著 ISBN978-4-582-85580-7 NDC分類番号 360 2011年4月15日発行 新書判、224p 平凡社新書 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=85_580 定価740円(税別) (小林)
史料ネット News Letter 第65号 2011年4月11日(月) 編集・発行:歴史資料ネットワーク 〒657-8501 神戸市灘区六甲台町11 神戸大学文学部内 史料ネット TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時~5時) URL:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~macchan/ e-mail:s-net@lit.kobe-u.ac.jp blog http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net 2011年3月発生 東日本大震災緊急特別号 歴史資料ネットワークの動向………………………………………………… 2 歴史資料ネットワーク事務局収集情報一覧………………………………… 3 おうちの思い出、まちの記憶を残すために………………………………… 4 速報 東日本大震災 被災地より(その1)…………………………………… 5 東北関東大震災による茨城の被災状況 —歴史資料の救済に向けて—………………………………高橋 修… 8 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による 被災歴史資料保全活動の現状と支援募金のお 願い…………………………………………………歴史資料ネットワーク…11 史料ネット ニュースレター 発行:年4回 年間購読料:1000円 史料ネット郵便振替口座 名義:歴史資料ネットワーク 口座番号:00930-1-53945 歴史資料ネットワーク会費 個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円 サポーター 1口3000円以上 ニュースレターのみ購読 1000円 (小林)
「レコード・マネジメント」No.60 2011.03.31 発行:記録管理学会 研究大会に寄せて これまでの発表動向を眺める 山﨑久道 p.3-5 基調講演 公文書管理法とアーカイブの新制度実施に向けた取組 岡本信一 p.6-11 研究助成成果論文 大学・短期大学における記録管理教育の課題と展望 小形美樹 p.12-27 論文 公文書管理法と国立大学アーカイブズ 菅 真城 p.28-38 地方公共団体における文書管理の品質要件をめぐる考察 石井幸雄 p.39-63 報告 〜憧れを体験に〜UNHCR記録管理&アーカイブ課での 資料整理ボランティア 小川千代子、大西 愛、秋田通子、松村光希子 p.64-75 電子記録マネジメント基盤の確立を目指して 〜「電子記録マネジメントコンソーシアムの設立」とアプローチ 西川康夫 p.76-82 学会成果 記録管理学会「社会基盤としての中間書庫のあり方に関する 研究会」について 小谷允志 p.83-105 大会成果を振り返る 記録管理学会2010年研究大会「時をつなぐ私たちの記録文化の 創造をめざして」を終えて 船越幸夫 p.106-114 記録管理学会へのお誘い 『レコード・マネジメント』投稿規定 『レコード・マネジメント』執筆要領 編集後記 (小林)
つながる図書館・博物館・文書館 デジタル化時代の知の基盤づくりへ 石川 徹也 編, 根本 彰 編, 吉見 俊哉 編 ISBN978-4-13-001006-1, 発売日:2011年05月24日, 判型:A5, 280頁 内容紹介 デジタル技術の進展により新たな形で浮上してきた「館」の共通性.デ ジタルコンテンツの共有,公共的な知識インフラ整備,そしてその基盤 となる人材の育成など,「館」連携の重要性が高まる現在,私たちは何 をすべきなのか.大学から発信する具体的提言. 主要目次 序 章 図書館、博物館、文書館――その共通基盤と差異(根本 彰) 第I部 MLAとは何か 第1章 図書館は何を守ろうとしてきたか(根本 彰) 第2章 ユニヴァーシティ・ミュージアム――博物館工学と複合教育プログラム(西野嘉章) 第3章 文書館と史資料の活用――運営者の視点と利用者の視点から(横山伊徳・吉見俊哉) 第II部 MLA連携を考える 第4章 高句麗古墳壁画の模写資料(早乙女雅博) 第5章 デジタルアーカイブから知識化複合体へ――三基盤からとらえるデジタルア ーカイブとその深化(馬場 章・研谷紀夫) 第6章 学術活動支援のための知の構造化(石川徹也) 第7章 文化資源学の立場からの提言(佐藤健二) 第III部 課題と提言――MLAの共通基盤整備(石川徹也・根本 彰・吉見俊哉) (小林)
■水害被災写真の救済に関するガイドライン 日本写真学会が、標記のガイドライン(初版)を発表しました。 同会のサイトで公開されています。 http://www.spstj.org/info/info_3.html 主な内容は以下の通りです。 ---------- 1. 準備および注意点 2.損傷の度合いによる分類および優先順位の決定 3. 洗浄 4.乾燥をする場所や環境 5.冷凍する場合 6.画像の長期保存 ---------- from Daily Searchivist (小林)
■アート・アーカイブ ガイドブック β版 アート&ソサイエティ研究センターが、標記のガイドブックを作成しました。 連続ゼミ「アート活動としてのアーカイブ」の成果として作成されたものだ そうです。 同センターのサイトで全文が公開されています。 http://www.art-society.com/parchive/?p=489 主な内容は以下の通りです。 ---------- あいさつ 1 アート・アーカイブ ガイドブックについて 2 アーカイブを構築する 3 アート・アーカイブの時系列ガイド 0)プロジェクト運営の各段階と構成要素 1)ブレインストーミング段階 2)企画書作成段階 3)実施準備段階 4)実施段階 5)実施事後段階 4 資料整理と目録作成 5 記録媒体別の整理・保存方法について 6 ケース・スタディ ─ P+ARCHIVEゼミ『アート活動としてのアーカイブ』におけるリアル プロジェクト・アーカイブ ─ 0) 各団体の保存資料チェックリスト 1) パフォーマンスキッズ・トーキョー 2) 小金井アートフル・アクション! 3) 川俣正・東京インプログレス─隅田川からの眺め─ 4) TERATOTERA 5) アーカスプロジェクト リファレンス 1)アーカイブ参考文献 2)アーカイブ参考機関・団体および参考サイト ---------- from Daily Searchivist (小林)
京都大学大学文書館だより 第20号 発行:2011年4月30日 京都大学大学文書館 戦時下の京都帝国大学 駒込武 p.2 公文書管理法施行への京都大学大学文書館の対応 西山伸 p.4 日誌 p.6 大学文書館の動き: 常設展「京都大学の歴史」のリニューアルを行いました p.7 人の動き p.7 届かぬ公開状─「大逆事件」が問うたもの─ 福家崇洋 p.8 京都大学大学文書館 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 Tel.075-753-2651 Fax.075-753-2025 E-mail:archiv52@mail.adm.kyoto-u.ac.jp http://kua1.archives.kyoto-u.ac.jp/ja/ (小林)
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第89号 2011.03.20発行(季刊) 第36回京都大会特集号 ■大会テーマ p.2 ■開会行事 会長あいさつ 富岡守 p.4 開催地あいさつ 山田啓二 p.5 来賓あいさつ 山﨑日出男 p.5 ■総会 阿久津聡 p.7 ■記念講演会「国宝東寺百合文書の魅力」 上島有 p.10 ■大会テーマ研究会 趣旨説明 定兼学 p.22 報告I 「近現代史研究と文書館—利用者の 立場からの一つの文書館論」 竹永三男 p.24 報告II 「目撃せよ!紙片が宝に変わる 瞬間(とき)」 井上真琴 p.32 報告III 「公文書館機能の自己点検・評価 指標(試論)」 富永一也 p.37 全体討議「めざすべき公文書館機能とは?」 p.41 ■公開事業 ポスターセッション p.46 資料保存ネットワーク p.57 ■大会参加記 p.61 ■「第36回全史料協全国大会(京都)を終えて 福島幸宏、小西雅彦 p.63 ■大会研修会 A 京都府立総合資料館見学 沢尾俊和 p.65 B アーカイブズ入門ー私たちの立ち位置ー 鈴江英一 p.68 C 公文書管理『新時代』に向けた取り組み 岡本信一 p.73 D 三重県史編纂における資料調査と 古文書整理 藤谷彰 p.79 ■大会プレ企画 講演「賀茂別雷神社と賀茂川」 橋本政宣 p.83 ◇アーカイブズ関係機関協議会参加報告 富岡守 p.85 ◇会員動向、お知らせ、編集後記 p.88 全史料協事務局 〒371-0802 前橋市文京町3−27−26 群馬県立文書館 Tel:027-221-2346, FAX:027-221-1628 広報・広聴委員会 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立文書館 Tel:088-668-3700, FAX:088-668-7199 全史料協ホームページ:http://www.jsai.jp/ (小林)
■デジタル文化資源の活用: 地域の記憶とアーカイブ -NPO知的資源イニシアティブ編. デジタル文化資源の活用: 地域の記憶とアー カイブ. 勉誠出版, 2011, 224p. 主な内容は以下の通りです。 ---------- 第一部 鼎談 記録のちから─何を残していくべきか 青柳正規(国立西洋美術館長)・高山正也(国立公文書館長)・長尾真(国立 国会図書館長)・吉見俊哉(東京大学大学院教授) 第二部 「連携」から「活用」へ 文化機関が連携するために─何が問題か?(松永しのぶ) 地域情報は住民のなかにある─北摂アーカイブスの成り立ちと展望(西口光夫) 図書館を核にしたMLA連携─慶應義塾大学メディアセンター(入江 伸) 内なるMLA連携─日本近代文学館(岡野裕行) 文化施設連携の効能と課題─全国の地域から(松岡資明) 「新しい公共」の概念とその構築─「公立」から「公共」へ(南 学) 第三部 求められる制度と政策:デジタルアーカイブ構築をめざして デジタル文化資源構築の意義(柳与志夫) 地域拠点の形成と意義─デジタル文化資源の「資源」はどう調達されるのか? (福島幸宏) 新しい担い手の創出─「文化情報コーディネーター」の養成(佐々木秀彦) 指定管理者制度を超えて─「公共法人」(仮称)制度の提案(藤原通孝) デジタル化と著作権制度─ライセンスの活用(境 真良) ---------- 出版社による紹介が以下のページにあります。 http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=20007 from Dayly Searchivist http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
■つながる図書館・博物館・文書館: デジタル化時代の知の基盤づくりへ -石川徹也; 根本彰; 吉見俊哉編. つながる図書館・博物館・文書館: デジタル 化時代の知の基盤づくりへ. 東京大学出版会, 2011, 280p. 主な内容は以下の通りです。 ---------- 序 章 図書館、博物館、文書館──その共通基盤と差異(根本 彰) 第I部 MLAとは何か 第1章 図書館は何を守ろうとしてきたか(根本 彰) 第2章 ユニヴァーシティ・ミュージアム──博物館工学と複合教育プログラム (西野嘉章) 第3章 文書館と史資料の活用──運営者の視点と利用者の視点から(横山 伊徳・吉見俊哉) 第II部 MLA連携を考える 第4章 高句麗古墳壁画の模写資料(早乙女雅博) 第5章 デジタルアーカイブから知識化複合体へ──三基盤からとらえるデジ タルアーカイブとその深化(馬場 章・研谷紀夫) 第6章 学術活動支援のための知の構造化(石川徹也) 第7章 文化資源学の立場からの提言(佐藤健二) 第III部 課題と提言──MLAの共通基盤整備(石川徹也・根本 彰・吉見 俊哉) ---------- 出版者による紹介が以下のページにあります。 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-001006-1.html from Dayly Searchivist http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
■デジタルデータは消えない -佐々木隆仁. デジタルデータは消えない. 幻冬舎, 2011, 174p, (幻冬舎ルネ ッサンス新書). 主な内容は以下の通りです。 ---------- 第一章 事件の陰に、デジタルデータあり 第二章 高まる情報漏えいリスク 第三章 「訴訟大国」アメリカで今、何が起きているか 第四章 これから日本で、何が起こるのか ---------- 出版社による紹介が以下のページにあります。 http://www.gentosha-r.com/products/9784779060380/ from Dayly Searchivist http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
■10日で身につく文書・政策法務の基本 -文書事務研究会編. 10日で身につく文書・政策法務の基本. 都政新報社, 2010, 265p. 主な内容は以下の通りです。 ---------- はじめに 第1部 文書の基礎知識 1日目 公用文の作り方(1) 2日目 公用文の作り方(2) 3日目 起案文書の作り方 4日目 電子文書の取扱い 第2部 公用文を書いてみよう 5日目 通知文・指令文 6日目 証明文・表彰文・契約文 7日目 例規文・訓令文・告示文 第3部 政策法務と自治立法 8日目 政策法務の基礎知識 9日目 条例・規則の作り方 10日目 規定別条文の書き方 参考資料 ---------- 出版社による紹介が以下のページにあります。 http://www.toseishimpo.co.jp/modules/press/?mode=&start=10&display_count=5&hyouji= from Dayly Searchivist http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
■情報整理達人7箇条 -水口和彦. 情報整理達人7箇条. 産業能率大学出版部, 2010, 208p, (SANNO 仕事術シリーズ, 10). 主な内容は以下の通りです。 ---------- 第1箇条「まとめる整理」で効率アップをはかるべし 1.現在のビジネスパーソンを悩ませる「整理」 2.整理ベタではもったいない! 3.「情報整理」と「仕事効率」の関係って? 4.情報を「ひとまとまり」にすることから始めよう 5.書類をまとめるテクニック 6.「書類をまとめる整理」を続けるポイント 7.まとめた書類を見やすくするラベルの書き方 8.パソコン内のデータの整理法 第2箇条 書類はルールをつくって保管すべし 9.仕事の書類を保管する理由 10.二つの整理法 11.共有する書類は組織のルールに従う? 12.種類別の分類法 13.案件別の分類法 第3箇条 フォルダは2クリックで開くべし 14.ファイル名の付け方を統一しよう 15.種類別整理と案件別整理の両立 16.ファイルの扱い方にルールを設ける 17.2クリックで必要なフォルダにアクセスする 18.紙の書類をデジタル化する 第4箇条 情報整理のサイクルをつくるべし 19.情報整理サイクルを確立しよう 20.メール処理のサイクルを作る 21.メールのキュー情報を整理する 22.キュー情報管理のポイント 23.メール情報の保管方法 24.メール情報を案件別フォルダに保管する 25.情報整理サイクルを回していこう 第5箇条 整理は節目でもおこなうべし 26.まとめた書類を解体する 27.デスクまわりを整理する 28.デスクまわり整理の裏技 29.デスクまわりのメモを整理する 第6箇条「モジュール化」と「見える化」を活用すべし 30.「モジュール化」で仕事の効率化を高める 31.書類の有無を「見える化」する 32.ビジネスバックを整理して効率アップと忘れ物防止 第7箇条 プライベート情報もしっかり整理すべし 33.プライベートの情報整理が必要な理由 34.ブックマークを整理する 35.メモの習慣を持とう 36.プライベートの情報庫を持とう 37.情報に対する姿勢を決める ---------- 出版社による紹介が以下のページにあります。 http://www.sannopub.co.jp/cgi-local/database.cgi?cmd=dp&num=410&dp= from Dayly Searchivist http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
書 名:記録と史料 第20号 編 集:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会広報・広聴委員会 発 行:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 発行年:2010年3月31日 B5判 143p ISSN 0917-2343 目次 ■研究 香川県の市町村公文書の保存と管理 −歴史的公文書を中心として−試み 嶋田典人 p.1-15 IPM(総合的有害生物管理)の取組と課題 −滋賀県立琵琶湖博物館の事例から− 山形佳恵 p.16-32 ■特集 近畿部会大101回記念例会 全史料協近畿部会 の活動成果と今後の展望−近畿部会例会100回 を振り返って− p.33-52 ■世界の窓 アメリカンアーキビスト協会2009年大会 参加記 清水惠枝 p.59-59 第41回CITRA (国際文書館評議会円卓会議) マルタ大会報告 佐々木和子 p.60-62 ■アーカイブズネットワーク 戸田市アーカイブズセンターの開設 −ひとつの試みとして− 佐藤勝巳 p.63-65 大阪市エル・ライブラリー 谷合佳代子 p.66-68 ■書評と紹介 p.69-85 粕谷一希ほか著別冊環15『図書館・アーカイブズ とは何か』 呉屋美奈子 仲本和彦著『研究者のためのアメリカ 公文書館徹底ガイド』 加藤聖文 園田直子編『紙と本の保存科学』 木部徹 松下正和、河野未央編『水損史料を救う 風水害 からの歴史資料保全』 大石三紗子 笠原亮二編『口承伝承と文字文化』 宮田克成 ■資料ふぁいる 全史料協第35回(福島)大会・研修会の記録 p.86-118 ■会員刊行物情報 p.119-127 ■全史料協この一年 p.128-131 ■全史料協会則 p.132-141 ■会誌投稿規定・執筆要領 p.142-143 編集後記 書 名:記録と史料 第21号 編 集:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会広報・広聴委員会 発 行:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 発行年:2011年3月31日 B5判 143p ISSN 0917-2343 目次 ■研究 文書館展示を魅力あるものに −千葉県文書館の試み− 尾崎晃 p.1-15 地方公文書館における複合館の展開 −芳賀町総合情報館を事例として− 冨田健司 p.16-28 ■世界の窓 ハンガリー国際アーカイブズ訪問記 藤吉圭二 p.29-30 第10回EASTICA (国際文書館会議東アジア地域支部) セミナー及びIACE2010(国際アーカイブズ文化展 示会)参加報告 佐々木和子 p.31-33 第42回 CITRA(国際文書館評議会円卓会議) オスロ大会報告 佐々木和子 p.34-37 ■アーカイブズネットワーク−北から南から− 海老名市立歴史史料収蔵館の会館について 永島靖 p.38-40 富山市立公文書館開館−経過と今後の課題− 竹内伸行 p.40-42 「公文書管理の新地平−法と実践」セミナー (公文書館機能普及セミナー in 高知) セミナーの概要 森本祥子 p.43-44 「公文書管理の新地平−法と実践」セミナー (公文書館機能普及セミナー in 高知) 開催を終えて 徳橋正人 p.45-47 ■書評と紹介 塵海研究会編『北垣国道日記「塵海」』 桜澤誠 p.48-51 安藤正人著 岩田書院ブックレット アーカイブズ系13 『アジアのアーカイブズと日本−記録を 守り記録を伝える』 高江洲昌哉 p.51-54 松岡資明著『日本の公文書 開かれたアーカイ ブズが社会システムを支える』 伊藤康 p.55-57 地方史研究協議会編『歴史資料の保存と地方史 研究』 長谷川伸 p.58-61 佐藤孝之編『古文書の語る地方史』 荒垣恒明 p.61-65 岩田書院ブックレット14『写真保存の実務』 および15『劣化する戦後写真』 森本米紀 p.65-59 赤井伸郎著『行政組織とガバナンスの経済学−官民 分担と統治システムを考える』 藤吉圭二 p.69-72 ■資料ふぁいる 平成21年度全史料協調査・研究委員会「地方 自治体の重要な公文書の取扱いに関する アンケート」報告 p.73-90 ■会員刊行物情報 p.91-100 ■全史料協この一年 p.101-104 ■全史料協会則 p.105-114 ■会誌投稿規定・執筆要領 p.115-116 編集後記 p.117 --------------------------------- 本書は非会員にも有償頒布しています。 全史料協の出版物に関する問合せ先は、全史料協広報・広聴委員会事務局まで 〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山135-1 寒川文書館内 全史料協 広報・広聴委員会 Tel 0467-75-3691 FAX 0467-75-3758 (小林)
『歴史評論』2011年11月号(第739) 編集:歴史科学協議会 発売:校倉書房 定価:860円 特集 戦争と平和のアーカイブズ/大会準備号 特集にあたって 編集委員会 p.4 原爆・核実験被害関係資料の現状 —ABCC・米軍病理学研究所・米原子力委員会— 高橋 博子 p.5-29 太平洋戦争の開戦と在豪日系企業記録 和田 華子 p.20-35 歴史記録としての戦争体験 —口述記録の証拠性と公開性をめぐって— 加藤 聖文 p.36-49 沖縄県伊江島の反戦平和アーカイブズ —阿波根昌鴻資料調査会の活動— 安藤 正人 p.50-67 日本軍占領下「蘭領東インド」の記憶と記録 —オランダにおける「戦争の遺産」の記録化プロジェクト— 前川佳遠理 p.68-82 (小林)
DJIレポート、No.86+87合併号 国際資料研究所のHP http://djichiiyoko.com からリンク 「DJIレポート、No.86+87」をご覧ください。 【主な内容】 DJIセミナーの開催…………………………………………1 記録・千葉県九十九里町、旭市飯岡町の津波被害…………2 DJIメル友速報再録…………………………………………3 文献紹介…………………………………………………………4 あしあと/消息…………………………………………………6 活動/巻末随想<アーカイビング>…………………………7 (小川)
広島大学文書館紀要 第13号 2011年3月31日発行 特集:公文書管理法の施行と広島大学文書館 特集にあたって p.1 公文書管理法における「歴史公文書」と「特定歴史公文書」 -その生成過程と問題点- 小池聖一 p.2 広島大学文書館における「国立公文書館等」の 指定に係る対応-公文書管理法に基づく政令 指定の経緯及び提出書類について- 村上淳子 p.21 公文書管理法施行後の法人文書管理及び法人文 書管理システムの運用について 岡田泰司 p.42 論文 大学一般教育研究会における全国的組織化に関 する考察(その2)-「大学一般教育研究会 全国連合会」の立ち消え- 志津木 敬 p.59 第一期中央教育審議会の運営実態に関する一考察 石田雅春 p.86 大学生の自校史教育受講に対する期待と需要に 関する考察 小宮山道夫 p.104 彙報 業務日誌 受贈刊行物一覧 広島大学文書館規則 広島大学文書館特定歴史公文書等利用等規則 広島大学文書館特定歴史公文書等の利用等に関する内規 広島大学文書館学術的資料の利用等に関する内規 広島大学文書館運営委員会委員名簿 広島大学文書館顧問名簿 広島大学文書館員名簿 広島大学文書館研究員名簿 広島大学文書館客員研究員名簿 広島大学文書館調査員名簿 (小林)
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報 <アーキビスト> 第76号 2011.09.30発行 目次 ----- 第261回定例研究会 公文書管理条例 ~その必要性と内容~ 早川和宏 p.1-6 第258回定例研究会参加記 平成23年度総会(第261回定例研究会 参加記 下 育郎 p.7-8 早川和宏氏「公文書管理条例 ~その必要性と内容~」 西木浩一 p.8-11 第260回定例研究会報告 磐田市歴史文書館の設置と概要 佐藤喜好 p.11-14 静岡県内の資料保存の現状と課題 -静岡市を中心に- 橋本誠一 p.14-17 第260回定例研究会 「既存施設の有効活用による公文書館の設置 と運営-静岡県内の公文書館設置と史料 保存について考える-」参加記 渡部恵一 p.17-18 第260回定例研究会参加記 磐田市歴史文書館見学 鈴木昌子 p.19-20 第258回定例研究会参加記 「公文書管理法」の裏側~まだまだ危ない! 地域の「公文書」~第258回定例研究会参加記 西 光三 p.20-22 第259回定例研究会参加記 全史料協京都大会に参加して 大石三紗子 p.23-26 埼玉県立文書館における博物館実習の紹介 関口真規子 p.26-27 租税史料室のご紹介 今村千文 p.27-28 平成23年度総会開催される p.28-32 編集後記 p.32 編集・発行者 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会 (編集担当:伊藤 然・福島紀子 発行者:小宮一晃) 〒3857-0021 埼玉県戸田市大字新曽1707番地 戸田市郷土博物館内 電話:048-443-5600 FAX:048-442-89880 (小林)
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第90号 2011.08.31発行(季刊) 会長就任のご挨拶 井口和起 p.1 第1回役員会 新体制がスタート! 高木秀彰 p.3 東日本大震災臨時委員会が発足 小松芳郎 p.5 釜石での東日本大震災水損資料復旧 プロジェクト報告会に参加して 白沢勝彦 p.6 被災館レポート 震災を経て、いま 本間宏 p.8 茨城県立歴史館の被災について 木村秀弘 p.10 平成23年度の各委員会-事業計画と抱負- 大会・研修委員会 富田任 p.12 調査・研究委員会 富永一也 p.13 広報・広聴委員会 高木秀彰 p.14 「資料保存セミナー」の概要報告 富田健司 p.15 より良い公文書等の管理を目指して~地方 公共団体文書管理条例研究会の活動について 小高哲茂 p.17 群馬大会でめざすもの-地域社会とともに 歩むアーカイブズ 小高哲茂、富田任 p.19 資料保存ネットワーク p.57 ◇会員動向、お知らせ、編集後記 p.88 全史料協事務局 〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1−4 京都府立総合資料館 Tel:075-723-4834, FAX:075-791-9466 広報・広聴委員会 〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山35-1 寒川文書館 Tel:0467-75-3691, FAX:0467-75-3758 全史料協ホームページ:http://www.jsai.jp/ (小林)
『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』 著 者: 瀬畑 源 発行所: 青弓社 http://www.seikyusha.co.jp/books/ISBN978-4-7872-3332-5.html 初版: 2011年11月、 判型: 四六判、324p 並製 定価: 2,600円(税別) ISBN978-4-7872-3332-5 内容 はじめに 第1章 公文書管理制度の近現代史 1 大日本帝国憲法下の公文書管理制度 2 日本国憲法下の公文書管理制度1――公文書館法制定まで 3 日本国憲法下の公文書管理制度2――公文書管理法制定までの道 第2章 公文書管理法の理解と利用――歴史研究者としての視点から 1 総則(第一条―第三条) 2 行政文書の管理(第四条―第十条) 3 法人文書の管理(第十一条―第十三条) 4 歴史公文書等の保存、利用等(第十四条―第二十七条) 5 公文書管理委員会(第二十八条―第三十条) 6 雑則(第三十一条―第三十四条)・附則 7 補論――国立公文書館等での特定歴史公文書等の利用方法 第3章 公文書管理法施行後に積み残された課題 1 司法文書・立法文書の文書管理 2 国立公文書館のあり方 3 アーキビスト養成 4 公文書管理条例と地方公文書館 おわりに あとがき (小林)
■『情報の科学と技術』Vol. 61, No. 6 『情報の科学と技術』Vol. 61, No. 6(2011年6月)が、特集「図書館にできる こと:周辺との連携を中心に」を組んでいます。 以下の記事が掲載されています。 ---------- MLA連携のフィロソフィー -"連続と侵犯"という 水谷 長志 神奈川県立川崎図書館のビジネス支援サービス:知的財産権分野における連携 を中心に 稲木 美由紀 矯正施設における読書支援拡充と環境整備に向けて 桑山 亜也 図書館と文学館の連携 岡野 裕行 サイエンスコミュニケーションと図書館,そして大震災 長神 風二,池城 かおり ---------- この号の詳細については、同会のサイトをご参照ください。 http://www.infosta.or.jp/journal/back2011j.html from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
『アーカイブとは何か 石板からデジタル文書まで、イタリアの文書管理』 マリア・バルバラ・ベルティーニ:著, 湯上 良:訳 四六判 / 186ページ / 上製 定価:2,800円 + 税 ISBN978-4-588-35006-1 C1022 [2012年01月 刊行] 法政大学出版局 http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-35006-1.html 内容紹介 アーカイブ(文書館・公文書館)概念の変遷と発展を明らかにするとともに、 アーキビストの職務と倫理、現代イタリアのアーカイブ行政と文書館の活動 内容について幅広く概説する。電子化の急速な進展がもたらした革新と最新 のプロジェクトを紹介しつつ、デジタル文書の問題点をも指摘した本書は、 イタリアと同じく厖大な歴史的文書を扱う日本のアーキビストにも必携のハ ンドブックである。 著者プロフィール マリア・バルバラ・ベルティーニ(ベルティーニ,M.B.) (Maria Barbara Bertini) 1997年より国立ミラノ文書館館長および付属古文書学校の校長を務め、公務 の傍ら活発な執筆活動を展開している。本書のほか、 Prevenire meglio che curare(『事後対応より事前予防の勧め』2002年)、 La conservazione dei Beni archivistici e librari(『アーカイブ・図書 財の保存』2005年)」などの著書がある。 湯上 良(ユガミ リョウ) 東京外国語大学トルコ語科卒業、(株)日本電気勤務の後、2002年度よりヴェ ネツィア大学史学科に入学、2005年度イタリア政府奨学金留学生、2006年度 Laurea取得、18世紀ヴェネツィア本土領の関税制度と社会に関する2009年度 L. Specialistica卒業論文にて110 e lode獲得、現在Scuola dottorale del Veneto奨学金給付生(Scuola superiore di Studi storici, geografici e antropologici, 27 ciclo)。 目次 序 第一章 アーカイブという概念 1 記憶の保存 2 アーカイブの定義 3 アーカイブの特徴 4 アーカイブズの法的要件 5 書類のライフサイクル 要 約 第二章 イタリアのアーカイブ行政・組織 1 多種のアーカイブズ 2 イタリアのアーカイブ行政 3 教会関連アーカイブズ 4 ヨーロッパ連合のアーカイブズ 5 いわゆる「新史料」について 要 約 第三章 アーカイブの運営 1 アーカイブの形成 2 非現用文書と長期保存選別 3 史資料 要 約 第四章 運 用 1 アーカイブすなわち長期保存用スペース 2 閲覧と閲覧許可 3 専門意見──アーキビストの役割と教育 4 価値評価 要 約 第五章 情報化とアーカイブズ 1 はじめに 2 国際情勢 3 ヨーロッパの情勢 4 イタリアの状況 5 問題点と展望 要 約 付録 1 「アーキビストの倫理に関する国際規定」 2 二〇〇三年六月三〇日暫定措置令第一九六号 訳者あとがき 関連法規 巻末 参考文献 巻末 (小林)
■『歴史学研究』第884号 『歴史学研究』第884号(2011年10月)が、緊急特集「東日本大震災・原発事故 と歴史学」を組んでいます。 以下の記事などが掲載されています。 ---------- 特集によせて 歴史学研究会編集委員会 東日本大震災と歴史の見方 平川新 地震・原発と歴史環境学−9世紀史研究の立場から− 保立道久 東日本大震災と前近代史研究 矢田俊文 災害にみる救援の歴史−災害社会史の可能性 北原糸子 東日本大震災と歴史学−歴史研究者として何ができるのか− 奥村弘 史資料ネットワークから 歴史遺産に未来を−東日本大震災後の歴史資料レスキュー活動− 佐藤大介 「茨城史料ネット」の設立と資料救出活動−3・11から7・2へ− 白井哲哉 ふくしま歴史資料保存ネットワークの現況と課題 阿部浩一 ---------- この号の詳細については、発行元のサイトをご参照ください。 http://rekiken.jp/journal/2011.html#10 from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
■『ジュリスト』No. 1419 『ジュリスト』No. 1419(2011年4月1日)が、特集「動き始めた公文書管理法 制」を組んでいます。 以下の記事が掲載されています。 ---------- 鼎談 公文書管理法制をめぐって 宇賀克也(司会) 岡本信一 山崎日出男 公文書管理法全面施行の意義と課題 宇賀克也 公文書等の管理に関する法律施行令について 植草泰彦 大磯 一 行政文書の管理に関するガイドラインについて 小野隆之 高石浩平 特定歴史公文書等の保存,利用及び廃棄に関するガイドラインについて 植草泰彦 公文書管理法の施行と国立公文書館の取組 田中駒子 外交記録の公開に向けた外交史料館の取組 高橋和宏 ---------- この号の詳細については、発行元のサイトをご参照ください。 http://www.yuhikaku.co.jp/jurist/detail/018348 from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/ (小林)
2010年の文献 2009年の文献 2008年の文献 2007年の文献 2006年の文献 2005年の文献 2004年の文献 2003年の文献 2002年の文献 2001年の文献 2000年の文献 1999年の文献 1998年の文献 1997年の文献