DJIレポート No.97 20140120 主な内容

年頭挨拶/特定秘密保護法案DJI緊急声明…………………1
アーカイブ10年記事一覧……………………………………2
見学レポート・パリ市公文書館新館(元ナミ)…………3
視点ドイツAmazonの「事務」………………………………4
消息/あしあと/活動/巻末随想………………………………5


【ひとくちメモ】
巻頭:年頭挨拶とともに、国際資料研究所の緊急声明を収録しました。
2頁:2005年の「アーカイブ元年」以来積み上げてきたアーカイブ年表が10年になりました。
5頁:巻末随想 2本 ■バイオリン演奏を楽しむ;■祖母設計の家、重文指定申請へ

国際資料研究所 www.djichiiyoko.com

MLホームページ: http://www.freeml.com/djireport

(小川)

史料ネット News Letter 第75号 2014年2月21日(金)
編集・発行:歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町11 神戸大学文学部内 史料ネット
 TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時~5時)
URL http://siryo-net.jp
facebookページ http://www.facebook.com/syryo.net
twitter http://twitter.com/siryo_net
blog http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net
e-mail:s-net[at]lit.kobe-u.ac.jp

巻頭言
 歴史資料への「減災」を考える……………………………小野塚航一… 2

震災史料をのこす-阪神淡路大震災から東日本大震災へ…佐々木和子… 3

第15回火垂るの墓を歩く会 参加記………………………………李明哲…10
奄美豪雨災害による被害をうけて………………………………大島幸子…12

史料ネット ニュースレター
発行:年4回 年間購読料:1000円

史料ネット郵便振替口座
名義:歴史資料ネットワーク
口座番号:00930-1-53945

歴史資料ネットワーク会費
個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円
サポーター 1口3000円以上
ニュースレターのみ購読 1000円

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報
<アーキビスト> 第81号 2014.3.31発行

目次
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平成25年度総会講演会(第271回定例研究会)
 国と地方の公文書管理
 -公務員の公文書管理意識を改善するために- 片山善博 p.1-8
第272回定例研究会「地域歴史研究とアーカイブズ
 -飯田市歴史研究所を事例として-」
 飯田・下伊那の歴史研究と資料保存の今     前澤健 p.9-10
第272回定例研究会参加記
 飯田市歴史研究所の取組と地域史研究     福島紀子 p.10-12
 第272回定例研究会参加記
  -「やぶにらみ」の感想-         高橋益代 p.13
 第272回定例研究会参加記         原田千佳 p.14-15
第273回定例研究会
 「全史料協の今-市町村公文書館の役割を考える-」
  川崎市公文書館の取り組みについて      森部隆 p.15-16
 公文書館の設置に向けて
 ~いまあるさがみはらを後世に伝える~    峰尾岳史 p.17-18
第273回定例研究会参加記
 第273回定例研究会参加記         高木秀彰 p.18-19
 第272回定例研究会参加記         久野淳一 p.19-20
 神奈川の二つの自治体の事例から見た
  今後の地方文書館            花村奈緒子 p.21-22
第274回定例研究会
 「図書館における資料保存と学芸員の役割」
  第274回定例研究会参加記        横山諒人 p.22-23
  第274回定例研究会参加記         南隆哲 p.23-24

編集後記                        p.24

編集・発行者
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
(編集担当:福嶋紀子  発行者:宮沢 修)
  〒330-0063 さいたま市浦和区高砂4-3-18 埼玉県立文書館内
  電話:048-865-0112 FAX:048-839-0539

(小林)

広島大学文書館紀要

第 16 号・・・・平成 26 年 2 月発行

〈論文〉
公文書管理法修正試案                       小池 聖一
広島大学文書館における法人文書移管基準の策定           村上 淳子
広島大学文書館における温湿度管理について
 ―平成24年度第三者評価委員会における指摘事項への対応―     村上 淳子

〈記録〉
平成25年度公文書室業務報告                    村上 淳子
「名方義純収集短冊『昭和のかお里』優品展」の記録         石田 雅春
「旧制広島高等学校の青春―総合科学部の源流―」展示
 コーナー開設及び広島高等学校創立90年記念大会の記録       小宮山道夫
〈彙報〉
業務日誌
受贈刊行物一覧
広島大学文書館規則
広島大学文書館学術的資料の寄贈及び寄託受入れ内規
広島大学文書館運営委員会委員名簿
広島大学文書館顧問名簿
広島大学文書館員名簿
広島大学文書館研究員名簿
広島大学文書館客員研究員名簿
広島大学文書館調査員名簿

第 15 号・・・・平成 25 年 3 月発行

〈記録〉
オーラル・ヒストリーということ                  伊藤  隆
情報公開法と公文書管理に関する意見交換会の記録
平成24年度公文書室業務報告                    村上 淳子
広島大学文書館ホームカミングデー特別企画展示2012
「昭和の造船教育者・濱本博登」の記録               小宮山道夫
〈彙報〉
業務日誌
受贈刊行物一覧
広島大学文書館特定歴史公文書等利用等規定(平成24年12月3日改正)
広島大学文書館運営委員会委員名簿
広島大学文書館顧問名簿
広島大学文書館員名簿
広島大学文書館研究員名簿
広島大学文書館客員研究員名簿
広島大学文書館調査員名簿     
〈資料〉
森岡正美関係文書目録                     解題(石田雅春)

第 14 号・・・・平成 24 年 3 月発行

〈論文〉
森戸辰男の一般教育観                       小池 聖一
大学一般教育研究会における全国的組織化に関する考察(その3)
 -「全国集会」開催要求-                    志津木 敬
大学生の自校史教育に対する評価と自校認識の変化に関する考察    小宮山道夫
〈記録〉
平成23年度公文書室業務報告-公文書管理法施行後一年の現況-    村上 淳子
「災害等の発生に伴う史・資料保護に関する相互協力
 協定書」の締結について                     石田 雅春
〈彙報〉
業務日誌
受贈刊行物一覧
広島大学文書館運営委員会委員名簿
広島大学文書館顧問名簿
広島大学文書館員名簿
広島大学文書館研究員名簿
広島大学文書館客員研究員名簿
広島大学文書館調査員名簿
〈資料〉
粟屋敏信関係文書目録                      解題(小池聖一)

(小林)

 書 名:記録と史料 第24号
 編 集:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会広報・広聴委員会
 発 行:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
 発行年:2014年3月31日
     B5判 111p ISSN 0917-2343
目次

■公文書管理条例のいま
 特集にあたって             広報・広聴委員会 p.1-2
 宇土市文書管理条例とその後について       山本雄二 p.2-4
 ニセコ町文書管理条例の理念と実務        稲見唯睦 p.4-7
 草津市市政情報の管理に関する条例の制定に
  ついて                     門田忍 p.7-10
 小布施町の公文書管理条例と公文書館       山岸正男 p.10-13
 公文書管理条例と自治体アーカイブズ機関     土佐博文 p.11-13
 -条例等にみる地域資料へのスタンス-      太田富康 p.13-29

■アーキビストの眼
 慶應義塾史資料集第1巻『塾員塾生史料修正』を
  刊行して                   西澤直子 p.30-34
 佐賀県公文書館への歩み-1人の
   地域史研究者の願いが実現するまで     片倉日龍雄 p.34-37
 公文書館機能普及セミナー2013 in 北海道
  自治体アーカイブズのすすめ          小川正人 p.38-40
  公文書館機能普及セミナー参加記        平塚理子 p.40-42

■アーカイブズネットワーク−北から南から−
 重要文化財になった「東京大学史関係資料」   小川智瑞恵 p.43-46
 神戸アーカイブ写真館について          横山民夫 p.46-48
 デジタルデータを活用した自治体史
  -品川区の試み                寺門雄一 p.48-50
 秋田県公文書館20周年記念事業について       戸嶋明 p.50-53
 中国・四国地区文書館等職員連絡会議の取り組み   徳野隆 p.53-54
 京都府総合資料館創立50周年記念事業       福島幸宏 p.55-57
 福島県双葉町役場が保有する東日本大震災関係資料
  の保全について                臼井哲哉 p.57-59

■書評と紹介
 平井孝典著『公文書管理と情報アクセス-国立大学
  法人小樽商科大学の「緑丘アーカイブズ」-   清水善仁 p.60-62
 菅真城著『大学アーカイブズの世界』       椿田卓士 p.62-64
 滋賀県憲政資料室編『公文書でたどる
 近代滋賀のあゆみ』               橋本唯子 p.64-66
 地方史研究協議会編『地方史活動の再構築-新たな
  実践のかたち-』               山脇智佳 p.66-68
 企業史料協議会編『企業アーカイブズの
  理論と実践』                清水ふさ子 p.68-70

■資料ふぁいる
 公文書館専門職員実態アンケート
 調査集計結果(最終版)         調査・研究委員会 p.71-84

■会員刊行物情報                      p.85-95

■全史料協この一年                     p.96-99

■全史料協会則                       p.100-109

■会誌投稿規定・執筆要領                  p.109-110

編集後記                          p.[111]


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 本書は非会員にも有償頒布しています。
 全史料協の出版物に関する問合せ先は、全史料協広報・広聴委員会事務局まで

〒253-0106
神奈川県高座郡寒川町宮山135-1 寒川文書館内
全史料協 広報・広聴委員会
Tel  0467-75-3691 FAX 0467-75-3758 

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第95号
 2014.03.31発行(季刊)

第39回東京大会特集号

■大会テーマ                     p.2
■開会行事
 会長あいさつ              八津川和義 p.5
 開催地あいさつ              福井憲彦 p.6
 来賓あいさつ                齋藤敦 p.7
■総会                    長澤洋 p.9
■自由論題報告
 小平市史編さんの経過と多摩地域の新しい
  市史編さんについて           蛭田廣一 p.11
 宮内省図書寮・宮内府図書寮・宮内庁
  書陵部における公文書管理の過去と現在  宮間純一 p.15
 歴史資料の保存と利用の基盤としての
  ディジタルアーカイブ          杉本重雄 p.20
■大会テーマ研究会
 大会趣旨説明               白井哲哉 p.26
 報告1 新庁舎移転に向けた豊島区の文書管理
      への取り組み-システム共通基盤
      を介した現用文書の一元化-   高橋邦夫 p.27
 報告2 文書館における公文書管理と
      資料保存            太田富康 p.32
■ポスターセッション                 p.39
■研修会
 A東京都公文書館を視察して        澁谷悠子 p.45
 B板橋区公文書館を視察して        小林一郎 p.46
 Cアーカイブズと歴史資料         中野目徹 p.47
 D公文書の保存とその課題-公文書に
  求められるもの-            佐藤勝巳 p.50
 E福島県国見町における資料の保全
   に向けた取り組み           大粟行貴 p.53
 F文書館専門職(アーキビスト)       辻川敦 p.56
■大会参加記                 大川絢 p.60
                      奥田夕子 p.61
■第39回全史料協全国(東京)大会を終えて  白井哲哉 p.62
◇会員動向、お知らせ、編集後記            p.64

 全史料協事務局 広島県立文書館
  〒730-0052 広島市中区千田町3-7-47
  Tel:082-245-8444, FAX:082-245-4541

 広報・広聴委員会事務局 寒川文書館
  〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山135−1
  Tel:0467-75-3691, FAX:0467-75-3758

全史料協ホームページ:http://www.jsai.jp/

(小林)

アーカイブズ学要論(中京大学社会科学研究所叢書33)
上代庸平編

発行:中京大学社会科学研究所
発売:尚学社
サイズ:21cm/325p
ISBN:978-4-86031-110-0


目次

Ⅰ アーカイブズ学とは何か
    1.日本において「アーカイブズとは何か」を問う意味
    2.アーカイブズとは
    3.公文書と歴史学
    4.わが国の現状と課題
    5.まとめ
Ⅱ 学としてのアーカイブズ
    1.アーカイブズ学は何を扱う学問なのか
    2.アーカイブズ学の発展−ドイツにおける公文書学を例に
    3.アーキビストの職業的使命
Ⅲ アーカイブズの射程
    1.アーカイブズは何をどのように取り扱うのか
    2.キーワードから見るアーカイブズの射程
    3.アーカイブズの魅力と限界
Ⅳ アーカイブズの制度理念
    1.公文書管理制度はなぜ必要なのか
    2.アーカイブズの制度形成
    3.アーカイブズの制度形成の実際−ドイツの公文書館の機能
    4.わが国におけるアーカイブズの制度形成
Ⅴ 法とアーカイブズ
    1.アーカイブズと法の出会い
    2.公文書管理法制とアーカイブズ
    3.公文書管理法制定の背景とその過程
    4.公文書管理法の内容
    5.地方公共団体の公文書管理
    6.これからの公文書管理
Ⅵ 行政とアーカイブズ
    1.行政資料を保存することの意味
    2.現用文書と非現用文書
    3.公文書館の設置
    4.簿冊とファイル
    5.公文書館と行政の現場との関係
    6.公文書管理制度の課題
Ⅶ 歴史とアーカイブズ
    1.歴史研究におけるアーカイブズの重要性
    2.近代公文書学としてのアーカイブズ
    3.伝承のアーカイブズ
    4.おわりに
Ⅷ 世界のアーカイブズ
    〈概観〉
    1.ドイツ
    2.イタリア
    3.スペイン
    4.カナダ
    5.中国
    6.台湾
資料編
    国内のアーカイブズリスト
    日本の法令
    外国の法令

(小林)

京都大学大学文書館だより 第26号
発行:2014年4月30日 京都大学大学文書館

京都帝国大学・第三高等学校の朝鮮人留学生     水野直樹 p.2
米国のミュージアム・アーカイブズを訪ねて     筒井弥生 p.4
企画展紹介:
 京大教員たちの留学体験 明治・大正期を中心に  坂口貴弘 p.6
公開資料紹介:
 室賀信夫関係資料                 西山伸 p.8
バーコードを利用した法人文書管理システムの導入  坂口貴弘 p.9
日誌(2013年10月~2014年3月)                p.10
ホームページをリニューアルしました             p.11
学徒のテロル-血盟団事件余聞-          福家崇洋 p.12

京都大学大学文書館 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel.075-753-2651  Fax.075-753-2025
E-mail:archiv52(at)mail.adm.kyoto-u.ac.jp  http://kua1.archives.kyoto-u.ac.jp/ja/

(小林)

アーカイブズ学研究 第20号 2014年5月
編集・発行 日本アーカイブズ学会

小特集:日本アーカイブズ学会・砂川村役場文書研究会共催研究集会
特集にあたって                      白井哲哉 p.5
砂川村役場の組織分析と文書群構造―町村制下を中心に―  大石三紗子 p.6
役場文書の編綴の構造についての一考察―明治期砂川村
 の役場文書を事例にして―               高江洲昌哉 p.28
明治後期村役場文書の引き継ぎ―東京府北多摩郡砂川村と
 愛媛県東宇和郡魚成村との比較から―           冨善一敏 p.52

リレー企画「帝国の拡大とアーカイブズ」(1)
リレー企画「帝国の拡大とアーカイブズ」について            安藤正人 p.72
開催趣旨                                                  加藤聖文 p.73
辺境に蓄積するアーカイブズ―内国殖民地北海道の
 文書における国家と地方―                鈴江英一 p.74

論文
MLA におけるメディアの特性とアクセスに関する試論
 ―東京大学経済学部資料室所蔵資料から―         矢野正隆 p.92

書評
小名康之編『近世・近代における文書行政
 ―その比較史的研究―』                 渡辺浩一 p.118
根本彰編『シリーズ図書館情報学3 情報資源の
 社会制度と経営』                    岡野裕行 p.123
菅真城『大学アーカイブズの世界』             清水善仁 p.129
布川玲子・新原昭治編著『砂川事件と田中最高裁長官
 ―米解禁文書が明らかにした日本の司法―』         渡邊健 p.137
大久保利泰監修、森重和雄・倉持基・松田好史編『大久保
 家秘蔵写真大久保利通とその一族』            研谷紀夫 p.143

会告
日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する
 規程/同細則/同申請要項                     p.151
2013年度認定日本アーカイブズ学会登録アーキビスト名簿        p.163
日本アーカイブズ学会プライバシーポリシー              p.164
学会活動記録                            p.165
投稿規程/執筆要領/会則                      p.167
編集後記                              p.174

(小林)

■市町村における公文書管理方法に関する調査報告書

東京市町村自治調査会は2014年3月、標記の報告書を作成しました。
同会のサイトで全文を公開しています。
http://www.tama-100.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=383&frmCd=2-5-11-0-0
以下の章から構成されています。
----------
はじめに
第1章 調査概要
第2章 公文書管理法の内容
第3章 多摩・島しょ地域市町村の公文書管理の現状
第4章 市町村の公文書管理の課題
第5章 先行事例の研究
第6章 有識者インタビュー
第7章 市町村の公文書管理・公文書館制度改善のために
第8章 資料編
参考・引用文献
----------

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■データを紡いで社会につなぐ: デジタルアーカイブのつくり方
-渡邉英徳. データを紡いで社会につなぐ: デジタルアーカイブのつくり方 .
 講談社, 2013, 268p, (講談社現代新書, 2234).

主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 ビッグデータの時代
第2章 オープンデータの時代
第3章 仮想世界の「建築」とグーグルアース
第4章 記憶をつたえる「アーカイブ」をつくりはじめた
第5章 ヒロシマ・アーカイブ
第6章 東日本大震災アーカイブ
第7章 震災とビッグデータ
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2882345

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■これからのアーキビスト: デジタル時代の人材育成入門
-知的資源イニシアティブ編. これからのアーキビスト: デジタル時代の人材育
成入門. 勉誠出版, 2014, 256p.

主な内容は以下の通りです。
----------
まえがき 岡本真
01 アーキビストの役割と課題
 日本のアーキビストの現状と問題点 毛塚万里
 博物館・美術館にデジタル・アーキビストは必要か? 阿児雄之
 日本近現代政治史料とアーキビスト 鈴木宏宗
 interview アートをアーカイブする 工藤安代・清水裕子・井出竜郎
02 アーキビストの現場
 情報通信文化資料の収集・継承とデジタル化 本間与之
 公立図書館におけるアーキビスト的役割 蛭田廣一
 写真のアーカイブ 植田憲司
 歴史資料 松岡弘之
 企業において求められるアーキビストの役割 朝日崇
 「リブヨ」によるデジタルアーカイブ リブヨ
 アーカイブズ関連情報の収集と発信 坂口貴弘
 interview 「自宅ミュージアム」という新たな出会いの場 大井夏代・中野
純
03 デジタル化とアーキビストの養成
 多元的デジタルアーカイブズと記憶のコミュニティ 渡邉英徳
 新しい養成制度とそれにふさわしい新たな職場開拓 谷口知司
 デジタルアーカイヴィングの担い手 佐々木秀彦
 interview 「地域アーカイブ」と「震災アーカイブ」 佐藤正実
総括的な論考 高野明彦
あとがき 柳与志夫
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100331

※Daily Searchivistは正式開設より今日で満10年を迎えました。
皆様のご愛顧に心より感謝申し上げます。

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■思い出をレスキューせよ!: “記憶をつなぐ”被災地の紙本・書籍保存修復
士
-堀米薫. 思い出をレスキューせよ!: “記憶をつなぐ”被災地の紙本・書籍
保存修復士. くもん出版, 2014, 112p.

主な内容は以下の通りです。
----------
プロローグ
第一章 大船渡の海を見て、世界へ
第二章 大船渡にもどってからの日々
第三章 東日本大震災
第四章 思い出の品をレスキューせよ!
第五章 写真の記憶をつなぐ
第六章 おかえりプロジェクト
第七章 紙本が受けつぐ命
第八章 流された魚籃観音
エピローグ 紙の魅力と命─思いをつなぐのは、わたしたち
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://shop.kumonshuppan.com/shopdetail/000000001985/

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■デジタルアーカイブ: 記憶と記録を紡ぐ
-高島秀之. デジタルアーカイブ: 記憶と記録を紡ぐ. 創成社, 2013, 256p.

主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 記憶と記録を紡ぐ
第2章 映像アーカイブを辿る
第3章 シルクロード 略奪と破壊の歴史
第4章 文化遺産を紡ぐ匠の技
第5章 デジタルによる修復と再現
第6章 文化遺産をつなぐ
第7章 映像アーカイブ
第8章 世界の記憶と記録
第9章 地域からの発信
あとがき 記憶と記録の喪失
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.books-sosei.com/book/24112.html

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■懐かしさは未来とともにやってくる: 地域映像アーカイブの理論と実際
-原田健一; 石井仁志編著. 懐かしさは未来とともにやってくる: 地域映像ア
ーカイブの理論と実際. 学文社, 2013, 344p.

主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 地域・映像・アーカイブをつなげるための試論
第I部 「にいがた」という地域の映像を分析する
 第2章 事例としての「にいがた」─地域の映像をめぐる4つのフェーズ─
 第3章 小さなメディア?,絵葉書
 第4章 地域の肖像 ─新潟県観光映画と中俣正義
第II部 映像をデジタル化し共有化する
 第5章 地域の映像をどのように整理し使うか
 第6章 映像のインデキシングの実際
 第7章 デジタル映像アーカイブをめぐる知的財産としての権利
第III部 映像をデジタル化し創造する
 第8章 動画,音声のデジタル化の実際
 第9章 デジタル映像の展示の可能性 ─「今成家写真」展における映像ア
ーカイブ資料の活用を事例として─
 第10章 共有化される映像展示の場所
 第11章 美術館において写真のアーカイブは成立するのか?
第IV部 アーカイブでつなげる
 第12章 写真とアーカイブ ─キャビネットのなかの世界─
 第13章 地域メディアと映像アーカイブをつなげる
 第14章 アーカイブとアーカイブをつなげる ─連携の諸相・その必然性─
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.gakubunsha.com/cgi-local/search.cgi?id=book&isbn=978-4-7620-2401-6

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(小林)

■自治体職員のための文書起案ハンドブック

-澤俊晴. 自治体職員のための文書起案ハンドブック. 第一法規, 2013, 208p.
主な内容は以下の通りです。
----------
はじめに
第1章 起案とは何か
 第1節 これだけは知っておこう! 起案に必要な予備知識
 第2節 さあ起案だ!でもその前に 起案の準備と起案用紙
第2章 起案文書の内容
 第1節 イロイロな中身がある 内容
 第2節 中身のゆくえを左右する 行政活動の3類型
 第3節 誰が相手か 起案の対象となる相手方
第3章 起案文書の根拠と理由
 第1節 何がよりどころですか パートI 根拠(法令・例規)
 第2節 何がよりどころですか パートII 根拠(法令・例規以外)
 第3節 どうしてそうするのですか? 起案の理由
第4章 起案の際の注意点
 第1節 キチンとチェック 起案の際に確認すべきこと
 第2節 許可すべきか、せざるべきか 起案時の判断基準
第5章 起案後
 第1節 作ったら終わり!じゃない 起案文書が完成したら
 第2節 ハンコをもらっても終わりじゃない 起案文書が決裁になったら
第6章 施行後
 第1節 施行したら終わり!じゃないかも!? 施行後に予想される出来事
 第2節 訴状が届いたら 裁判所の構成と裁判手続
おわりに
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.daiichihoki.co.jp/store/products/detail/101317.html

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(小林)

■IT技術者なら知っておきたいストレージの原則と技術

-EMC Education Services著, クイープ訳. IT技術者なら知っておきたいストレ
ージの原則と技術. インプレスジャパン, 2013, 423p.
主な内容は以下の通りです。
----------
Section I ストレージシステム
 Chapter1 インフォメーションストレージ入門
 Chapter2 データセンター環境
 Chapter3 データ保護:RAID
 Chapter4 インテリジェントストレージシステム
Section II ストレージネットワーキングテクノロジー
 Chapter5 FC SAN
 Chapter6 IP SANとFCoE
 Chapter7 NAS
 Chapter8 オブジェクトベースストレージとユニファイドストレージ
Section III バックアップ、アーカイブ、レプリケーション
 Chapter9 業務継続入門
 Chapter10 バックアップとアーカイブ
 Chapter11 ローカルレプリケーション
 Chapter12 リモートレプリケーション
Section IV クラウドコンピューティング
 Chapter13 クラウドコンピューティング
Section V ストレージインフラストラクチャのセキュリティと管理
 Chapter14 ストレージインフラストラクチャのセキュリティ
 Chapter15 ストレージインフラストラクチャの管理
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.impressjapan.jp/books/3351

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(小林)

■アメリカ連邦証拠規則

-田邉真敏. アメリカ連邦証拠規則. レクシスネクシス・ジャパン, 2012,
 266p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 総則
第2章 裁判所による確知
第3章 民事事件における推定
第4章 関連性とその制限
第5章 特権
第6章 証人
第7章 意見証言および専門家証言
第8章 伝聞証拠
第9章 認証および同定
第10章 書面,記録物および写真の内容
第11章 雑則
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://lexisbookstore.jp/book/fm/000486.html

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(小林)

■診療記録監査の手引き: 医師・看護師等の諸記録チェックマニュアル

-東京都病院協会・診療情報管理委員会編, 飯田修平編著. 診療記録監査の手引
き: 医師・看護師等の諸記録チェックマニュアル. 医学通信社, 2013, 102p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 用語の定義
第2章 監査の目的・意義
第3章 監査点検用紙(点検票)
第4章 実施要領
第5章 集計・まとめ
第6章 報告と改善
巻末資料
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.igakutushin.co.jp/index1.php?contenturl=book1.php?id=632

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(小林)

■診療情報学

-日本診療情報管理学会編. 診療情報学. 医学書院, 2010, 456p.
主な内容は以下の通りです。
----------
I 診療情報学総論
 1 序論
 2 医療における診療情報の意義と役割
 3 診療情報管理と倫理
 4 患者情報としての診療情報
 5 医療機能と診療情報
 6 医学研究のための診療情報
 7 診療ガイドラインと診療情報
 8 医療における説明責任と診療情報
 9 高度情報社会における診療情報
 10 診療録の用字・用語の使い方
 11 診療情報に関連した用語について
II 診療情報の価値を高めるためのシステムと評価(診療情報学と応用)
 1 医療制度のなかの診療情報
 2 分類体系と疾病・傷害登録
 3 IT化
 4 医療の評価と診療情報
 5 経営分析システム
 6 DPC
 7 診療情報と支払方法
III 診療記録の種類と記載法
 1 診療録
 2 看護記録
 3 リハビリテーションの診療記録
 4 薬剤記録
 5 栄養記録
 6 院外における診療記録
 7 諸制度と実務 各種診断書・意見書
 8 死亡診断書(死体検案書を含む)
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=81392

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(小林)

■醍醐寺文化財調査百年誌: 「醍醐寺文書聖教」国宝指定への歩み

-醍醐寺文化財研究所編. 醍醐寺文化財調査百年誌: 「醍醐寺文書聖教」国宝
指定への歩み. 勉誠出版, 2013, 320p.
主な内容は以下の通りです。
----------
序 仲田順和
一 醍醐寺の文化財と調査の進展
 醍醐寺の文化財と文化財研究所 仲田順和
 黒板勝美先生と醍醐寺古文書調査 附 醍醐の花見・黒板勝美先生の筆跡
 大隅和雄
 寶月圭吾先生 須磨千頴
 佐和隆研先生 奥田勲
 菊地勇次郎先生 神田千里
 醍醐寺霊宝館の成立と発展 黒板伸夫
二 文化財調査としての展開
 古文書調査の方法 小原仁
 古文書調査から文化財総合調査へ 林譲
 古文書・聖教 林譲
 国語学 小林芳規
 国文学 奥田勲
 絵画 有賀祥隆・川村知行
 彫刻 副島弘道
 建築 藤井恵介・山岸常人
 古文書・聖教の文化財指定 安達直哉
 醍醐寺における情報処理 永村眞
 『醍醐寺文書聖教目録』の刊行 藤井雅子
 醍醐寺の国宝・重要文化財 長瀬福男
三 回想文化財調査
 齊藤明道師 附 明道語録抄 大隅和雄・奥田勲
 弥永貞三、笠原一男先生の思い出 大隅和雄
 田中稔先生と奈良文化財研究所の調査 小林芳規
 東京大学史料編纂所の調査と歴代所長 菊地大樹
 追懐二三 馬渕和夫
 醍醐連句抄録 奥田勲
四 古文書調査年譜・百年の署名簿
あとがき
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100252

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(小林)

■「思い出」をつなぐネットワーク: 日本社会情報学会・災害情報支援チーム
の挑戦

-柴田邦臣; 吉田寛; 服部哲; 松本早野香編著. 「思い出」をつなぐネットワ
ーク: 日本社会情報学会・災害情報支援チームの挑戦. 昭和堂, 2014, 312p.
主な内容は以下の通りです。
----------
序 章 試される世代,試される震災支援,試される社会情報学─本書の背景と
目的
第1章 「思い出サルベージアルバム・オンライン」とは何か─災害情報支援チ
ームの結成からプロジェクトの始動まで
第2章 写真洗浄・デジタル化の活動を作る─つながりを生み出すIT
第3章 ITを使って写真を返す─返却のIT化戦略
第4章 地域の中でITを生かす─コミュニティにおける連携と情報支援
第5章 結 論─震災・ネットワーク・社会情報学
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.showado-kyoto.jp/book/b165567.html

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(小林)

■デジタルアーカイブの構築と技法

-谷口知司編著. デジタルアーカイブの構築と技法. 晃洋書房, 2014, 214p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 デジタルアーカイブの展開
第2章 デジタル化の基礎知識
第3章 情報取得(記録)にかかわる知識
第4章 デジタルアーカイブの構成
第5章 MLAとデジタルアーカイブ
第6章 古文書・洋稀覯書等の撮影
第7章 立体物撮影
第8章 デジタルアーカイブの動画撮影
第9章 デジタルアーカイブの著作権処理
第10章 デジタルアーカイブのインタビュー技法
第11章 東日本大震災とデジタルアーカイブ
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.koyoshobo.co.jp/booklist/10361/

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(小林)

■近現代日本を史料で読む: 「大久保利通日記」から「富田メモ」まで

-御厨貴編著. 近現代日本を史料で読む: 「大久保利通日記」から「富田メモ」
まで. 中央公論新社, 2011, 312p.
主な内容は以下の通りです。
----------
はしがき
序章 史料とは何か──日記を中心に
第1章 明治維新と近代──「英雄」たちの心の内
第2章 大正・昭和戦前──政党政治への道
第3章 戦争の時代へ──平和の挫折
 I 軍部台頭と政治
 II 苦悩の外交官
 III 肥大化する軍部
第4章 昭和天皇の記録──終戦秘史
 I 皇族と華族
 II 側近たちと戦争
第5章 戦後政治と天皇──覆される歴史
 I 象徴天皇の思い
 II 戦後政治の内幕
コラム
 明治天皇紀
 書 翰
 大正天皇実録
 外国人が残した「日記」
 公文書
 憲政資料室
 首相たちの回顧録
あとがき
主要図版出典一覧
参考文献
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2011/04/102107.html

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(小林)

■情報資源の社会制度と経営

-根本彰編. 情報資源の社会制度と経営. 東京大学出版会, 2013, 294p, (シリ
ーズ図書館情報学, 3)
主な内容は以下の通りです。
----------
1 情報・知識資源制度の構造
 情報・知識資源と情報市場
 情報・知識資源の管理
 知識資源管理のあり方
 政府と知識情報基盤
 図書館の役割と制度的枠組み
2 情報資源管理の法的関係
 情報資源管理の法的関係の概観
 著作権法制との関係
 個人情報保護法制との関係
 公文書管理法・情報公開法との関係
3 情報資源経営の基礎
 図書館と経営
 図書館の計画
 NPMと図書館
 人的資源管理
 図書館評価
4 情報資源経営各論1
 国立図書館
 自治体図書館
 大学図書館
 学校における情報資源経営
5 情報資源経営各論2
 図書館の諸相:専門図書館と施設図書館
 公文書館
 MLA連携
 電子書籍と図書館
----------
出版者による紹介が以下のページにあります。
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-003493-7.html

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(小林)

■文書と記録のはざまで: 最良の文書・記録管理を求めて

-小谷允志. 文書と記録のはざまで: 最良の文書・記録管理を求めて. 日外ア
ソシエーツ, 2013, 340p.
主な内容は以下の通りです。
----------
文書と記録のはざまで
付載論文
 記録管理の国際標準ISO15489
 内部統制と記録管理─日本版SOX法へどう対応するか
 オフィスにおける文書の廃棄基準
 記録管理の現状と課題
 プロクター&ギャンブル(P&G)社の記録管理
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/nga_search.cgi?KIND=BOOK2&ID=A2447

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(小林)

■「帳簿書類のデータ保存・スキャナ保存」完全ガイド

-袖山喜久造, 日本文書情報マネジメント協会監修, 日本データ通信協会タイ
ムビジネス協議会監修. 「帳簿書類のデータ保存・スキャナ保存」完全ガイ
ド. 税務研究会出版局, 2013, 388p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 電子帳簿保存法の現状と今後の展望
第2章 国税関係帳簿書類とは
第3章 電子帳簿保存法の概要
第4章 国税関係帳簿書類の電磁的記録の保存
第5章 国税関係書類のスキャナ保存制度
第6章 スキャナ保存の導入の検討
第7章 電子取引に係る電磁的記録の保存義務
第8章 電磁的記録の保存等の承認等の手続
第9章 承認申請書等の記載要領・記載例
参考資料
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://w3.zeiken.co.jp/books/b000802.html

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(小林)

■文書/記録管理システムの選び方/育て方

-日本文書情報マネジメント協会記録管理委員会編. 文書/記録管理システム
の選び方/育て方. 日本文書情報マネジメント協会, 2013, 86p.
主な内容は以下の通りです。
----------
1 紙文書管理/ファイルサーバーそして文書管理システム
2 紙文書管理の重要ノウハウ
3 ファイルサーバーの整理
4 文書管理システムのジャンル
5 文書管理システムに重要なこと
6 文書・記録管理に関係する規格
7 新しい文書管理の流れ
8 文書/記録管理システム調査表
9 付録 目からウロコの文書管理
10 付録用語集
----------
出版者による紹介が以下のページにあります。
http://www.jiima.or.jp/publishing/hanbai_bunkan.html

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(小林)

■知と技術の継承と展開: アーカイブズの日伊比較

-中京大学社会科学研究所編. 知と技術の継承と展開: アーカイブズの日伊比
較. 創泉堂出版, 2014, 305p.
主な内容は以下の通りです。
----------
序 章
 知と技術のアーカイブズ/檜山 幸夫
第一章 イタリアのアーカイブズ
 講演 イタリアのアーカイブズ行政とその組織/マリア・バルバラ・ベルテ
ィーニ
 講演 イタリアの歴史学とアーカイブ/マリオ・インフェリーゼ
第二章 日本のアーカイブズ
 講演 日本のアーカイブズ─その現状と課題─/大濱 徹也
 「古都」京都と地方自治体・京都府のアーカイブズ問題/井口 和起
 日本帝国の台湾統治文書のアーカイブ/東山 京子
第三章 アーカイブズの国際比較
 17-18世紀のヴェネツィア共和国における税務文書の運用と管理/湯上 良
 スペインの歴史認識と公文書管理/野口 健格
 アーカイブズの制度形成─ドイツとの比較において─/上代 庸平
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.sousendou.jp/book/Archives.htm

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(小林)

■アーカイブ・ボランティア: 国内の被災地で、そして海外の難民資料を

-大西愛編. アーカイブ・ボランティア: 国内の被災地で、そして海外の難民
資料を. 大阪大学出版会, 2014, 184p.
主な内容は以下の通りです。
----------
はじめに アーカイブは残さなければ残らない
(第I部 災害国日本のアーカイブを救済する)
第1章 大災害から歴史資料を守る─ 歴史資料ネットワークの活動
はじめに
コラム 資料目録をつくるボランティア
第2章 捨てるな! 記憶より記録─ボランティアとともに釜石市の公文書救
済
コラム 水に浸かった文書を救済する
第3章 釜石市と陸前高田市での活動─ 全史料協の対応
第4章 ボランティアで、できることできないこと
第5章 紀伊半島大水害と資料の救出
第6章 除染する前にさわってはいけない─ 放射能汚染文書の除染マニュアル
コラム 公害・環境問題のアーカイブとボランティア
(第II部 海外のアーカイブとボランティア活動)
第7章 ジュネーブ市文書館の歴史と活動 ディディエ・グランジュ
コラム イギリス国立公文書館 アーカイブ友の会
第8章 第一次世界大戦時の捕虜カード─ 赤十字国際委員会の仕事
コラム 赤十字赤新月博物館にて
第9章 国際連合のアーカイブ
第10章 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の仕事とアーカイブ・ボラ
ンティア
コラム UNHCRアーカイブの地下書庫にこもった!のです。
コラム なぜUNHCRで資料整理ボランティアをするの?
おわりに
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出版者による紹介が以下のページにあります。
http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-430-0.html

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(小林)

○情報科学技術協会(INFOSTA)会誌「情報の科学と技術」2014年9月号

特集 : 震災アーカイブ
・特集 : 「震災アーカイブ」の編集にあたって
・東日本大震災記録のアーカイブの現状と課題
   …今村 文彦,柴山 明寛,佐藤 翔輔
・国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の現状…諏訪 康子
・地域コミュニティにおける震災アーカイブ…坂田 邦子
・東日本大震災の資料収集から公開:東松島市図書館の事例
  (震災体験を後世に残す)…加藤 孔敬
・日本原子力研究開発機構図書館における福島原子力事故関連情報アーカイブ化
  への道のり…權田 真幸,池田 貴儀,長屋  俊
・日本赤十字社における「赤十字原子力災害情報センター デジタルアーカイブ」
  への取り組み…浦上 利之,志波 一顕
・新潟県中越大震災に関する記録の収集と活用 主に利活用の観点から
   …稲垣 文彦,筑波 匡介
・震災記録のアーカイブの運用:「震災文庫」の経験から…稲葉 洋子
・「震災資料」保存の取り組みの現状と課題-阪神・淡路大震災から東日本
   大震災へ-…川内 淳史
INFOSTA Forum (281)…原 沙那子
協会だより
編集後記

 *抄録は下記をご覧ください
   http://www.infosta.or.jp/journals/201409-ja/
  *本文は国立情報学研究所のCiNiiで利用できます。
    ただし、刊行から1ケ月までは未公開。1~6ケ月は有料。
    6ケ月以降は無料公開です。
    有料でのご利用手続きは国立情報学研究所にお問い合わせ下さい。
    http://ci.nii.ac.jp/organ/journal/INT1000001590_jp.html

(小林)

■近世の村落と地域史料保存

-山本幸俊. 近世の村落と地域史料保存. 高志書院, 2014, 324p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第1部 近世の地域と村
 貞享・元禄期の家族形態の変化と水呑の形成─筑波郡山口・小田西町を中心
に─
 近世初期の村落と「土豪」─常陸国新治郡金田村を中心に─
 近世初期の論所と裁許─会津藩を中心に─
 越後山間地帯における村落間争論─近世前期の変容─
 中世末・近世初期の越後の村
 上杉領国における「村」の形成─頸城郡京田村を中心に─
第2部 地域史料の保存と研究
 地域史料の保存と文書館─新潟県立文書館、史料所在調査の試み─
 歴史研究者、一歩前へ
 地方史研究と史料保存─越佐歴史資料調査会の活動─
 平成の市町村合併と公文書等の保存─新潟県の事例を中心に─
 学校統廃合と学校アーカイブズの保存─ 新潟県の事例を中心に─
 市民のなかの地域史研究
あとがき
山本幸俊著作目録
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.koshi-s.jp/shinkan/1404_2-shinkan.htm

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■近世日本の統治と改革

-大石学. 近世日本の統治と改革. 吉川弘文館, 2013, 352p.
主な内容は以下の通りです。
----------
はしがき
I 統治体制の再編
 享保改革の歴史的位置
 日本近世国家における公文書管理─享保改革を中心に
 大岡忠相とアーカイブズ政策
II 地域政策の転換
 享保改革と幕領支配
 関東における鷹場制度─享保改革と地域編成
 享保改革期における関東の菜種・唐胡麻政策
III 世界史のなかの近世日本
 江戸時代像の再検討─外国人記録に見る近世日本の権力構造
 世界史のなかの江戸
 来日外国人史料にみる近世日本の権力構造と「明治維新」─「明治維新」=
官僚革命論
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b110284.html

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(小林)

■歴史文化を大災害から守る: 地域歴史資料学の構築

-奥村弘編. 歴史文化を大災害から守る: 地域歴史資料学の構築. 東京大学出
版会, 2014, 462p.
主な内容は以下の通りです。
----------
序  (奥村弘)
I 地域歴史資料学の構築に向けて
 1 なぜ地域歴史資料学を提起するのか──大規模災害と歴史学(奥村 弘)
 2 歴史資料を千年後まで残すために(平川 新)
 3 地域資料学を構想する糸口──場・主体・よそ者・当事者(市沢 哲)
 4 とらえなおされる地域歴史資料(三村昌司)
 5 震災を次代に伝えるために──震災アーカイブの構築(佐々木和子)
 6 地域の歴史・文化資料とどのように向き合うか (久留島浩)
II 地域歴史資料という見方の発見と展開──続発する大災害と地域歴史資料
(1)
 1 地域歴史資料の「保全」から「活用」へ──阪神・淡路大震災の被災地
からの発信(坂江 渉)
 2 過疎化が進む地域と資料のゆくえ──山陰地域における資料保存の課題
(小林准士)
 3 歴史資料を守り、伝えるために──愛媛資料ネットの活動より(寺内
浩)
 4 「宮城方式」での保全活動・一〇年の軌跡──技法と組織に見る成果と
課題(佐藤大介)
 5 文化大国NIPPONの裏側──福井水害の史料救済活動と歴史資料の”社会
的消滅”(多仁照廣)
 6 土蔵まるごとの救出から広域災害支援へ──新潟県中越地震から東日本
大震災(矢田俊文)
 7 多くの人に支えられた救出活動──福岡県西方沖地震後の史料レスキュ
ー(伊藤昭弘)
 8 予防ネットという考え方──岡山史料ネットのこれまで(今津勝紀)
III 東日本大震災の現場から──続発する大災害と地域歴史資料(2)
 1 大規模災害時における資料保全ネットの活動──東日本大震災における
宮城資料ネットの活動から (蝦名裕一)
 2 ふつうの人びとの資料レスキュー──山形文化遺産防災ネットワークの
取り組み(小林貴宏)
 3 「忘却」される“歴史”──岩手歴史民俗ネットワークが果たすべき役
割(安田隼人)
 4 災害時「未把握資料」の救出・保全をめぐる問題──茨城史料ネットの
取り組みから(山川千博)
 5 歴史資料保全における福島県の課題  (本間 宏・阿部浩一)
 6 ブンカザイを空疎な言葉にしないために──栄村における救出文化財活
用に向けての模索(白水 智)
 7 被災史料を“みんな”で守るために──被災史料保全活動における後方
支援の現状と課題(川内淳史・板垣貴志・添田 仁)
IV 災害時の地域歴史資料保全の方法をめぐって
 1 民間所在史料保全のためのネットワーク形成 (松下正和)
 2 水濡れ史料の吸水乾燥ワークショップの展開 (河野未央)
 3 多仁式漉き嵌め法による資料修復と水損資料の脱水試験(多仁照廣)
 4 水損史料の凍結真空乾燥処理、および関連処置について(内田俊秀)
 5 津波被災歴史資料とボランティア(天野真志)
 6 イタリアにおける被災文書資料救出事例の検討(内田俊秀)
 7 災害から歴史的環境を守るために──緊急時の体制を構築する(足立裕
司)
V データ編(吉川圭太)
 関係年表/  各地の資史料ネット一覧/ 関連諸考一覧
 索  引
----------
出版者による紹介が以下のページにあります。
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-020152-0.html

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(小林)

■被災資料救助から考える資料保存: 東日本大震災後の釜石市での文書レスキ
ューを中心に

-青木睦. 被災資料救助から考える資料保存: 東日本大震災後の釜石市での文
書レスキューを中心に. けやき出版, 2013, 52p.
主な内容は以下の通りです。
----------
行政文書の組織的レスキュー始まる
釜石市での文書救援活動
文書の救助とその処置方法の経験
組織としての取り組みなればこそ
文化を伝えていくための日頃の心得
----------
出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.keyaki-s.co.jp/tama-depo8.html

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(小林)

■動産文化財救出マニュアル

-動産文化財救出マニュアル編集委員会編. 動産文化財救出マニュアル. クバ
プロ, 2012, 260p.
主な内容は以下の通りです。
----------
第1章 序 論 大規模自然災害からなにを救出し、なにを守り伝えていくべき
か
 1-1 はじめに
 1-2 民家の土蔵などから救出される日常生活用品および文化財とその取扱い
 内田 俊秀
 1-3 行政組織の災害対応 森田 稔 内田 俊秀
 1-4 東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)
について 建石 徹
 1-5 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)被災文化財に対する文化庁の取
組 内田 俊秀
 1-6 災害発生時、救出作業を開始する前に 松下 正和
第2章 大切な品々・日常生活用品・民俗資料などの救出と修理
 2-1 写 真(比較的新しいもの)
 2-2 衣服、帽子、風呂敷、のれん、小物入れ、大漁旗、幟旗
 2-3 布団、ぬいぐるみ、綿入れ 2-4 本、ノート、雑誌、画集
 2-5 掛け軸、屏風、凧、扇子、提灯 2-6 人 形
 2-7 ランドセル、バッグ、財布、革靴 2-8 仏壇、位牌、仏具
 2-9 将棋盤・駒、こけし、木の置物 2-10 皿、花瓶、ランプ、グラス、ト
ンボ玉
 2-11 ブローチ、ネックレス、指輪、細工品 2-12 鏡、鏡台
 2-13 瀬戸物、茶碗、花器、壺・甕、火鉢、食器 2-14 素焼きの人形、土鈴、
土鍋
 2-15 鋳物、文鎮、釡、置物、風鈴、ブックエンド 2-16 硯、鉱石見本、碁
石、化石、置物
 2-17 竹製品(花入れ、箕、扇子、籠、ざる)
 2-18 曲げ物製品(曲げわっぱなど)、弁当箱、茶道具、柄杓
 2-19 箪笥、家具、テーブル、机、椅子、長持、盆 2-20 笛、太鼓、楽器
 2-21 三味線、琴 2-22 三輪車、自転車、玩具 2-23 藁製品(藁人形、わ
らじ、蓑、畳、ゴザ)
 2-24 紙子、張子、塗傘 2-25 石臼、燈籠 2-26 臼、杵、木製品 2-27 ケ
ズリカケ、白木の櫛
 2-28 桶、樽 2-29 菅笠、行李、籐椅子、家具 2-30 看板、盆
 2-31 獅子頭、人形、面 2-32 農耕具、大工道具、包丁 2-33 津波をかぶ
った昆虫標本の修復
番外編1 宮城資料ネットの歴史資料保全活動 佐藤 大介
番外編2 山口県防府市における市指定木造彫刻文化財の救出事例 羽鳥 幸一
番外編3 京都市 長楽寺の火災と救出作業 岡 泰央
番外編4 新潟県中越地震で被災した仏像の救出、そして修復、返却と報告会
 内田 俊秀
番外編5 平常時に簡単に行える災害への備え-まず記録をとる- 高橋 利明
番外編6 地震災害時に見聞きしたことなど 高橋 利明
番外編7 海外との技術交流や支援 内田 俊秀
第3章 美術工芸品・歴史資料・文化財などの救出と修理
 3-1 和紙でつくられた資料、古文書、手紙、文書史料
 3-2 絵画や書跡の災害からの救出 3-3 掛け軸、巻子 3-4 襖障子、屏風
 3-5 障壁画 3-6 仏像、木彫 3-7 漆工品(加飾なし)、彫漆、沈金など
 3-8 螺鈿漆器、蒔絵漆器 3-9 小袖、能装束、狩衣、陣羽織、幡
 3-10 土中から発見された金属製品、銅銭、古美術品など
 3-11 発掘された土器・陶磁器(焼物)・埴輪 3-12 保存処理された出土木
製品
 3-13 絵 馬(板絵、看板) 3-14 写 真(プリント) 3-15 油彩画
 3-16 水彩画、スケッチ 3-17 琥珀製品、数珠 3-18 鼈 甲 3-19 日本刀
第4章 大規模自然災害から大切な品々・文化財を守るために
 4-1 大規模自然災害時に歴史文化関係者はなにができるのか 歴史資料ネッ
トワークの活動から考える 奥村 弘
 4-2 歴史資料ネットワークの取組にみる資料救済事業 松下 正和
 4-3 平常時における減災対策の重要性 村上 隆
 4-4 大規模激甚災害における被災文化財救出の流れ 村上 隆
付記 災害救済・修復支援ボランティアの健康管理マニュアル
おわりに
索 引
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.kuba.co.jp/syoseki/detail.php?no=3278

from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■アーカイブズの構造認識と編成記述

-国文学研究資料館編. アーカイブズの構造認識と編成記述. 思文閣, 2014,
 400p.
主な内容は以下の通りです。
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序 論 本書刊行のねらい 大友一雄
第一編 アーカイブズの編成記述─理論と動向
 アーカイブズ機関における編成記述の動向と課題 ─都道府県文書館の目録
と検索システムの状況から 太田富康
 アーカイブズの内的秩序構成理論と構造分析の課題 柴田知彰
 アーカイブズ編成・記述の原則再考 ─シリーズ・システムの理解から
森本祥子
第二編 アーカイブズの構造認識と編成記述論
 日本近世・近代在地記録史料群の階層構造分析方法について 渡辺浩一
 商家文書の史料群構造分析 ─松代八田家文書を事例に 西村慎太郎
 名主家文書における文書認識と目録編成 ─分散管理と情報共有の視点から
 工藤航平
 近現代個人文書の特性と編成記述 ─可変的なシリーズ設定のあり方 加藤
聖文
 組織体の機能構造とアーカイブズ編成 ─大学アーカイブズを中心に 清水
善仁
第三編 近世の記録管理とアーカイブズ
 転封にみる領知支配と記録 ─編成記述のための歴史学的アプローチの可能
性 大友一雄
 近世の商家と記録管理 西向宏介
 萩藩士家における「御判物・御証文」の保存と管理 山崎一郎
 近世石清水八幡宮の神人文書と文書認識 ─分散管理と情報共有の視点から
 東 昇
 近世アーカイブズの紙質調査と組織体の料紙 青木 睦
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=9784784217366

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(小林)

■アーカイブズ学要論

-上代庸平編. アーカイブズ学要論. 中京大学社会科学研究所, 2014, 334p,
 (中京大学社会科学研究所叢書, 33).
主な内容は以下の通りです。
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I アーカイブズ学とは何か   檜山幸夫
 1.日本において「アーカイブズとは何か」を問う意味
 2.アーカイブズとは
 3.公文書と歴史学
 4.わが国の現状と課題
 5.まとめ
II 学としてのアーカイブズ  上代庸平
 1.アーカイブズ学は何を扱う学問なのか
 2.アーカイブズ学の発展──ドイツにおける公文書学を例に
 3.アーキビストの職業的使命
  コラム ナチズム建築のアーカイブズ
  コラム Wikipediaで見るドイツ連邦公文書館のアーカイブズ
III アーカイブズの射程  土井崇弘
 1.アーカイブズは何をどのように取り扱うのか
 2.キーワードから見るアーカイブズの射程
 3.アーカイブズの魅力と限界
  コラム 書記は新人の仕事!?
IV アーカイブズの制度理念  上代庸平
 1.公文書管理制度はなぜ必要なのか
 2.アーカイブズの制度形成
 3.アーカイブズの制度形成の実際──ドイツの公文書館の機能
 4.わが国におけるアーカイブズの制度形成
  コラム 学生は「博士殿」?
  コラム 公文書館の「黒い部屋」
V 法とアーカイブズ  早川和宏
 1.アーカイブズと法の出会い
 2.公文書管理法制とアーカイブズ
 3.公文書管理法制定の背景とその過程
 4.公文書管理法の内容
 5.地方公共団体の公文書管理
 6.これからの公文書管理
VI 行政とアーカイブズ  桑原英明
 1.行政資料を保存することの意味
 2.現用文書と非現用文書
 3.公文書館の設置
 4.簿冊とファイル
 5.公文書館と行政の現場との関係
 6.公文書管理制度の課題
VII 歴史とアーカイブズ  東山京子
 1.歴史研究におけるアーカイブズの重要性
 2.近代公文書学としてのアーカイブズ
 3.伝承のアーカイブズ
 4.おわりに
VIII 世界のアーカイブズ
 概観  上代庸平
 1.ドイツ  上代庸平
 2.イタリア  湯上良
  コラム 世界中から集う国立文書館利用者
  コラム 伝統保護の精神
  コラム Divenire(ディヴェニーレ)プロジェクト
 3.スペイン  野口健格
 4.カナダ  手塚崇聡
 5.中国  酒井恵美子
 6.台湾  東山京子
資料編
 国内のアーカイブズリスト
 日本の法令
 外国の法令
 1 ドイツ 〔上代庸平 訳〕
 2 イタリア 〔湯上良 訳〕
 3 スペイン 〔野口健格 訳〕
 4 カナダ 〔手塚崇聡 訳〕
 5 中国 〔酒井恵美子 訳〕
 6 台湾
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制作元による紹介が以下のページにあります。
http://www.shogaku.com/books/data/110.htm

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(小林)

■企業アーカイブズの理論と実践

-企業史料協議会編. 企業アーカイブズの理論と実践. 丸善プラネット, 2013,
 208p.
主な内容は以下の通りです。
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刊行にあたって 歌田 勝弘
理論編
 経営資源としてのアーカイブズ 松崎 裕子
 「記憶」がつくる企業文化 上田 和夫
 社史編纂と企業アーカイブズ 橘川 武郎
 機能としてのアーカイブズ 森本 祥子
 デジタル文書と企業アーカイブズ 佐藤 政則
実践編
 史資料の資源化 柚木 敏弘
 史資料の管理 野秋 誠治
 情報発信とサービス提供 牛島 康明
 社史の編纂プロセス 村井 清
 企業アーカイブズと著作権 伊藤 真・平井 祐希
 組織・体制 松田 正人
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://pub.maruzen.co.jp/shop/9784863451766.html

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(小林)

■大学アーカイブズの世界

-菅真城. 大学アーカイブズの世界. 大阪大学出版会, 2013, 296p.
主な内容は以下の通りです。
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第I部 大学アーカイブズの理念と課題
 第1章 大学アーカイブズの理念的研究
 第2章 大学アーカイブズの社会的使命
第II部 大学アーカイブズの設立と法制
 第3章 大学文書館雄設立ー広島大学文書館を中心として
 第4章 ポスト年史編纂でない大学アーカイブズの設立
 第5章 国立大学アーカイブズ設置への道
 第6章 規程にみる国立大学アーカイブズ
 第7章 国立大学アーカイブズにおける法規上の問題点
 第8章 公文書管理法と国立大学アーカイブズ
 第9章 公文書管理法への国立大学法人の対応と課題
第III部 大学アーカイブズの活用
 第10章 アーカイブズを利用しようー広島カープと広島大学・広島高等師範
学校
 第11章 建学の精神と大学史編纂・大学アーカイブズ
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出版者による紹介が以下のページにあります。
http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-457-7.html

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(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報
<アーキビスト> 第82号 2014.9.30発行

目次
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第274回定例研究会報告
 小田原市立図書館における資料保存・活用と
 学芸員活動-『ひとりMLA』のすすめ?   鈴木一史 p.1-5
第275回定例研究会報告
 狛江市における市史編さん事業について   宇佐見哲也 p.5-7
 ふるさと府中歴史館について    ふるさと府中歴史館 p.8-9
 第275回定例研究会参加記
  第275回定例研究会に参加して      佐藤喜好 p.10-11
  第272回定例会に参加して        栗原一浩 p.11-12
総会記念講演会(第276回定例研究会)参加記
 全史料協関東部会平成26年度総会記念
  講演会を聴いて             松本剣志郎 p.12-13
 記念講演会「アーカイブズ再発見」参加記   北浦康孝 p.13-14
平成26年度総会資料                   p.15-20

編集後記                        p.20

編集・発行者
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
(編集担当:福嶋紀子  発行者:宮沢 修)
  〒330-0063 さいたま市浦和区高砂4-3-18 埼玉県立文書館内
  電話:048-865-0112 FAX:048-839-0539

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第96号
 2014.09.30発行(季刊)

組織業務改善運動の経緯と今後         長沢洋 p.1
刊行物バックナンバーを差し上げます          p.4

■第1回役員会レポート
 時期体制へバトンタッチが焦点       高木秀彰 p.5
■公文書館機能普及セミナー2014 in 岩手
 “アーカイブズ機能としての公文書~残す、
  守る、使う~”の開催を終えて      富田健司 p.7
■「公文書館を作ろう-未来へ残し、伝える
 ための機能整備-」の作成について 調査・研究委員会 p.10
■福岡大会へのお誘い            白井哲哉 p.11

◇会員動向、お知らせ、編集後記            p.12

 全史料協事務局 広島県立文書館
  〒730-0052 広島市中区千田町3-7-47
  Tel:082-245-8444, FAX:082-245-4541

 広報・広聴委員会事務局 寒川文書館
  〒253-0106 神奈川県高座郡寒川町宮山135−1
  Tel:0467-75-3691, FAX:0467-75-3758

全史料協ホームページ:http://www.jsai.jp/

(小林)

■『レコード・マネジメント』第66号

記録管理学会が発行する『レコード・マネジメント』第66号(2014年3月)の
主な記事は以下の通りです。
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特別寄稿
「特別寄稿」掲載にあたって
 『レコード・マネジメント』66号編集委員会
国立公文書館長業務引継帳余録
 高山 正也
アーカイブズの未来のための提言─現用文書におけるコンサルタントの視点か
らひも解く─
 壷阪 龍哉
論文
積極的・戦略的アーカイブズの保存と利活用─収集アーカイブズを中心とし
て─
 嶋田 典人
個人文書の編成─環境アーカイブズ所蔵サリドマイド関連資料の編成事例─
 橋本 陽
翻訳
『倫理とアーカイブの仕事 ─入門とケースタディ─』(その1)
 カレン・ベネディクト (翻訳)李東真・小川千代子
学術エッセイ
私と韓国・ベトナムのアーカイブズとの出会い
 酒井 洋昌
文献紹介
フランク・アップウォードほか「レコードキーピング情報学:一貫的アプロー
チにより、危機のさなかにある領域を構想し直す」
 古賀 崇
根本彰編『情報資源の社会制度と経営』(シリーズ図書館情報学3)
 小川 千代子
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(小林)

■『月刊IM』2014年2月号

『月刊IM』第53巻第2号(2014年1月25日発行)の主な記事は以下の通りです。
なお、同誌は2014年より電子版の無料閲覧を開始しています。
http://www.jiima.or.jp/publishing/IM_trailer.html
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テクノロジー・スタディ
 ビッグデータ解析技術で先行する最新リーガルテクノロジーによる訴訟コス
トの大幅削減
 福田 健男
JIIMA政策提言
 命とくらしを守るインフラ充実のため 自治体管理 道路橋図面等のインフ
ラ情報再整備事業の政策提言(第2回)
長期保存用光ディスクを用いたアーカイブガイドライン
 砂川 隆一
群馬県内の文書管理担当者へ中之条町から発信
 北爪 伸裕
文書情報マネージャー認定者からのひと言
関連友好団体の活動紹介
 日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)と文書管理
 清水 静男
理事に聞く2014─JIIMAをけん引するリーダーたち
 文書情報マネジメントの未来図
 吉尾 仁司
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from 「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■『月刊IM』2014年1月号

『月刊IM』第53巻第1号(2013年12月25日発行)の主な記事は以下の通りです。
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年頭所感
 高橋 通彦 須藤 治
2014年新春対談 社会インフラの本格的メンテナンス時代を迎えて
 本東 信 高橋 通彦
JIIMA政策提言
 命とくらしを守るインフラ充実のため 自治体管理 道路橋図面等のインフ
ラ情報再整備事業の政策提言(第1回)
ケース・スタディ JIIMAベストプラクティス受賞事例
 国税要件に準じたe─文書化対応
 井田 秀
内閣府 規制改革会議「国税関係書類の電子化保存に関する規制の見直し」開
催
 長濱 和彰
わが館のお宝文書 国立国会図書館古典籍資料室 宗家文書
連載:デジタル-マイクロ・アーカイブQ&A
 第13回 マイクロフィルムで保存した時の期待寿命は?
 JIIMAアーカイブ委員会 マイクロメディアWG
主要記事目録
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(小林)

京都大学大学文書館だより 第27号
発行:2014年10月31日 京都大学大学文書館

大学文書館の歩みに重ねて             伊藤孝夫 p.2
公開資料紹介:学友会関係資料            西山伸 p.3
朝鮮戦争下の京大学生運動と『京大反戦平和詩集』 宇野田尚哉 p.4
東京藝術大学のアーカイブズ
 ―活動報告と求められる将来像―        橋本久美子 p.6
企画展紹介:京大経済学部の創設と河上肇たち    福家崇洋 p.8
日誌(2014年4月~2014年9月)                p.10
大学文書館の動き:「米軍ビラ」をご寄贈いただきました    p.11
人の動き                          p.11
実現しなくてよかった? ―長期施設計画―      西山伸 p.12

京都大学大学文書館 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
Tel.075-753-2651  Fax.075-753-2025
E-mail:archiv52(at)mail.adm.kyoto-u.ac.jp  http://kua1.archives.kyoto-u.ac.jp/ja/

(小林)

アーカイブズ学研究 第21号 2014年12月
編集・発行 日本アーカイブズ学会

日本アーカイブズ学会設立10周年にあたって         石原一則 p.5

日本アーカイブズ学会設立10周年記念講演
アーカイブズと私−沖縄の経験から−            大田昌秀 p.8

特集:日本アーカイブズ学会設立10周年企画研究会
   私たちの「アーカイブズ学」をとらえ直す−批判・検証・展望−
企画趣旨                          平野泉 p.18
日本アーカイブズ学会の設立、その成果、そしてこれから   森本祥子 p.20
企業アーカイブズを持続可能なものとする:
 日本的経営におけるアーキビストとは           松崎裕子 p.34
輸入学問からその先へ:アーキビスト協会設立前後の米国
 におけるアーカイブズ原則の受容―            坂口貴弘 p.55

小特集:2013年度第2回研究集会「地域の中の学校資料とアーカイブズ」
開催趣旨                          古賀崇 p.76
学校アーカイブズの地域保存と住民利用           嶋田典人 p.77
尼崎における学校資料とレファレンス           城戸八千代 p.97
2013年度第2回研究集会に参加して
 −大阪市内の学校資料とアーカイブズ           松岡弘之 p.111

動向
「科学史・医学史とアーカイブズ/2014年度日本科学史学会
 生物学史分科会・夏の学校」参加記           久保田明子 p.116

書評
神戸大学大学院人文科学研究科地域連携センター編
『「地域歴史遺産」の可能性』               宇野淳子 p.124
企業史料協議会編『企業アーカイブズの理論と実践』     中臺綾子 p.131
山本幸俊著『近世の村落と地域史料保存』     富田(大石)三紗子 p.138

会告
日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する
 規程/同細則/同申請要項                     p.143
日本アーカイブズ学会2015年度大会のお知らせ             p.155
投稿規程/執筆要領/会則                      p.156
編集後記                              p.162

(小林)

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