史料ネット News Letter 第81号 2016年2月26日(金)

編集・発行:歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町11 神戸大学文学部内 史料ネット
 TEL/FAX:078-803-5565(開室時間 平日の午後1時~5時)
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巻頭言
 阪神・淡路大震災に/からつながる
  -「21年目の被災地」から…………………………………川内淳史… 2

関東・東北豪雨災害 資料レスキュー私記(一)………………高橋修… 4
NPO文化財を守る会の活動とワークショップ
 「被災文化財等の救出活動」について………………………友田千恵… 8
『火垂るの墓』を歩く会にさんかして…………………………松岡弘之… 9

第10回地域史卒論報告会
 ・地域史卒論報告会に参加して………………………………仁木政之…10
 ・地域史卒論報告会に参加して………………………………八木貴裕…10
 ・地域史卒論報告会に参加して………………………………辻坂啓子…11

[募集]東日本大震災被災資料クリーニング作業の
 ボランティア募集…………………………………………………………… 3
[お知らせ]第2回全国史料ネット研究交流集会
 を開催します。………………………………………………………………12

史料ネット ニュースレター
発行:年4回 年間購読料:1000円

史料ネット郵便振替口座
名義:歴史資料ネットワーク
口座番号:00930-1-53945

歴史資料ネットワーク会費
個人会員 一般 5000円 学生・院生 2500円
サポーター 1口3000円以上
ニュースレターのみ購読 1000円

DJIレポート No.105  をアップしました。

主な内容
・東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム …………………1
・資料集 総務省プロジェクト図/法5年見直報告書概要………2
・視点 昭和20年8月の公文書焼却命令と実施状況……………3
・散歩道 懐かしのWAI……………………………………………4
・文献紹介/あしあと………………………………………………5
・消息(訃報)/活動/巻末随想  …………………………………6
 
【ひとくちメモ】
今号から、DJIが着眼した資料を【チヨコの注目資料集】で取りあ
げることとしました。今回は「総務省「東日本大震災アーカイブ
」基盤構築プロジェクトは、パワポの図」、及び「公文書管理法
施行5年後見直しに関する検討報告書(案)の概要」の2点です。
【チヨコの視点】では、昭和20年8月の公文書焼却命令と実施状況
を紹介しています。

(小川)

 書 名:記録と史料 第26号
 編 集:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会広報・広聴委員会
 発 行:全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
 発行年:2016年3月31日
     B5判 [109]p ISSN 0917-2343
目次

■特集・戦後70年 アーカイブズの取り組み
 特集にあたって             広報・広聴委員会 p.1
 沖縄県公文書館における戦争関連記録の
  保存と継承-開館20年の蓄積          仲本和彦 p.2-5
 徳島県立文書館による戦後70年に伴う企画事業   金原祐樹 p.6-9
 自治会文書にみる銃後の記録-戦後70年を
  機にした展示と資料集-            鳥養圭美 p.10-14
 「第2回全国大学史展 学生たちの戦前・戦中・
  戦後」の開催     全国大学史資料協議会東日本部会
             第2回全国大学史展実行委員会    p.14-16
 震災の経験と教訓を未来に伝えるための阪神・淡路
  大震災記念人と防災未来センターの取組み    深井美貴 p.17-20
 記録の媒体・材料・方法から見た戦後70年
  -歴史学・古文書学と資料保存の視点から-    中村修 p.20-25

■研究
 MLA連携における学芸員の役割
  -小田原市立図書館での実務経験から-     鈴木一史 p.26-41

■世界の窓
 第12回EASTICA総会・セミナー(福岡市)
  に参加して                   定兼学 p.42-44
 守りつつ、攻める-イタリアで垣間見る歴史と
  アーカイブズ                  湯上良 p.45-47
 米国公文書館・図書館訪問記
  -カリフォルニア州サクラメントに渡った移民の
  調査事例について-              淺野真知 p.48-51

■アーカイブズネットワーク-南から北から-
 ホームページ「福島県双葉町の東日本大震災関係
  資料を将来に残す」開設            白井哲哉 p.52-54
 常総市公文書レスキュー緊急報告について      永井博 p.54-57
 武蔵野ふるさと歴史館開館によせて        田川良太
                         栗原一浩
                         高尾善希 p.57-60
 高松市公文書館開館              三好久美子 p.60-63
 大島漁協文庫設立へのあゆみ           窪田涼子 p.63-65

■書評と紹介
 久保田亨・瀬畑源著『国家と秘密 隠される公文書』
 安藤正人・吉田裕・久保田亨編『歴史学が問う 
  公文書の管理と情報公開』            渡邊健 p.66-69
 上島有著『中世アーカイブズ学序説』       長谷川伸 p.69-74
 国文学研究資料館編『幕藩政アーカイブズの
  総合的研究』                 青木佑一 p.74-76
 木部暢子著『災害に学ぶ 文化資源の保全と
  再生』                    石原凌河 p.76-77
 日本図書館情報学会研究委員会編『情報の
  評価とコレクション形成』           坂口貴弘 p.77-79

■会員刊行物情報             広報・公聴委員会 p.80-93
■全史料協この一年                     p.94-96
■全史料協会則                       p.97-107
■会誌投稿規定・執筆要領                  p.107-108

編集後記                          p.[109]


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 本書は非会員にも有償頒布しています。
 全史料協の出版物に関する問合せ先は、全史料協広報・広聴委員会事務局まで

〒918-8113
福井市下馬町51−11 福井県文書館
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 広報・広聴委員会
Tel  0776-33-8890 FAX 0776-33-8891

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 第99号
 2016年3月31日発行(季刊)

第41回秋田大会特集号

■大会テーマ・大会日程                   p.2
■開会行事
 会長あいさつ                  陣内容子 p.5
 共催者あいさつ                 堀井啓一 p.6
 来賓あいさつ                  上川陽子 p.7
                          齋藤敦 p.8

■総会                   全史料協事務局 p.10

■記念講演
 共催者あいさつ                 栗林次美 p.12
 公文書管理、そして公文書館への思いと期待    上川陽子 p.13

■委員会報告
 調査・研究委員会の今期の活動について
 -学校アーカイブズと地域の組織・団体
  アーカイブズ保存のために-     嶋田典人・山本太郎 p.21

■大会テーマ研究会
 大会趣旨説明              大会・研修委員会 p.25
 報告①大仙市の公文書・地域史料の保存
  ・利用とアーカイブズ構想について       高橋一倫 p.26
 報告②常陸大宮市における公文書・地域史料
  の保存と活用について             高村恵美 p.29
 報告③博物館と文書管理主幹課の連携による
  公文書・地域史料の保存と活用         田村光規
                         須崎幸夫 p.32

■ポスターセッション                    p.38
■研修会
 A 視察(大仙市の公文書・地域史料の保存管理) 高塚雅文 p.42
 B 公文書管理法の下での国の取組み等について   依田健 p.44
 C 博物館のない自治体の歴史資料保全活動
   -宮城県白石市の事例-           櫻井和人 p.47
 D 市民のための公文書管理とするために
   -公文書管理法5年見直しについての合同
   研究集会の実施とその共同ていげんについて- 保坂裕興 p.50
 E 利用者の視点に立った公文書館        渡辺英夫 p.53
■大会参加記
                         畑中康博 p.56
                        中野渡一耕 p.58
■第41回全史料協全国(秋田)大会を終えて     福原勝人 p.61
◇会員動向、編集後記                    p.63

全史料協事務局 埼玉県立文書館
〒330-0063
さいたま市浦和区高砂4‐3‐18
Tel  048-865-0112

広報・広聴委員会事務局 福井県文書館
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福井市下馬町51-11
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全史料協ホームページ:http://www.jsai.jp/

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会会報
<アーキビスト> 第85号 2016年3月30日発行

目次
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平成27年度総会記念講演会(第280回定例研究会)
 地方行政文書の文化財指定をめぐる成果と課題  地主智彦 p.1-6
第280回定例研究会参加記
 全史料協関東部会第280回定例研究会参加記     西光三 p.6-7
 地方行政文書の文化財指定をめぐる成果と
  課題 参加記                向山伸子 p.7-8
第281回定例研究会 松本市文書館視察見学
 松本市文書館開館から現在までの取り組み    小松芳郎 p.9-12
 松本市の統合文書庫整備と文書管理       小西敏章 p.12-14
第281回定例研究会参加記
 第281回定例研究会参加記          鈴木昌子 p.15-16
第282回定例研究会〜地方公文書館における講座事業の現在
 講座事業への取組
 ―文書館業務の中での位置づけ―        加納直恵 p.17-20
 アーカイブズ講座の目指すもの         薄井達雄 p.20-24
 埼玉県立文書館における普及事業
 〜子供体験事業を中心に〜           前田芳江 p.24-29
第282回定例研究会参加記
 第282回定例研究会参加記          金子未希 p.29-30
 全史料協関東部会 第282回定例研究会参加記 高木秀彰 p.30-31
第41回全史料協全国大会参加報告
 全史料協第41回全国大会への出展について(報告)     p.32

編集後記                         p.32

編集・発行者
 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会
〒211-0051 神奈川県川崎市中原区宮内 4-1-1 川崎市公文書館内
(編集担当:高野弘之  発行者:星野宏幹)
電話 044-733-3933 FAX 044-733-2400 

(小林)

■近世大名のアーカイブズ資源研究: 松代藩・真田家をめぐって

-国文学研究資料館編. 近世大名のアーカイブズ資源研究: 松代藩・真田家をめ
ぐって. 思文閣, 2016, 408p.
主な内容は以下の通りです。
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 序 章 アーカイブズ資源研究の動向と課題
  大友一雄・国文学研究資料館教授
第1編 藩庁の組織構造と記録管理
 第1章 松代藩・国元における行政組織とその場
  原田和彦・長野市立博物館学芸員
 第2章 家老職における執務記録の作成と保存
  太田尚宏・国文学研究資料館准教授
 第3章 真田家文書からみる松代藩組織構造と「物書」役
  宮澤崇士・長野市立博物館専門員
第2編 藩庁と藩庁外の記録管理システム
 第4章 江戸における大名課役をめぐる引継文書と藩政文書─松代藩の所々
火消勤役を事例に
  岩淵令治・学習院女子大学教授
 第5章 糸会所の記録作成・授受・管理と機能─記録管理システムと専売制
  西村慎太郎・国文学研究資料館准教授
 第6章 松代城下町町人地の行政情報蓄積様式にみる家と組織
  渡辺浩一・国文学研究資料館教授
 第7章 松代藩代官文書の管理と伝来について
  種村威史・国文学研究資料館研究員
 第8章 官僚制機構の末端としての村─藩地域研究とアーカイブズ研究との
接点
  福澤徹三・すみだ郷土文化資料館専門員
第3編 大名家伝来文書群と記録管理
 第9章 幕府老中職文書群に関する基礎的研究─松代藩公用方役人と文書シ
ステム
  大友一雄
 第10章 松代藩御納戸役の職掌と記録管理
  降幡浩樹・松代文化施設等管理事務所学芸員
 第11章 藩主生母の格式をめぐる意志決定の史料空間─九代藩主真田幸教生
母心戒の事例を中心に
  福田千鶴・九州大学教授
第4編 伝来と管理
 第12章 真田家印章の使用と伝来
  山中さゆり・松代文化施設等管理事務所専門員
 第13章 真田宝物館所蔵真田家文書の管理と容器の特質─目録編成に向けた
現状調査報告
  工藤航平・東京都公文書館専門員
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=9784784218400

from ブログ「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■律令制と正倉院の研究

-柳雄太郎. 律令制と正倉院の研究. 吉川弘文館, 2015, 378p.
主な内容は以下の通りです。
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第一部 律令制と公文書制度
 第一章 詔書式の成立
 第二章 勅符式と飛駅式
 第三章 太政官における四等官構成
 第四章 中務省の成立
 第五章 国分寺建立の詔の成立
 第六章 太政官奏から見た国史の原史料
第二部 日本古代の駅伝制
 第一章 伝の設置および但馬国の駅路
 第二章 律令伝制の成立と展開
 第三章 駅伝制の再編成
第三部 律令制と正倉院
 第一章 献物帳の基礎的考察
 第二章 東大寺献物帳と検珍財帳
 第三章 正倉院宝物の出納
 第四章 献物帳と奉勅
 第五章 正倉院宝物考
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b186312.html

from ブログ「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

■加賀前田家と尊経閣文庫: 文化財を守り、伝えた人々

-菊池紳一. 加賀前田家と尊経閣文庫: 文化財を守り、伝えた人々. 勉誠出版,
 2015, 464p.
主な内容は以下の通りです。
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序 言
第一部 尊経閣文庫伝統の事業
 第一章 前田家の図書蒐集 近世
 第二章 前田家の文化事業 近代
第二部 前田家の歴史とエピソード
 第一章 前田家のルーツ
 第二章 前田家三代
 第三章 まつ(芳春院)の江戸下向
 第四章 保科正之と前田家
第三部 尊経閣文庫の蔵書・蔵品
 第一章 尊経閣文庫所蔵文書と『鎌倉遺文』
 第二章 尊経閣文庫蔵「上杉憲英寄進状」について
 第三章 『松雲公採集遺編類纂』所収「持明院家文書」について
 第四章 『中外抄』紙背文書について
 第五章 尊経閣文庫所蔵『為房卿記』逸文について
 第六章 嘉元三年の乱に関する新史料について
 第七章 尊経閣文庫所蔵「天野系図」について
 第八章 鎌倉時代天野氏の系図について
 第九章 尊経閣文庫所蔵「青砥康重家譜」について
 第十章 尊経閣文庫所蔵「相馬系図」について
 第十一章 尊経閣文庫にある大坂の陣関係史料
 第十二章 尊経閣文庫所蔵の城絵図について
 第十三章 「職人歌合」成立の背景
 第十四章 前田家と後藤家刀装具のコレクションについて
あとがき
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100546

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(小林)

■アジア学の宝庫、東洋文庫: 東洋学の史料と研究

-東洋文庫編. アジア学の宝庫、東洋文庫: 東洋学の史料と研究. 勉誠出版,
 2015, 336p.
主な内容は以下の通りです。
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第1部 戦中・戦後の東洋文庫
 戦中・戦後の東洋文庫 斯波義信
 東洋文庫蔵書疎開雑記 星斌夫
第2部 座談会
 東洋文庫の現在と未来 山川尚義・濱下武志・田仲一成・平野健一郎・斯波
義信
第3部 東洋学の宝庫、東洋文庫へのいざない
 東洋文庫の敦煌吐魯番文書研究 池田温
 東洋文庫の地図学史関係資料 海野一隆
 東洋文庫と東洋学文献センター 竺沙雅章
 『譯書考異』─新型華夷譯語の発現 西田龍雄
 辻直四郎先生の南アジア研究 原實
 東洋文庫冬の時代 山根幸夫
 東洋文庫図書資料のオンライン検索及びデジタル化の歩み 田仲一成
 清朝の満洲語、満洲文字、北京官話、満洲語文献─東洋文庫の清代満洲語文
献類が持つ資料価値理解の一助として 石橋崇雄
 清代のアウトロー「光棍」とその取締り法 山本英史
 東洋文庫所蔵朝鮮本について 藤本幸夫
 東洋文庫所蔵のオスマン語及び欧文稀覯書の白眉について 鈴木董
 東洋文庫所蔵「北京全図」について 渡辺紘良
 「大明地理之圖」を模写した細矢玄俊と細矢(細谷)家 細谷良夫
 奇跡の書─東洋文庫蔵ジョン・セーリス『日本渡航記』の書物学的考察
 平野健一郎
 仁礼敬之の『北清見聞録』と黎明期のアジア主義 久保亨
 The Friend of Chinaより見るイギリスのアヘン貿易反対運動 新村容子
 東洋文庫の蘭学資料 片桐一男
 海を渡った皮紙(ヴェラム)文書─モロッコの契約文書コレクション 三浦
徹
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100457

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(小林)

■会計記録の研究

-工藤栄一郎. 会計記録の研究. 中央経済社, 2015, 236p.
主な内容は以下の通りです。
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序章 会計記録研究の意義
第1章 会計記録の本質
第2章 公証人制度と会計記録の社会的意義
第3章 商人教育と会計リテラシー
第4章 勘定記録の生成
第5章 複式記入の実践と記録様式
第6章 会計記録の知識化とその普及
第7章 会計記録手続きの論理
第8章 教育制度の充実と会計記録に関する論理の深化
第9章 西洋式会計記録の移転と普及
第10章 会計記録理論の展開
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.biz-book.jp/%E4%BC%9A%E8%A8%88%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6/isbn/978-4-502-13751-8

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(小林)

■古代中世の文書管理と官人

-井上幸治. 古代中世の文書管理と官人. 八木書店, 2016, 480p.
主な内容は以下の通りです。
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序にかえて
第一部 公家官僚制への変化
 第一章 太政官弁官局の実務職員(史)の変遷と背景
 第二章 平安時代中後期における外記・官史のライフサイクル
 第三章 承久の乱後の官人編成
第二部 平安時代の文簿保管
 第四章 平安時代前中期における文簿保管策
 第五章 私有官文書群の形成
 第六章 平安時代中後期の文殿
 第七章 摂関家における文簿保管
第三部 文簿保管と官職の世襲
 第八章 家業と官職の関係
 補論 小槻山君と小槻宿禰
 第九章 官務小槻氏の確立
 第十章 局務中原・清原氏の確立
 第十一章 「官司請負制」の内実
終 章
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2127

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(小林)

■日記・古記録の世界

-倉本一宏編. 日記・古記録の世界. 思文閣出版, 2015, 792p.
主な内容は以下の通りです。
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序に代えて─日記と古記録について─(倉本一宏)
第I部 日記・古記録の本質
 「日記」および「日記文学」概念史大概(鈴木貞美)
 「日記」という文献(近藤好和)
  ─その実態の多様性─
 茶会記の成立(松薗斉)
  ─日記・古記録学の視点から─
 日記と日記文学(カレル・フィアラ)
 日記と僧伝の間(榎本渉)
  ─『空華日用工夫略集』の周辺─
第II部 日記・古記録を記すということ
 具注暦と日記(山下克明)
 古記録の裏書について(倉本一宏)
  ─特に『御堂関白記』自筆本について─
 日記から歴史物語へ(中村康夫)
  ─政変をめぐって─
 記す祭と記さない祭(上野勝之)
  ─貴族の邸内祭祀に見る古記録の記載基準─
 藤原行成が『権記』に記した秘事(板倉則衣)
  ─なぜ日記を書き残すのか─
 近世琉球における日記の作法(下郡剛)
  ─那覇役人福地家の日記をとおして─
第III部 日記・古記録の記主をめぐって
 宇多天皇の文体(佐藤全敏)
 日記における記主の官職名表記についての検討(小倉慈司)
 日記の亡佚に関する一考察(今谷明)
  ─記主と権力の緊張関係について─
 記事の筆録態度にみる記主の意識(尾上陽介)
  ─記事を書くこと、書かないこと─
 日記を書く天皇(西村さとみ)
 一人称形式かな日記の成立をめぐって(久富木原玲)
 『台記』に見る藤原頼長のセクシュアリティの再検討(三橋順子)
第IV部 日記・古記録の伝来
 かへりきにける阿倍仲麻呂(荒木浩)
  ─『土左日記』異文と『新唐書』─
 『御堂関白記』古写本の書写態度(名和修)
 『小右記』と『左経記』の記載方法と保存形態(三橋正)
  ─古記録文化の確立─
 公家史料の申沙汰記(井原今朝男)
  ─日記と古文書を結ぶ史料群─
 真言門跡寺院における文書と日記(上島享)
  ─勧修寺大経蔵からみえるもの─
 『西宮記』勘物の諸本間の配列について(堀井佳代子)
  ─六月・七月勘物の書写方法から─
 殿下乗合事件(曽我良成)
  ─「物語」に秘めた真実と「日記」に潜む誤解─
第V部 日記・古記録の使われ方
 渡海日記と文書の引載(森公章)
  ─古記録学的分析の試みとして─
 平安貴族による日記利用の諸形態(加藤友康)
 藤原行成『権記』と『新撰年中行事』(古瀬奈津子)
  ─引用された式と日記を手がかりに─
 『明月記』の写本学研究(藤本孝一)
  ─貴族日記と有職故実書─
第VI部 日記・古記録を素材として
 国司苛政上訴寸考(磐下徹)
  ─日記を用いた処理手続きの復元─
 『宮中御懺法講絵巻』(三千院所蔵)の再検討(末松剛)
  ─記録性の視点から─
 日記逸文から読み取れること(古藤真平)
  ─『宇多天皇御記』の壺切由来記事の考察から─
 一条天皇と祥瑞(有富純也)
 検非違使官人の日記(中町美香子)
  ─『清?眼抄』に見る焼亡奏と「三町」─
 ペリーがくるまでは、やはり鎖国である。(井上章一)
  ─オランダ商館日記から─
跋語に代えて
 ─「日記の総合的研究“The Synthetic Researches of Japanese Diaries”」
について─
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=9784784217946

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(小林)

■姓氏・家紋・花押

-荻野三七彦. 姓氏・家紋・花押. 吉川弘文館, 2014, 280p, (読みなおす日本史).
主な内容は以下の通りです。
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1 花押
 花押と日本史の謎
2 紋章
 紋章と日本人
 武門の象徴 姓氏と紋章
 紋章研究の手引き─楯紋・旗紋・幕紋の考察
3 姓氏
 苗字と地名
 姓氏と古文書
 めくら系図批判
4 古文書
 古文書の復活─古文書とはこういうものである
 偽文書の始末
 堀直寄鉄砲注文書─大坂夏の陣の新史料として
 由比正雪の自筆消息
 門松の古文書
 晩秋の法隆寺村にて
あとがき
『姓氏・家紋・花押』を読む…小和田哲男
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b182056.html

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(小林)

■逐条解説公文書等の管理に関する法律

-宇賀克也. 逐条解説公文書等の管理に関する法律. 第3版. 第一法規, 2015,
 408p.
主な内容は以下の通りです。
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第1章 公文書管理法と関係政令の制定経緯
第2章 有識者会議最終報告の検討と国会における修正
第3章 公文書管理法の逐条解説
第4章 関係法令の改正
第5章 地方公共団体の課題
資料編
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.daiichihoki.co.jp/store/products/detail/101906.html

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(小林)

■デジタル・アーカイブとは何か: 理論と実践

-岡本真, 柳与志夫責任編集. デジタル・アーカイブとは何か: 理論と実践.
 勉誠出版, 2015, 256p.
主な内容は以下の通りです。
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序論 柳与志夫
第1部:アーカイブからデジタル・アーカイブへ
 忘れ得ぬ日本列島 国立デジタルアーカイブセンター創設に向けて 影山
幸一
 「誰でも」とは誰か─デジタル・アーカイブのユーザを考える 江上敏哲
 デジタル・アーカイブの可能性と課題 古賀崇
 アーカイブズからデジタルアーカイブズへ 秋田県デジタル・アーカイブの
実践をとおして 山崎博樹
インタビュー:「ナショナル・デジタル・アーカイブをめざして」 長尾真
 田村俊作
第2部:デジタル・アーカイブの条件
 図書館における電子図書館サービスの事例(札幌市中央図書館) 浅野隆夫
 デジタル・アーカイブ構築に当たって考えるべきこと 大場利康
 デジタル・アーカイブの鍛え方─公開から始まる継続的な改善を駆動する方
法論 北本朝展
座談会「実践するデジタル・アーカイブ」 岡本真 上田啓未/嘉村哲郎/熊
谷慎一郎/小村愛美/花田一郎
第3部:これからのデジタル・アーカイブ
 Europeanaとこれからのデジタル・アーカイブ─創設メンバーが見る過去と
未来 杉本豪
 デジタル・アーカイブとしての出版コンテンツ 湯浅俊彦
 将来の電子文書館とその発展方法 戴先明
あとがき 岡本真
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100484

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(小林)

■デジタルアーカイブの資料基盤と開発技法: 記録遺産学への視点

-水嶋英治, 谷口知司, 逸村裕編著. デジタルアーカイブの資料基盤と開発技
法: 記録遺産学への視点. 晃洋書房, 2016, 244p.
主な内容は以下の通りです。
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基礎編
 記録を創り、記録を残す-記録遺産とデジタルアーカイブ
 記録を活かし、記録を循環させる-デジタルアーカイブの学術情報
 デジタル情報記録管理と開発のための人材養成
理論・実技編
 デジタルおよび情報記録(取得)の基礎
 デジタルアーカイブの著作権処理
 古文書、稀覯書の撮影
 古文書等の複写撮影の方法(平面資料、真俯瞰撮影)
 文化財撮影に必要な技術要件(立体物)
事例編
 渋沢栄一記念財団
 科学館における無形資料の保存と活用
 オーシマ・スタジオの事例
 龍谷大学図書館デジタルアーカイブの事例
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.koyoshobo.co.jp/booklist/11653/

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(小林)

■情報の評価とコレクション形成

-日本図書館情報学会研究委員会編. 情報の評価とコレクション形成. 勉誠出
版, 2015, 176p, (わかる!図書館情報学シリーズ, 2).
主な内容は以下の通りです。
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第1部 情報の評価
 第1章 利用者の視点にもとづく情報と情報源の評価 齋藤泰則(明治大学)
 第2章 学術情報の評価 小野寺夏生(筑波大学名誉教授)
 第3章 ウェブ情報源の評価 佐藤翔(同志社大学)
 第4章 蔵書の評価と資料選択 大場博幸(文教大学)
第2部 コレクション形成
 第1章 コレクションとは 安井一徳(国立国会図書館)
 第2章 日本の図書館のコレクションの現状 大谷康晴(日本女子大学)
 第3章 学校図書館のコレクション形成 河西由美子(鶴見大学)
 第4章 大学図書館のコレクション 佐藤義則(東北学院大学)
 第5章 文書資料と文書館・アーカイブズ 古賀崇(天理大学)
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100515

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(小林)

■古文書はいかに歴史を描くのか: フィールドワークがつなぐ過去と未来

-白水智. 古文書はいかに歴史を描くのか: フィールドワークがつなぐ過去と未
来. NHK出版, 2015, 320p, (NHKブックス, 1236).
主な内容は以下の通りです。
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序章 知られざる歴史研究の舞台裏
第1章 古文書とは何か
第2章 史料調査の日々-フィールドワークの重要性
第3章 史料の調査と整理を考える
第4章 史料の具体的整理方法
第5章 発掘・整理した史料から歴史を読み解く
第6章 歴史史料と現代ー散逸か保存か
終章 長野県北部震災を経て
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912362015.html

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(小林)

■被災写真救済の手引き: 津波・洪水などで水損した写真への対応マニュアル

-RD3プロジェクト. 被災写真救済の手引き: 津波・洪水などで水損した写真へ
の対応マニュアル. 国書刊行会, 2016, 160p.
主な内容は以下の通りです。
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第1章 プロジェクトについて
 1 ─ 活動の目標
 2 ─ 活動の特徴
 3 ─ 実際の活動
 4 ─ 運営組織
第2章 被災写真救済一次対応マニュアル
 1 ─ 準備事項
 2 ─ 共通手順
 3 ─ プリント写真
 4 ─ コンタクトプリント/ネガシート
 5 ─ リバーサルフィルム(スライド)
 6 ─ ガラス乾板
第3章 災害への備え
 1 ─ 当プロジェクトの経験から
 2 ─ 共通事項
 3 ─ 媒体別の対処
第4章 その他の活動
 1 ─ 講演会
 2 ─ 展示とイベント
 3 ─ 各種発表
 4 ─ 主要関連記事・報道
 5 ─ 財源
 6 ─ 活動参加者の声 ─ボランティア・インタビュー─
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336059260/

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(小林)

■地域と人びとをささえる資料: 古文書からプランクトンまで

-神奈川地域資料保全ネットワーク編. 地域と人びとをささえる資料: 古文書
からプランクトンまで. 勉誠出版, 2016, 320p.
主な内容は以下の通りです。
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序 言 田中史生
第一部 地域と人びとをささえる資料─文字資料から自然史資料まで
 資料ネットの方向を問い直す 多和田雅保
 人びとの「生存」を支える資料と歴史─三・一一後の東北でのフォーラムの
経験から 大門正克
 『かまくらの女性史』と地域資料─編さん作業十年の過程から 横松佐智子
 博物館自然史資料の重要性─文化財レスキューの経験から 山本真土
 討論 地域資料を考える
第二部 地域資料と対話する
 海洋生物資料と地域社会 菊池知彦
 地域における学校史料 多和田真理子
 鈴木重雄への旅 松岡弘之
 気仙沼大島漁協資料の保全と漁協文庫の建設 窪田涼子
 千葉資料救済ネットの現状と課題 小田真裕
 新聞社と地域資料 平松晃一
 神奈川県立図書館の地域資料 水品左千子
 アーカイブズと地域社会─寒川文書館におけるレファレンスの事例から
 高木秀彰
 地域でいきる「ネットワーク」をめざして─神奈川資料ネットの活動から
 宇野淳子
 今を未来に伝えるために─地域資料を守るとは? 林貴史
あとがき 浅野充
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100611

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(小林)

■災害に学ぶ: 文化資源の保全と再生

-木部暢子編. 災害に学ぶ: 文化資源の保全と再生. 勉誠出版, 2015, 256p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに 木部暢子
津波を超えて闇から光へ 山浦玄嗣
昭和三陸津波後の集落にみるコンパクトな復興 岡村健太郎
ミュージアム展示における<被災者>像,<復興>像の検討 寺田匡宏
多言語社会における災害時緊急マニュアル 金愛蘭
生活文化の記憶を取り戻す─文化財レスキューの現場から 日高真吾
生を目指す復興─被災地の信仰と芸能を通して 林勲男
文化財レスキューを展示する─文化財レスキュー活動を通した地域の多元的ネ
ットワークと博物館 葉山茂
被災した場とモノから考える─気仙沼市・三浦家の事例から 川村清志・小池
淳一
救出した歴史資料から見る歴史の再発見─茨城を事例に 西村慎太郎
被災アーカイブズの救助・復旧─東日本大震災“前”“後”これから 青木睦
東日本大震災における被災行政文書のレスキュー記録化活動 林貴史
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100450

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(小林)

■学校・施設アーカイブズ入門

-学校・施設アーカイブズ研究会編. 学校・施設アーカイブズ入門. 大空社,
 2015, 115p.
主な内容は以下の通りです。
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第1章 学校・施設アーカイブズの意義と運営
 アーカイブズとは何か
 図書館や博物館との違い
 学校・施設アーカイブズの必要性と活用法
 学校・施設アーカイブズづくりの手順
第2章 学校・施設アーカイブズの事例
 特別支援学校の事例
 福祉施設の事例
第3章 学校・施設アーカイブズの課題と展望
 機能の確立と担当分掌の明確化
 スペースの確保と保存対策
 記録史資料の収集・整理・保存
 記録史資料の活用
 意識と理解
 相互の連携
資料
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.ozorasha.co.jp/

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(小林)

■過去を伝える、今を遺す: 歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか

-九州史学会, 史学会編. 過去を伝える、今を遺す: 歴史資料、文化遺産、情報
資源は誰のものか. 山川出版社, 2015, 256p, (史学会125周年リレーシンポジ
ウム2014, 4).
主な内容は以下の通りです。
----------
はじめに
第I部 文化遺産管理の現場で
 対馬宗家文書の現近代 - 「宗家文庫」の伝来過程から
 歴史学とデジタル化 - 韓国の事例から
第II部 資料、市民、公共性
 文化遺産の継承そして創造へ - 参加型考古学を試みる
 アーカイブズ資料情報の共有と継承 - 集合記憶の管理を担うのは誰か
 高校世界史と教科「情報」 - クリティカル・シンキングから歴史的思考力へ
第III部 資料を越えて
 公共考古学の可能性
 現代の記録を未来へ - アーカイビングにかかわる責任の連続
 歴史資料をめぐる「よそ者」と「当事者」 - 専門家的知性と市民的知性
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.yamakawa.co.jp/product/detail/2459/

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(小林)

■記憶が歴史資料になるとき: 遠藤家文書と歴史資料保全

-天野真志. 記憶が歴史資料になるとき: 遠藤家文書と歴史資料保全. 蕃山房,
 2016, 78p, (よみがえるふるさとの歴史, 11).
出版者による紹介が以下のページにあります。
http://banzanbou.com/annai/#book013

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(小林)

■アーカイブズと文書管理: 米国型記録管理システムの形成と日本

-坂口貴弘. アーカイブズと文書管理: 米国型記録管理システムの形成と日本.
 勉誠出版, 2016, 400p.
主な内容は以下の通りです。
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はしがき
序章 本書の課題
第1部 米国型文書検索システムの形成:シカゴ万博から第二次世界大戦後まで
 第1章 検索手段としての文書整理法とその改革
 第2章 米国型文書整理法の普及と教育
 第3章 米国国立公文書館における検索手段の誕生:文書整理法との関係を
中心に
第2部 第二次世界大戦前後の米国における文書選別処分・配置システム
 第4章 米国連邦政府における文書選別処分システムの確立
 第5章 レコード・マネジメントの成立と文書配置システム
第3部 近現代日本における米国型記録管理システムの導入
 第6章 米国型文書検索・配置システムの受容と変容:集中から分散へ
 第7章 日本占領と米国型記録管理システム:GHQ/SCAPによるアーカイブズ
調査
 第8章 戦後の文書管理改善運動における保存と廃棄:選別処分システムの
視点から
終章 文書管理とアーカイブズの連携に向けて
あとがき
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100601

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(小林)

■レコード・マネジメント・ハンドブック: 記録管理・アーカイブズ管理のた
めの

-エリザベス・シェパード, ジェフリー・ヨー共著. 森本祥子, 平野泉, 松崎
裕子編訳. レコード・マネジメント・ハンドブック: 記録管理・アーカイブズ
管理のための. 日外アソシエーツ, 2016, 400p.
主な内容は以下の通りです。
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第1章 レコード・マネジメントを理解する
第2章 レコード・マネジメントのコンテクストを分析する
第3章 レコードを分類し、コンテクストをドキュメント化する
第4章 レコードを作成して取り込む
第5章 評価選別、リテンション、処分を管理する
第6章 レコードを保持し完全性を確保する
第7章 アクセスを提供する
第8章 レコード・マネジメントを導入する:実務および管理上の諸問題
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/nga_search.cgi?KIND=BOOK&ID=A2611

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(小林)

■史料論

-大津透, 桜井英治, 藤井讓治, 吉田裕, 李成市編. 史料論. 岩波書店, 2015,
 299p, (岩波講座日本歴史, 21).
主な内容は以下の通りです。
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序論 史料論の今日的課題と成果
木簡史料論
国史の編纂─『日本書紀』と五国史の比較
中世史料学の現在
中世史と考古学
画像資料と歴史研究・叙述・教育
近世史料と調査論
アーカイブズと歴史学
オーラルヒストリーの展開と課題─歴史学と社会学の狭間から
近現代展示論─歴博「現代展示」の経験を通して
歴史資料の保全と活用─大規模災害と歴史学
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/01/0/0113410.html

from ブログ「Daily Searchivist」 http://d.hatena.ne.jp/searchivist/

(小林)

びぶろす-Biblos 73号(平成28年7月)

発行/国立国会図書館総務部
ISSN:1344-8412 

目次
【特集:公文書を探索する】
『特集:公文書を探索する』にあたって

公文書館の国際的動向をめぐって
 学習院大学文学部教授 保坂裕興
国立公文書館の活動について
 国立公文書館総務課企画法規係公文書専門員 長谷川貴志
宮内庁宮内公文書館の紹介
 宮内庁書陵部図書課宮内公文書館公文書調査室 辻岡健志
外務省外交史料館の所蔵史料・活動の概要
 外務省大臣官房総務課外交史料館 日向玲理
近現代政治史を映す憲政資料
 国立国会図書館利用者サービス部政治史料課 鈴木宏宗
欧州議会とアーカイブ ―歴史公文書部門を訪問して―
 国立国会図書館調査及び立法考査局議会官庁資料課 舟越瑞枝

ニュージーランド図書館訪問記:国立図書館、市立図書館、議会図書館
 国立国会図書館総務部支部図書館・協力課 横田志帆子

国立国会図書館 利用者アンケートご協力のお願い
日誌(平成28年4月~平成28年6月)
国立国会図書館刊行物紹介(平成28年4月~平成28年6月)

http://www.ndl.go.jp/jp/publication/biblos/index.html

(小林)

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