『地方史研究』 地方史研究協議会刊行

日本アーカイブス学会大会企画研究会を聞いて
小谷啓人
地方史研究 74(5),431
2024.10 p.78-81

全国史料ネット研究交流会 in 首都圏に参加して
伴野文亮
地方史研究 74(4),430
2024.8 p.100-104

全史料協全国(東京)大会に参加して
山田之恵
地方史研究 74(3),429
2024. 6 p. 88-90

「令和五年度日本大震災アーカイブシンポジウムー震災遺産と地域文での継承を目指して一」に参加にして
川上真理
地方史研究 74(3),429
2024.6 p.81-87

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 No.116 2024 - 9

会長あいさつ これからの全史料協に向けて、現状と課題、そして会員のみなさんに期待すること 1
第1回役員会レポート 4
令和6年度全史料協総会 5
別報告 令和6年能登半島地震への対応について 7
全史料協全国(仙台)大会へのお誘い 11
会員動向、編集後記 12

(小林)

尼崎市新型コロナウイルス感染症「記録と検証」プロジェクト報告書

このほど、尼崎市新型コロナウイルス感染症「記録と検証」プロジェクト
報告書を公開しましたので、お知らせします。刊行物を発行したほか、
市公式サイトにPDFデータを掲載しています。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/bunkazai_0/1038784/index.html

他市においても同様の趣旨の報告書が作成・公開されていますが、本市の
場合はあまがさきアーカイブズが調査・編集を所管し、幹部職員や元市長、
現場職員など計52人からの聞き取り調査を行い収録したうえで、市の組織
運営や意思決定上の問題点・課題に踏み込んで検証を行うなど、独自性の
濃いものとなっています。

アーカイブズやオーラル・ヒストリーといった観点から、ぜひ多くの方に
ご覧いただき、ご評価いただければと考えています。
学会等の場におきまして、こういった報告書、さらには「記録と検証」に
関する自治体の取り組みについて、書評などの形でご評価いただける場合は
必要に応じて印刷物版の報告書もご用意できますので、ぜひご一方ください。
よろしくお願いします。

(辻川)

アーカイブズ学研究 第40号

編集・発行 日本アーカイブズ学会 2024年6月 

論文
個人文書における概要調査の実践研究
―サンパウロ人文科学研究所所蔵の個人文書を事例に一 清水 邦俊 04

■特集 大学におけるアーキビスト養成の現状と課題
企画趣旨                                 26
日本のアーカイブズ制度の進展とその担い手           高埜 利彦 27
戦後日本のアーカイブズの成り立ちとアーキビスト養成
一東北大学「認証アーキビスト養成コース」開設に寄せて一    大藤 修 35
東北大学におけるアーキビスト養成教育と
「認証アーキビスト養成コース」設置過程            加藤 諭 41
アーカイブズ学の発展と専門職養成のための諸課題について
 一学習院大学の教育と研究を事例として一           下重 直樹 49
昭和女子大学大学院におけるアーキビスト養成プログラム導
入と今後の課題について                    野口 朋隆 61
大阪大学アーカイブズにおける認証アーキビスト
養成教育一現状と課題一                    菅  真城 68
島根大学大学院におけるアーカイブズ学教育と
アーキビスト養成の現状と課題                 清原 和之 77

■参加記
ICAアブダビ2023大会参加報告                  筒井 弥生 90

■書評
吉川紗里矢著『江戸幕府の役職就任と文書管理』          野口 朋隆 96
中京大学社会科学研究所アーカイブズ研究プロジェクト編
『「国民の共有財産」としての公文書管理』            東  寛人 102
特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構編、
 井上透・大井将生・細川季穂責任編集
『デジタルアーカイブの理論と実践:デジタルアーキビスト入門』  大月 希望 108

■会告
日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程     113
「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト」申請要項     121
「日本アーカイブズ学会登録アーキビスト」登録更新申請要項 123
2023年度認定日本アーカイブズ学会登録アーキビスト名簿   125
学会活動記録(2023年〜2024年)               126
投稿規程/執筆要領                    128
編集後記                         130

(小林)

■アーカイブズ学用語辞典

-アーカイブズ学用語研究会編. アーカイブズ学用語辞典. 柏書房, 2024, 476p.
出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760155316


※Daily Searchivistは、2004年7月17日に正式公開してより満20年を迎えました。
 アーカイブズに関する情報の共有を目指して始めたブログですが、20年を経て
この言葉も広く知られるようになり、一定の役割を果たせたのではないかと考え
ております。
 そこで、この節目を機に、Daily Searchivistの更新を終了することにしました。
 なお、これまでの記事は公開を継続します。
 これまでのご愛読、誠にありがとうございました。 坂口貴弘

from ブログ「Daily Searchivist」 https://searchivist.hatenablog.jp/

(小林)

■続・アーカイブズ論: 記録のしくみと情報社会

-スー・マケミッシュ; マイケル・ピゴット; バーバラ・リード; フランク・アッ
プウォード編. 安藤正人監修. 石原一則; 大木悠佑; 坂口貴弘; 塚田治郎; 平野
泉; 保坂裕興; 森本祥子訳. 続・アーカイブズ論: 記録のしくみと情報社会.
 明石書店, 2023, 304p.
主な内容は以下の通りです。
----------
翻訳にあたって
日本語版に寄せて
第1章 ドキュメント
第2章 レコード
第3章 アーカイブ
第4章 アーカイブズ
第5章 レコード・コンティニュアム
第6章 アーカイブズと記憶
次の本について
Introduction to the Japanese Edition
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.akashi.co.jp/book/b623848.html

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(小林)

■アーカイブズ学入門

-大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館編. アーカイブズ学
入門. 勉誠社, 2024, 256p.
主な内容は以下の通りです。
----------
はしがき 渡辺浩一
第1講 現代のアーカイブズとアーキビストの役割 渡辺浩一
第2講 アーカイブズ資源論 藤實久美子
第3講 アーカイブズ・レコード・マネージメント論 中村崇高
第4講 民間アーカイブズ・コントロール論 太田尚宏
第5講 アーカイブズと情報コントロール 橋本陽
第6講 アーカイブズの記述編成 西村慎太郎
第7講 自然科学系のアーカイブズ 菊谷英司
第8講 アーカイブズの保存修復 金山正子
第9講 アーカイブズにおける社会貢献─「文化財」から「公共財」へ 加藤
聖文
第10講 地域とアーカイブズ 蓮沼素子
第11講 アーカイブズ管理・利用1─都道府県の例 関根豊
第12講 アーカイブズ管理・利用2─市区町村の例 河野未央
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=103743

from ブログ「Daily Searchivist」 https://searchivist.hatenablog.jp/

(小林)

DJIレポート №136  20240630

【 №136 20240630 目次】
もっと考えよう!藤沢市文書館……………………………1
散歩道 記録管理学会研究大会@広島/消息………………2
文献/あしあと/活動……………………………………………3
巻末随想①祖母の卒業証書②宮島の鹿,他…………………4

※電子版はhttps://www.djichiiyoko.com/2024/06/30/djiレポート-no-136/
で読めます。

(小林)

京都大学 大学文書館だより 第46号
2024年4月30日 京都大学大学文書館発行

目次
ハイデルベルク大学に学んだ初期の京大教員たち  久野譲太郎 2
研究者アーカイブズの収集・保存・公開について
一高田保馬関係資料の公開の意義から考える一    堀内暢行 4

日誌                            6

大学文書館の動き:                     7
 フランスから研修生を受け入れました
 松田陽一寄贈資料(追加分)の寄贈を受け入れました

1931年2月理学部地質学鈜物学教室火災の顛末   橋本陽 8

(小林)

史料ネット News Letter第99号 2024年4月15日(月)
編集・発行:歴史資料ネットワーク

2024年能登半島地震特集

2024年能登半島地震特集にあたって 歴史資料ネットワーク事務局 2
能登半島地震と「いしかわ史料ネット」の設立 上田 長生 3
羽昨市の文化財レスキューのとりくみ 中野 知幸 4
高岡市立博物館の文化財レスキュー 仁ヶ竹 亮介 5
富山県氷見市における文化財レスキューの取り組み 廣瀬直樹 6
能登半島地震と新潟歴史資料救済ネットワーク 原直史 7

2024年能登半島地震で被災した歴史資料保全活動への支援募金のお願い 2
2024年能登半島地震被災歴史資料保全活動支援募金ご協力の御礼 8

歴史資料ネットワーク
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1−1 神戸大学文学部内
Tel・Fax:078-803-5564(平日の午後1時〜5時)
Email:s-net@lit.kobe-u.ac.jp/  WEB http://siryo-net.jp

(小林)

全史料協関東部会会報 第101号

アーキビスト ARCHIVIST
2024•3 No.101

◆第318回定例研究会「学校教育が求めるアーカイブズとは」
報告「高校の新歴史科目「歴史総合」「日本史(世界史)探究」を見据えて」 風間 洋 1
コメント「報告の課題に対するコメント」 新井浩文 4
参加記「第318回定例研究会に参加して考えること」 富田健司 6
参加記「全史料協関東部会 第318回定例研究会参加記」 長井 勉 8

◆第319回定例研究会「災害誌と自治体史 一震災復興の内と外ー」
報告「災害誌と自治体史 一震災復興の内と外ー」 泉田邦彦 10
参加記「「大字誌」について考えたこと」 富善一敏 15
参加記「第319回定例研究会参加記」 磯部国良 17

◆第320回定例研究会「会計年度任用職員制度とアーキビスト」
報告「専門職はなぜ非正規化してきたのか」 上林 陽治 18
報告「認証アーキビストをいかに育てるか一会計年度任用職員としての経験から一」 大月英雄 21
参加記「全史料協関東部会第 320回定例研究会に参加して」 宮崎翔一 25
参加記「第 320 回定例研究会参加記」 澤内 一晃 26

◆編集後記 28

編集・発行 全史料協関東部会
〒180-0022 東京都武蔵野市境5−15−5
武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館内[編集担当 菊池悠介】
関東部会公式アドレス:http://www.jsai-kanto.jp/

(小林)

史料ネット News Letter第98号 2024年3月22日(金)

編集・発行 歴史資料ネットワーク

巻頭言 そうではない、そのためではない場所で、「それ」を日常行為として行う 戸部 愛菜 2
歴史資料ネットワークによる能登半島地震対応について 小野塚 航一 3

兵庫県立御影高等学校の課題探求型授業に協力しました
 ・2022度GS課題研究歴史文化セミナーでの取り組みについて 百濟 正人 4
 ・嘉納治五郎の事績に対する顕彰について~東灘・影地域での教育活動に着目して〜 伊集院 琥珀 5
 ・体験型イベントから考える地域歴史遺産の保存と活用
  ~「影」地域のまち歩きイベントを事例として〜 辰巳楽々 5
 ・日本酒の魅力を酒粕を活用して発信していくためには~神戸・東灘地域での取り組み~ 福岡 芹菜 6
 ・歴史資料に対する考え方を変えていくためには~デジタル資料保存のあり方から考える~ 石橋 涼 7

台風13号に伴う茨城史料ネットによる水損資料レスキュー活動報告 尾崎 紗耶香 8
シンポジウム「古文書から地域の歴史を紡ぐ一岡本家文書の今までとこれから一」開催報告にかえて
  〜「幕引き」を見届けつつ、次代につなげる~ 河野 未央 9

「被災資料の取り扱いを学ぶ一災害時の初動から保全まで一」全4回ワークショップに参加して 永田 千晃 10

2024年能登半島地震で被災した歴史資料保全活動への支援募金のお願い 12
2024年能登半島地震被災歴史資料保全活動支援募金ご協力の礼 12

(小林)

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会報 No.115

2024 - 3
ホームページアドレス:http://www.jsai.jp

第49回東京大会特集号

■大会テーマ・大会日程  2
■開会行事
会長あいさつ 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会会長 辻川斁 3
共催者あいさつ 駒澤大学学長 各務洋子 4
共催者あいさつ 昭和女子大学総長 坂東員理子 5
来賓あいさつ 独立行政法人国立公文書館理事山谷英之 6

■研修会
A 施設見学 広報・広聴委員会 7
B ヨーロッパにおける基礎自治体の文書管理と専門職ーイタリアの地方から日本のアーカイブズの明日を探る
           昭和女子大学大学院准教授湯上良 9
C 被爆者運動史料の整理・保存・活用一戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの取り組みー
     昭和女子大学大学院 印出 也美 12
     本庄第一高等学校 吉村 知華

■特別講演会
料紙研究とアーカイブ 元昭和女子大学大学院教授・和紙文化研究会副会長 増田勝彦 18

■特別報告
アーキビスト認証の取組について一准認証アーキビストの創設を中心に独立行政法人国立公文書館 中野佳 21

■大会テーマ研究会「自治体アーカイブズの現在と未来」
大会趣旨説明 大会・研修委員会 24
報告1 東京都の基礎自治体における文書管理~アンケート調査から見るその実態と課題~東京都公文書館西木浩一 26
報告2 自治体アーカイブズのこれまでとこれから〜あまがさきアーカイブズの新たな挑戦〜
                           尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ河野未央 29
報告3 公文書管理条例・歴史公文書等保存条例と自治体アーカイブズの行方 ~市町村との連携と防災への対応等~
                           元鳥取県立公文書館 田中健一 32
質疑・総合討論                          大会・研修委員会 35

■ポスターセッション                                    45

■大会参加記
茨城県立歴史館 武子 裕美 50
松本市文書館 木曾 寿紀 51
松本大学 福嶋 紀子 54

■第49回全史料協全国(東京)大会を終えて
大会を終えて 大会・研修委員会事務局 55

■全史料協の今後の運営について一会員のための全史料協であるために一
会長ステートメント 57
総会シンポジウムの記録 63
◆会員動向、お知らせ、編集後記など 72

(小林)

会誌 記録と史料 第34号

発行 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 2024年3月

■特集・アーカイブズにおける基礎概念の再検討
特集にあたって 広報・広聴委員会 1
フォンド尊重 京都大学大学文書館 橋本 陽 2
「組織アーカイブズ」と「収集アーカイブズ」に関する概念の再考 東京大学文書館 小澤梓 10
「選別」と「評価」概念の再検討 学習院大学人文科学研究所 阿久津 美紀  18
「編成」「記述」再考 立教大学共生社会研究センター 平野 泉 26

■アーキビストの眼
「裁判所の記録の保存・廃棄の在り方に関する調査報告書」から裁判所の文書管理を考える 渡邉佳子 34
『歴史をひもとく藤沢の資料』シリーズの刊行と地域史料整理の試み 藤沢市文書館山田之恵 39
「認証アーキビストが一堂に会する会 2023」の開催について 認証アーキビストが一堂に会する会2023実行委員会 宮田克成 47
鳥取県立公文書館におけるRPAを活用した評価選別について 鳥取県立公文書館 新林えり 55

■世界の窓
インターパレス・プロジェクトについて 京都大学大学文書館 橋本陽 64
アイルランドのアーカイブズ機関訪問記 追手門学院大学 藤吉 圭二 68

■アーカイブズ・ネットワーク    72
Saasを利用した収蔵資料検索システムの構築事業について 千葉県文書館 柏原 洋太
天草市立天草アーカイブズのリニューアルオープン 天草市立天草アーカイブズ 松野 恭子
さぬき市公文書館の開館について さぬき市公文書館 鶴身昌大
長岡市歴史文書館の開館 長岡市歴史文書館 田中 洋史

■書評と紹介      84
友岡史仁編著『公文書管理一自治体条例制定・文書管理保存実務』 広島県立文書館 新原 淳弘
佐野豆・山谷清志監修、岡本哲和編著『政策と情報』 天理大学 古賀 崇
佐藤大介・川内淳史編『COVID-19の下で、記録に向き合う博物館、史料レスキュー活動と状況の記録』 大磯町郷土資料館 鷹野真子
水谷長志編著『ミュージアム・ライブラリとミュージアム・アーカイブズ』 県立長野図書館 森いづみ
スー・マケミッシュほか編、安藤正人ほか訳『アーカイブズ論一記録のちからと現代社会』 富永 一也
スー・マケミッシュほか編、安藤正人監修、石原一則ほか訳
『続・アーカイブズ論一記録のしくみと情報社会』

宮間純一編『公文書管理法時代の自治体と文書管理』 学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻 坂本昭彦
吉田富美子著『自分でできるファミリーヒストリーを調べよう!ご先祖の足跡と家族の物語を辿って作るノート』 米沢市上杉博物館佐藤 正三郎

園田直子編『持続可能な博物館資料の保存を考える」 国立歴史民俗博物館高科 真紀
清水万由子・林美帆・除本理史編『公害の経験を未来につなぐ
一教育・フォーラム・アーカイブズを通した公害資料館の挑戦』 一橋大学名誉教授 寺西 俊一

■全史料協この1年 107
■全史料協会則、投稿規程、執筆要領 112
■編集後記 123

(小林)

■地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資料ネット総覧

-人間文化研究機構「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事
業」監修. 天野真志; 後藤真編. 地域歴史文化継承ガイドブック: 付・全国資
料ネット総覧. 文学通信, 2022, 248p.

主な内容は以下の通りです。
----------
はじめに─地域で資料を保存・継承するには─ 天野真志
本書の使い方
第I部 歴史文化資料の基礎知識
1地域社会と歴史文化資料
 地域社会と歴史文化 平川 南
 地域と資料保存 天野真志
2 具体例と特徴
 古文書(記録資料) 加藤明恵
 民具 川邊咲子
 美術資料 安田容子
 公文書 松岡弘之
 震災資料 吉川圭太
3 保存・活用方法
 歴史資料保全のためのデジタルデータ 後藤 真
 紙製地域資料を遺す技術--手当てとその考え方-- 山口悟史
 地域に埋没する木製文化遺産 岡田 靖
 資料保存の担い手と技術をつなぐ--被災資料救済ワークショップの展開--
 天野真志
第II部 全国資料ネット総覧
「資料ネット」活動の広がり 天野真志
全国史料ネット研究交流集会 川内淳史
おわりに  永村 眞
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-909658-72-2.html

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(小林)

■江戸幕府の役職就任と文書管理

-吉川紗里矢. 江戸幕府の役職就任と文書管理. ゆまに書房, 2022, 456p.
主な内容は以下の通りです。
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序 章 研究史の整理と本論の課題
第一章 『九冊物』からみた奏者番と記録作成
第二章 奏者番の師弟関係と文書継承
第三章 寛政改革期の文書政策と寺社奉行
第四章 寺社奉行吟味物調役の成立過程と昇進活動  
第五章 天保期老中における文書管理と幕府人事  
  ―『御覚之控』を中心に―
第六章 天保期老中における手留の収集と文書管理 
  ―水野家・真田家を事例に―
第七章 慶応期奏者番における師弟関係と手留管理
終 章
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843362860

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(小林)

■これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門

-千枝大志; 川口淳編著. これであなたも歴史探偵!: 歴史資料調査入門. 風
媒社, 2022, 167p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに
I 希少な歴史資料の読み込み方 古代・中世
 史実からよみ直す藤原師長の伝承と史跡 西村健太郎
 中世の古文書を読んで古城を訪ねる 桐田貴史
 伊勢参詣曼荼羅にみる伊勢のニュータウン事情 千枝大志
 「売券」から聖地・伊勢の原風景を読む 千枝大志
II 豊富な歴史資料の集め方 近世
 古地図と地形から熱田神宮祭礼の周辺を読み解いてみる 細谷公大
 俳諧資料で江戸時代の風景を旅する 上嶋康裕
 伊勢型紙商人の足跡をさぐる 代田美里
 名所図会に描かれている動植物を調べてみよう 永田 孝
 松浦武四郎の文人ネットワークを探る 山本 命
 古本屋から見た歴史資料 奥村悠介
III 無数の歴史資料の捌き方 近現代
 お土産版画で明治期の伊勢変遷を探索してみよう 飯田良樹
 絵はがきを使って現地を歩いてみよう 朝井佐智子
 町並みを歩いて産業遺産を楽しむ 朝井佐智子
 古地図で楽しむ廃線 福原稔浩
 図書館・文書館を活用して昔のことを調べる楽しみ 中川 剛 マックス
 ハザードマップ・メンタルマップを解読する 安元彦心
IV 新たな歴史資料の活かし方 デジタル技術
 古地図観察に役立つ「古地図観察パネル」 日比野洋文
 石造物から歴史を読み解くコツと「ひかり拓本」の活用 上椙英之
 デジタル撮影とブログ公開で町をデジタル化する 桝屋善則
 江戸時代の巡礼ルートをIT技術で調査しよう 川口 淳
付録
 主な古文書慣用語一覧
 『御家正統書札文海』に載る主な書始文言と陰暦月の異名
 『御家正統書札文海』に載る主な書止文言
 主な古文書の形態
 西暦・和暦・干支対照表
主要参考文献
おわりに
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.fubaisha.com/search.cgi?mode=close_up&isbn=4302-8

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(小林)

■コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可能性

-板倉聖哲; 塚本麿充編. コレクションとアーカイヴ: 東アジア美術研究の可
能性. 勉誠社, 2022, 520p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに 板倉聖哲
I 東アジア美術研究・過去から未来へ─コレクションとアーカイヴ
 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み─『中国絵画総合図録』
三編完結まで 板倉聖哲
 附 参考資料 歴代教授履歴業績
 正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨
 唐絵研究の可能性─半島由来絵画を中心に 井手誠之輔
 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳)
II 東アジア美術研究の現在
 受戒と仏像 長岡龍作
 唐宋画牛考 竹浪遠
 宋帝后画像について─東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳
韻如(前田佳那訳)
 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介
 浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩
 惟肖得巌賛李白観瀑図試論─馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明
 洞天福地への旅─明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希
 東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究─呂紀と沈銓・南蘋派を例に
 黄立芸(植松瑞希訳)
 アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀
 中国近代と仏教絵画─金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充
 「旧王孫」が紡いだ詩画の縁─溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合
作」について 呉孟晋
おわりに 塚本麿充
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101269

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(小林)

■パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦

-菅豊; 北條勝貴編. パブリック・ヒストリー入門: 開かれた歴史学への挑戦.
 勉誠社, 2021, 512p.
主な内容は以下の通りです。
----------
序文
 パブリック・ヒストリー─現代社会において歴史学が向かうひとつの方向性
 菅豊
I 理論 Theories
 パブリック・ヒストリーとはなにか? 菅豊
 〈ありのままの事実〉を支えるもの─近代日本における歴史実践の多様性
 北條勝貴
 プラクティカル・パストと日本史─中世歴史実践史ノート 中澤克昭
II 実践 Practices
《歴史家とは誰か? Who is the Historian?》
 歴史と芸─神楽の過去を発掘する/演じるという歴史実践 俵木悟
 いまに生きる、いまに生かす歴史的空間における歴史実践─「Oターン郷土
誌家」を目指して 西村明
 滋賀県下の字誌にみる歴史実践 市川秀之
 コラム:「武田家属将美名録」はなぜ配られたのか─ある末裔の歴史実践
 及川祥平
《協働 Collaboration》
 「八重子の日記」をめぐる歴史実践 宮内泰介
 更地と工事現場からの文化創造と歴史実践─津波被災地における復興キュレ
ーション 加藤幸治
 朝鮮・日本の歴史認識と市民的協働─「韓国併合」一〇〇年をめぐる日韓の
運動から 加藤圭木
 コラム:「歴史」を回す─オビシャ行事とオニッキをめぐる歴史実践 金子
祥之
《オーラル・ヒストリーとライティング・ヒストリー Oral History and
 Writing History》
 戦争記憶をめぐる再帰的な歴史実践─オーラル・ヒストリーによる他者理解
と自己理解 石井弓
 オーラル・ヒストリーの敗北宣言─想像の死者へ向けた手紙 金菱清
 コラム:「歴史」する聖地創出 川田牧人
《ミュージアムとアーカイブズ Museums and Archives》
 歴史資料の保全と地域貢献・歴史実践 西村慎太郎
 東京大空襲・戦災資料センターを拠点とした「東方社コレクション」をめぐ
る活動─共同研究の進展と成果の公開 小山亮
 コラム:民俗文化財に対する内部者の目線と外部者の目線 村上忠喜
《デジタル・パブリック・ヒストリー Digital Public History》
 歴史のデータは誰のものか─Digital Historyがもたらす未来とは 後藤真
 「記憶の解凍」─資料の“フロー”化とコミュニケーションの創発による記
憶の継承 渡邉英徳
 コラム:歴史を刻む音楽─ある祭り囃子の「成長」 塚原伸治
《アートと歴史映写 Art and Historiophoty》
 歴史・アーカイヴズ・アートの連環─青森EARTH〈2012 超群島〉/〈2013
 すばらしい新世界─再魔術化するユートピア〉 飯田高誉
 映像という歴史叙述 青原さとし
 コラム:映像で文化を切り取る歴史実践の可能性─姫田忠義の映像製作 今井
友樹
 パブリック・ヒストリアンへの道程─あとがきにかえて 北條勝貴
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101222

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(小林)

■デジタルアーカイブの新展開

-時実象一. デジタルアーカイブの新展開. 勉誠社, 2023, 320p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに
第1章 災害とデジタルアーカイブ
第2章 文化を保存するデジタルアーカイブ
第3章 メディアを保存するデジタルアーカイブ
第4章 3DとAIが記録する世界
第5章 デジタルアーカイブは生きている
第6章 おわりに デジタルアーカイブの周辺
あとがき
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101373

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(小林)

■地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ

-松本恭幸編. 地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ. 大月書店,
 2022, 272p.
主な内容は以下の通りです。
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第I部 地域の情報環境整備
 第1章 官民連携による地域のコミュニケーションデザイン…松本恭幸(武蔵大
学)
 第2章 格差のない読書機会を享受できる社会へ…荒井宏明(一般社団法人北海
道ブックシェアリング)
 第3章 地域の情報拠点としての図書館…嶋田 学(京都橘大学)
 第4章 新しい地域メディアとしての市民参加型「本屋さん」…鈴木賀津彦(昭
和女子大学)
第II部 地域からの情報発信と交流の場づくり
 第5章 地域情報サイトの動向と展望…松本恭幸
 第6章 市民メディア全国交流集会…関本英太郎(東北大学名誉教授)
 第7章 コロナ禍に生まれた共感メディア…兼古勝史(放送大学)
 第8章 地方のNPOによる情報発信と地域の場づくり…畠山茂陽(NPO 法人ファ
イブブリッジ)
 第9章 江古田映画祭…田島和夫(古美術& ギャラリー古藤)
 第10章 大学生による地域の映像制作…坂本 旬(法政大学)
第III部 地域の記録と記憶の継承
 第11章 地域におけるコミュニティアーカイブの構築に向けて…松本恭幸
 第12章 地域のアーカイブコンテンツの持つ潜在的可能性…宮本聖二(ヤフー
株式会社)
 第13章 リレー型デジタルストーリーテリングと記憶の共有…土屋祐子(桃山
学院大学)
終章 持続可能な地域社会のデザインに向けて…松本恭幸
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b602377.html

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(小林)

■デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館

-久野和子監訳. デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブ
ズ、博物館. 松籟社, 2022, 256p.
主な内容は以下の通りです。
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1 はじめに 物理的な場所とバーチャルな空間:デジタル時代における図書
館、アーカイブズ、博物館
第I部 政策
2 LAM機関:サービスと利用についての立法と統計の国際比較
3 デジタライゼーション(業務デジタル化)要請:LAM政策における技術の神
聖化
4 諸制度はデジタル化へ向かう
5 LAM部門におけるデジタライゼーション(業務デジタル化)のためのノルウ
ェーの国家政策:その要請と実施
6 ヴィシェグラード諸国におけるデジタル化の組織と資金調達
7 ノルウェー文化政策における制度的収斂と分散:中央政府のLAM組織1999-
2019
第II部 職業
8 LAM専門職員と公共圏:図書館司書、アーキビスト、学芸員は公共圏におけ
る各機関の役割をどのように認識しているのか
9 図書館、アーカイブズ、博物館における利用者の参加と関与に関する認識と
意味
10 「いいね!」「シェア」「コメント」公共図書館や美術館によるフェイス
ブックの利用:ノルウェー・トロムソの事例研究
11 書架の間を読む:人生と仕事から見る図書館
第III部 利用者
12 デジタル時代におけるLAM機関の利用
13 ドイツにおける図書館と民主主義: 一般人と専門職との認識の対比
14 公共図書館での民主的な共生、小さな公共、そして参加による解放
15 いる、学ぶ、活動する:子どもたちの宮殿? 利用者の視点から見たトゥ
イーンズ・ライブラリー
16 ノルウェーにおける図書館とサーミの人びと─同化と抵抗
17 ウィキ作業の喜び:デジタル環境における職人意識、フロー、自己外在化
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出版社による紹介が以下のページにあります。
http://www.shoraisha.com/main/book/9784879844354.html

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(小林)

■デジタル時代のアーカイブ系譜学

-柳与志夫監修. 加藤諭; 宮本隆史編. デジタル時代のアーカイブ系譜学. みす
ず書房, 2022, 280p.
主な内容は以下の通りです。
----------
はじめに  柳与志夫
序章 デジタル時代のアーカイブの諸系譜をたどるために………加藤諭・宮本
隆史
第一部 アーカイブの系譜を解きほぐす
1 アーカイブの概念史………加藤諭
2 アーカイブの技術史………大向一輝
3 博物館・図書館・文書館から見たアーカイブ史………嘉村哲郎・加藤諭・福
島幸宏
第二部 多様なアーカイブの文脈を紐解く
4 自治体史とデジタルアーカイブ………福島幸宏
5 研究者から立ちあがるアーカイブ………宮本隆史・加藤諭・福島幸宏
6 文化活動の側面を持つアーカイブ──祭の記録から動画投稿まで………鈴木
親彦・谷川智洋・加藤謙信
第三部 アーカイブをメディアとして読み解く
7 複製技術とアーカイブ──日本における文書複製・保存技術の歴史的系譜…
……阿部卓也
8 デジタルテキストのメディア特性………中村覚・宮本隆史
9 コミュニティの想像とアーカイブ………稲葉あや香・宮本隆史
終章 まとめと展望………加藤諭・宮本隆史
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.msz.co.jp/book/detail/09555/

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(小林)

■地域資料のアーカイブ戦略

-蛭田廣一編. 地域資料のアーカイブ戦略. 日本図書館協会, 2021, 160p.
主な内容は以下の通りです。
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1章 地域資料とデジタル化
2章 地域住民と協働したデジタルアーカイブ
3章 学校教材としての地域資料のデジタル化
4章 地域資料のオープンデータ化と活用
5章 デジタルアーカイブ福井の展開
6章 民間資料の保存をめぐる現状と課題-多摩地域を中心に
7章 図書館の地域アーカイブ活動のために
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.jla.or.jp/publications/tabid/87/pdid/p11-0000000581/Default.aspx

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(小林)

■アーカイブの思想: 言葉を知に変える仕組み

-根本彰. アーカイブの思想: 言葉を知に変える仕組み. みずず書房, 2021,
 320p.
主な内容は以下の通りです。
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第1講 方法的前提
第2講 西洋思想の言語論的系譜
第3講 書き言葉と書物のテクノロジー
第4講 図書館と人文主義的伝統
第5講 記憶と記録の操作術
第6講 知の公共性と協同性
第7講 カリキュラムと学び
第8講 書誌コントロールとレファレンスの思想
第9講 日本のアーカイブ思想
第10講 ネット社会のアーカイブ戦略
エピローグ
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.msz.co.jp/book/detail/08970/

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(小林)

■映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来

-辻泰明. 映像アーカイブ論: 記録と記憶が照射する未来. 大学教育出版, 2020,
172p.
主な内容は以下の通りです。
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はじめに─ 映像アーカイブと情報メディアの革命─
第1章 映像アーカイブの意義と多様性
第2章 映像アーカイブの生成と類型
第3章 映像アーカイブにおける資料の特性
第4章 映像資料の利用とコンテンツの再生産
第5章 映像資料の情報記述
第6章 映像資料に関わる諸権利
第7章 映像リサーチャーの機能
第8章 映像アーカイブの進化と課題
終わりに─ 過去を制する者が未来を制する─
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出版社による紹介が以下のページにあります。
https://www.kyoiku.co.jp/00search/book-item.html?pk=1016

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(小林)

(インタビュー)国民のための公文書 元首相・福田康夫さん
聞き手・喜園尚史

朝日新聞2024年3月26日朝刊

(小林)

文書館のしごと アーキビストと史料保存

著者:新井浩文
刊行:2024年3月22日
ページ数:284 p.
定価 2,200円(税込)

詳細は吉川弘文館のサイトでご覧ください。
https://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b10045692.html

(小林)

京都大学大学文書館だより 第45号
2023.10.31 京都大学大学文書館発行

デジタル・アーカイブ連携をめぐる秩序と統制 逢坂 裕紀子 2
教職追放を受けた京大教員 渡辺 恭彦 4
日誌 6
大学文書館の動き:
『武藤一雄関係資料』 『藤縄謙三関係資料』 を公開しました 7
「吉田山防空壕」のこと 西山 伸 8

(小林)

アーカイブズ学研究 第39号 
編集・発行 日本アーカイブズ学会 2023年12月 

■特 集 【2023年度大会関係】 
企画研究会「アーカイブズ編成・記述の現在一国際的動向を背景に一」 
趣旨説明 
民間史料における編成と記述の再確認一整理現場の視点から 清水 邦俊 06 
東京大学文書館におけるシリーズ・システム導入の試み一現状と課題について一 千代田裕子 17 
アーカイブズ記述の新標準 Records in Contexts (RiC) をめぐる最新動向と 
今後の展望 元 ナミ 28 
アーカイブズ編成・記述の現在: 3つの壁を越える 坂口 貴弘 40 

参加記 
日本アーカイブズ学会2023年度大会に参加して 田中智子 46 
日本アーカイブズ学会2023年度大会参加記  坂本 昭彦 49 

動向 
「労働アーカイブズの現状と課題一法政大学大原社会問題研究所の事例より」を聴講して 森井 雅人 54 

書評 
友岡史仁著『行政情報法制の現代的構造』 田口 一博 60 
スー・マケミッシュ マイケルピゴット、バーバラ・リード、 
フランク・アップウォード編、 安藤正人監修、石原一則、 大木悠佑、
 坂口貴弘、 塚田治郎、平野泉、 保坂裕興、 森本祥子訳 『続・アーカイブズ論
  一記録のしくみと情報社会―』 古賀 崇 67 
柳与志夫監修、 加藤諭、 宮本隆史編 『デジタル時代のアーカイブ系譜学』 井上奈智 74 

紹介
宮間純一編 『公文書管理法時代の自治体と文書管理』 平尾 直樹 80 
石塚伸一編著『刑事司法記録の保存と閲覧一記録公開の歴史的・学術的 
社会的意義一 』 新見 克彦 84 
友同史仁編著『公文書管理一自治体条例制定・文書管理保存実務―』 柏原 洋太 88 

会告
投稿規程/執筆要領 91 
兩集後記 93 

(小林)

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